バンドの始まり
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「ザ・スピント・バンド」の記事における「バンドの始まり」の解説
ホブソン兄弟の父スティーブ、ヒューズ兄弟の義父スコット・ビルニーとジョン・イートンの叔父アンディーは「シン・シティ・バンド」(Sin City Band) を組んでいた。安酒場で演奏しており、地元デラウェア州ではある程度知られていたバンドであった。 バンドメンバーは、10代にはこれら父親世代の古楽器を誕生日やクリスマスにもらうようになっていた。まずジェフ・ホブソンがドラム・キットをジミー・フィッカ (Jimmy Ficca, 以前テレビで活躍していたドラマーのビリー・フィッカの弟)から譲り受けた。同じ頃、スコット・ビルニー(バンドのオリジナル・メンバーだったアルバート・ビルニーの父でもある)が4トラック・レコーダーを彼らに譲り使い方を教え込んだ。ここから、彼らはいろいろな楽器を試しながらレコーダーにギターやマイクを直接繋いで音楽を録音し始め、次から次へとテープを埋めていった。この頃、放課後に立ち寄ったニック・クリル (Nick Krill) も参加するようになる。11歳の頃から自分たちに「Free Beer」(無料ビール)というあだ名をつけたが、13歳になった頃にはこの名前がくだらないことに気づき、使うのを止めた。 現在もこの幼馴染グループで活動している。アルバート・ビルニーだけビジュアル・アートの道に進むためバンドから離れており正式メンバーではないが、バンドのビデオの主監督であり、バンドのビジュアル面を全般的に担当している。 自分たちの地下室スタジオは「ジャモンキー・スタジオ」と名付け、壁には「地下室スタジオから開始したら、あとは上に行くしかない」という言葉を掲げていた。
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バンドの始まり(1966年–1970年)
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「レ・オルメ」の記事における「バンドの始まり(1966年–1970年)」の解説
レ・オルメは、1966年にアルド・タリアピエトラ(ボーカル、ギター)、マリノ・レベスキーニ(ドラム)、ニーノ・スメラルディ(リード・ギター)、クラウディオ・ガリエッティ(ベース)によってヴェネツィアで結成された。もともとバンド名は「The Shadows」の直訳である「Le Ombre」と名付けるつもりだったものが、最終的に似たような音の「Le Orme」と決定した。バンドの初期の作品は、当時のイギリスから出てきたものと似ており、ビート・ミュージックとサイケデリック・ロックの間にある感じを呼び起こした。彼らの最初の主要な公演の1つは、1966年6月2日、メストレにあるコルソ劇場にて、彼らと他の地元のバンドがイギリスのビート・グループ、ザ・ロークス (The Rokes)に同行したときであった。 1967年、ミラノのCAR・ジューク・ボックス・レーベル(EMIによって拒否された)からのファースト・シングル「Fiori e Colori」をレコーディングした翌日、レベスキーニが軍に入隊した。すぐに交代で、解散したホポピ (Hopopi)に在籍していたミキ・デイ・ロッシが加入した。翌年、セカンド・シングル「Senti l'estate che torna」が、イタリア・フォノグラフィック協会とRAIが主催するテレビ音楽コンクール「Un disco per l'estate」に参加するために選ばれた。トニー・パリューカ(元ホポピ、デルフィニ)がキーボードでグループに加わったのはこの時だった。同年後半、バンドは1969年にリリースされる最初のアルバム『アド・グローリアム』のレコーディングを開始した。タイトル・トラックは、アイルランドのDJであるデヴィッド・ホルムスにより2000年のアルバム『エグジット・サイン』で「69 Police」という名前の曲にサンプリングされた。その後、映画『オーシャンズ11』のサウンドトラックでも再利用され、ラスト・シーンで目立つように使用されている。すぐにガリエッティも軍に入隊するため脱退することになり、タリアピエトラがベースの演奏をカバーするよう任せられた。ほどなくしてスメラルディも脱退し、この時点をもって最も成功した初期のバンドの中核となるトリオ編成が成立した。より豊かで複雑なサウンドへの進化は、バンドが1970年にリリースするアルバム未収録のシングル「Il Profumo delle Viole / I Ricordi Più Belli」で、すでに聴くことができる。
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