ミア・グレイス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/10 20:54 UTC 版)
「オーグメンテイション」の記事における「ミア・グレイス」の解説
エドワード証誓王の「しるし」(正確には紋章とは呼べない) リチャード2世の紋章 愛顧・恩寵を示すオーグメンテイションは、功績に対するものより主権者の意向が大いに反映される。イングランド王リチャード2世は、エドワード証誓王(懺悔王)の「しるし」を紋章の向かって左半分(デキスター側)に加えていたが、近親者にもこの「しるし」をアーミンのボーデュアでディファレンスしたうえで同様にデキスター側に加えることを許し、それによって愛情を示したことで知られる。リチャード2世のように血縁者や寵臣に対してオーグメンテイションを乱発した王もあった一方、イングランド国内で清教徒革命の危険が高まったために祖国からフランス王国へ亡命したチャールズ2世のように、そのような革命の混乱にあっても忠誠を尽くした家臣にオーグメンテイションを与えるなど、対象を大幅に絞った王もあった。
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