デジタルとアナログとは? わかりやすく解説

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デジタルとアナログ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 03:37 UTC 版)

コンピュータ」の記事における「デジタルとアナログ」の解説

デジタル計算機アナログ計算機という分類もあるが、アナログ計算機現代ではほとんどマイナーな存在となったことから、単にコンピュータという表現デジタルコンピュータを指すことが多い。 なお、「コンピュータ」という語を特に「電子計算機を指す語として使う場合があり、その用語法では、アナログ計算機のうち特に電子式アナログ計算機を指すのが「アナログコンピュータということになる。 また、対象連続ではなく整数のような離散的であるものは(例えエレクトロニクス使っていなくても)「デジタル」である。例えば、そろばんデジタルである。 アナログ計算機は、電気的現象機械的現象水圧現象利用してある種物理現象表現し問題を解くのに使われる計算機の一形態である。アナログ計算機ある種物理量別の物理量表し、それに数学的な関数作用させる入力変化に対してほぼリアルタイム出力得られる特徴があり(これはいわゆる高速型」の場合の話である。時間をかけてバランス取れた状態を見つけ出すとか、移動量の合計を得るといったような低速型のアナログ計算機」もある)、各種シミュレーションなどに利用されたが、演算内容変更するためには回路変更する必要があり、得られる精度にも限界があるので、デジタルコンピュータ性能の向上とDA/ADコンバータ高精度化・高速化によってその役割終えた。 なお、かつて電子式アナログコンピュータ重要な要素として多用されたものと同じ機能を持つ電子回路は、IC化された「オペアンプIC」として今日でも広く使われているが、モジュール化され簡単に使えるものになっているため、一般的にはコンピュータとは認識されていない。 以上のようにアナログ計算機が「量」(物理量)によって計算を行うのに対してデジタルコンピュータは、数(digit)によって「計数的」に計算を行う。現代ではもっぱらエレクトロニクス用いて2値論理による論理演算と、二進法による数値表現使っている(タイガー計算器のように歯車離散的な角度により十進法表現するものもデジタル計算機であるし、機械として見ると2値論理方式機械でも、数の扱いとしては3増し符号などにより十進法のものもある。数値表現法である「x進法」と、論理モデルである「x値論理」は、厳密に別ののであることに注意)。

※この「デジタルとアナログ」の解説は、「コンピュータ」の解説の一部です。
「デジタルとアナログ」を含む「コンピュータ」の記事については、「コンピュータ」の概要を参照ください。

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