ニュージェネレーションの狂気(ニュージェネ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 08:59 UTC 版)
「CHAOS;HEAD」の記事における「ニュージェネレーションの狂気(ニュージェネ)」の解説
渋谷で起こっている不可解な連続事件の通称。非常に凄惨な犯行が多く、報道を自粛している放送局もある。自殺・他殺の違いや手口の違いは様々だが、共通して全ての事件の犯人・動機が明らかとなっていない。 集団ダイブ ニュージェネ第1の事件。9月7日深夜、渋谷コーネリアスタワーで起きた集団飛び降り自殺。高校生5人が屋上から飛び降りて転落死した。遺書は無く、遺族たちも動機が分からないと主張しており、状況証拠からも自殺とは考えられないとされている。なおタワーの屋上は関係者以外立入禁止となっており、施錠されていた。彼らの遺品から、その鍵は見当たらなかった。 妊娠男 ニュージェネ第2の事件。9月19日早朝、渋谷駅付近で起きた殺人事件。男子大学生が被害に遭い、その遺体の胃の中からは妊娠32週間の胎児の遺体が発見された。腹部に残った形跡から、被害者は胃に胎児を入れられた後に死亡したと見られる。DNA鑑定が実施されたが、男性と胎児の血縁関係はなかった。 張り付け ニュージェネ第3の事件。拓巳が発見する。9月29日午後10時頃、渋谷区円山町で起こった殺人事件。中年男性の遺体が裏路地のコンクリートの壁に十字架の形をした杭で張り付けられていた。犯人らしき不審者は私立翠明高校の制服を着ていたという目撃証言が複数ある。 ヴァンパイ屋 ニュージェネ第4の事件。10月10日午前5時頃、渋谷駅で起こった殺人事件。「ヴァンパイ屋」と名乗る人物からインターネットオークションで死体が撮影された写真が競りにかけられ、オークション利用者からの通報により警察が渋谷駅のトイレで男性の遺体を発見。遺体からは血が抜かれ、ミイラのような状態となっていた。また、その遺体の皮膚は緑色に変色していた。現場の壁には「その目だれの目?」という言葉が書かれていた。 ノータリン ニュージェネ第5の事件。10月23日未明、渋谷区の路上で起こった殺人事件。総合病院の医師が被害に遭い、遺体は頭部が切断され脳が取り除かれていた。司法解剖によると死因は栄養失調による衰弱死であり、驚くべきことに、この人物は脳が無い状態で1週間「生きていた」可能性が指摘されている。 美味い手 ニュージェネ第6の事件。10月28日午後8時頃、渋谷区渋谷川で女性の変死体が発見された。遺体は右手の肉が削り取られ、死因はその肉が体内に詰まったことによる窒息死であった。自殺であるか他殺であるかは分かっていない。アニメ版では物語の展開が変更され、この事件は起こっていない。 DQNパズル ニュージェネ第7の事件。11月4日午前5時頃、渋谷区の線路沿いで起こった殺人事件。3人の男性が被害に遭い、3人の遺体は上半身と下半身に分裂され、それぞれ他人の体と縫合されていた。3人の額には「D」・「Q」・「N」の3つの英字が刻まれていた。「DQN」という言葉は、ある匿名掲示板で「一般常識の無い人」という意味がある。アニメ版では「美味い手」の事件が起こっていないため、この事件が第6の事件とされている。なおこの事件の被害者は作中で拓巳を襲う3人と同一人物である。
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ニュージェネレーションの狂気
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「CHAOS;CHILD」の記事における「ニュージェネレーションの狂気」の解説
2009年9月から11月にかけて渋谷で起きた不可解な連続猟奇事件。通称「ニュージェネ」。事件の犯人や動機は明らかになっておらず、凄惨な犯行が特徴。
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