deference
「deference」の意味・「deference」とは
「deference」とは、他人に対する敬意や尊敬を示す態度を指す英語の単語である。特に、年長者や上位者、専門家などに対する尊敬の念を示す際に用いられる。この単語は、尊敬の表現としての「敬意」や「尊重」を意味する他、他人の意見や判断を尊重するという意味合いも含む。「deference」の発音・読み方
「deference」の発音は、IPA表記では/dɪˈfɛrəns/となる。IPAのカタカナ読みでは「ディフェレンス」、日本人が発音するカタカナ英語では「ディファレンス」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。「deference」の定義を英語で解説
「deference」は、"polite respect, especially putting another person's interests first"と定義される。これは「丁寧な尊敬、特に他人の利益を最優先する」という意味である。この定義は、他人の意見や判断を尊重し、その人の利益を優先するという概念を強調している。「deference」の類語
「deference」の類語としては、「respect」、「reverence」、「admiration」、「esteem」などが挙げられる。これらの単語も「deference」と同様に、他人に対する尊敬や敬意を表す言葉である。「deference」に関連する用語・表現
「deference」に関連する用語や表現としては、「deferential」、「defer to」、「in deference to」などがある。「deferential」は形容詞形で、「deference」を示す態度を持つ人を指す。「defer to」は動詞形で、他人の意見や判断を尊重する行為を指す。「in deference to」は前置詞句で、他人の意見や判断を尊重する理由や動機を示す。「deference」の例文
1. He showed great deference to the elderly woman.(彼はその老婦人に大いなる敬意を示した。)2. In deference to his expertise, we followed his advice.(彼の専門知識を尊重して、彼の助言に従った。)
3. The junior staff treated the senior manager with deference.(下級スタッフは上級マネージャーに敬意を払った。)
4. Deference to authority is a common trait in this society.(この社会では権威への尊敬が一般的な特徴である。)
5. She spoke with deference to the professor.(彼女は教授に対して敬意をもって話した。)
6. In deference to his feelings, she decided not to bring up the subject.(彼の感情を尊重して、彼女はその話題を持ち出さないことにした。)
7. The deference he showed towards his mentor was admirable.(彼が師匠に示した敬意は称賛に値する。)
8. The students showed deference to their teacher by listening attentively.(生徒たちは注意深く聞くことで教師に敬意を示した。)
9. He always treats his elders with deference.(彼は常に年長者に敬意を払う。)
10. In deference to her wishes, we decided to cancel the event.(彼女の願いを尊重して、私たちはイベントをキャンセルすることにした。)
difference
「difference」とは、違い・差のことを意味する英語表現である。
「difference」とは・「difference」の意味
名詞「difference」の意味は、「違い、差異、相違点」だ。また「(数・量の)差」や「意見の相違、不和」といった意味も持っている。「difference」の複数形は、「differences」である。「difference」の発音・読み方
「difference」の発音記号は、「dífərəns」だ。日本語(カタカナ)で表記すると、「ディファレンス」となることが多い。ただ、実際に発音する場合には、「ディィファラァンス」に近い音となる。「difference」の詳しい発音の仕方については、以下の通りだ。・「dí(ディ)」:「d」は、舌の先を前歯のすぐ裏側の歯茎につけ、息を止める。急に「ドゥ」と息で破裂させるように発音する。「i」は、日本語の「エ」と「イ」の中間のような音だ。「エ」と「イ」を同時に言うような感じで、「イ」と発音する。
・「fə(ファ)」:「f」は、上の前歯を(軽く噛むように)下唇にあてる。隙間から、「フ」と息を出す。「ə」は口をあまり開けず、弱く「ア」と言う。
・「rə(ラァ)」:「r」は、舌の先を内側に巻く。舌は口の中のどこにも触れず、日本語の「ル」のような音を出す。「ə」は、「rə」の「ə」と同じ。
・「n(ン)」:舌の先を前歯のすぐ裏側の歯茎につけ、息を(口から出ないように)止める。鼻から「ン」という音を出す。
「difference」の語源・由来
「difference」は、「differ」が名詞化(differ+ -ence)した単語だ。「物事が分離して運ばれる」というイメージを持っている。「differ」は、ラテン語の「dis-(分離して、ばらばらに、別々に)」と「fero(運ぶ、持っていく)」を合わせたもの。「fero」は、「bher-(運ぶ)」が語源となっている。「difference」と「different」の違い
「different」は、「違った、異なる、別々の」といった意味を持つ形容詞だ。「difference(違い)」は名詞であるのに対して、「different(違った)」は形容詞だという違いがある。「difference in」と「difference of」違い
「difference in」は、「違いが何なのか」を表している。「difference in amount(量の違い)」のように、「difference in」の後には「違いの対象となる事柄」を置く。一方、「difference of」が示すのは、「違いがどれだけあるのか」だ。「There is a difference of 23%.(23%の違いがある)」のように、「difference of」の後には「違いの程度」を表す語を置く。「difference」を含む英熟語・英語表現
「make a difference」とは
「make a difference」は、「影響を与える」ことを意味する英語表現だ。「make a difference to~」で、「~に影響を及ぼす、~に変化をもたらす」という意味になる。「make」と「difference」の間には、「(a) great」や「no」、「any」などを用いる場合もある。
「find the difference」とは
「find the difference」は、「間違い探し」という意味。「find」には、「探す」という意味がある。「find the difference」の具体的な使い方として、「She enjoyed find the difference puzzles.」などが挙げられる。
「difference in」とは
「difference in」は、「~の違い、~における違い」という意味を持つ英語表現だ。
「difference from」とは
「(be) difference from」は、「~とは異なる、~とは違う」ことを意味する英語表現。強調する場合には、「completely」や「totally」といった副詞をbe動詞の後ろに置く。
「difference between」とは
「difference between」は、「~の間の違い」という意味を持った英語表現である。「difference between A and B」で、「AとBの違い」を表す。
「how difference」とは
「how difference」は、「How much is the difference between A and B?(AとBの差はどれくらい?)」という形で用いられている。
「difference」に関連する用語の解説
「different」とは
形容詞「different(違った、異なる、別々の)」は、「様々な」という意味も持っている。「他とは違う、他のものと類似性がない」というイメージ。「(many) different problems」や「different ways」のように、複数名詞(名詞の複数形)を伴う。具体的なものはもちろん、抽象的なものにも「different」を用いることが可能だ。
「differences」とは
「differences」は、名詞「difference」の複数形である。「違い、相違、差異」という意味。異なる点が多くあることを表している。
「time difference」とは
「time difference」は、「時差」を指す。ある地域の時刻と、他の地域の時刻の差を表している。
「cultural differences」とは
「cultural differences」は、「文化の違い」という意味を持つ英語表現である。
「difference」の使い方・例文
・It doesn't make a difference to me.(どちらでも構わない。)・It makes no difference.(どっちでもいいよ。)
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