スーパーマーケット (SM)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 07:52 UTC 版)
「イオン (店舗ブランド)」の記事における「スーパーマーケット (SM)」の解説
スーパーマーケットのイオンは、イオンリテールが運営する、地域に密着した食料品・日用品中心のスーパーマーケットである。前述のとおり、複合商業施設内への出店だったこともあり、これらの店舗では「イオン食品館」の屋号を掲げている。2011年(平成23年)3月1日にはイオンリテールで唯一のマックスバリュとして営業していた中条店(新潟県胎内市)が「イオン」へブランド変更した。 その後、スーパーマーケット業態での新規店舗も開業するようになり、2015年(平成27年)12月4日にイオンタウン仙台富沢の核店舗としてオープンした仙台富沢店(宮城県仙台市太白区)は、イオンリテール運営店舗で初となる売場面積1,000平方メートル以下の小型店舗(約840平方メートル)。 2016年(平成28年)3月5日にオープンした広野店(福島県双葉郡広野町)は広野町の公共商業施設である「ひろのてらす」に入居する店舗である。同年7月12日には、山梨県甲府市の商業施設ビルKoKoriの地下1階に、甲府ココリ店をオープンした。 また、前述のとおり、同年3月1日にマックスバリュ東北が運営していた新潟県の「マックスバリュ」7店舗がイオンリテールへ継承され、同年3月15日に村上肴町店が開業したのを皮切りに、同年3月17日に山二ツ店(新潟県新潟市中央区)、同年3月19日に荒川アコス店(新潟県村上市)、同年3月22日に藤見町店(新潟県新潟市東区)、同年3月24日に上木戸店(新潟県新潟市東区)、同年3月26日に笹口店(新潟県新潟市中央区)と順次「イオン」としてオープンし、同年3月30日にオープンした亀田店を以ってマックスバリュ東北から継承したすべての店舗を「イオン」としてオープンした。 なお、モリシア津田沼店と南砂町スナモ店は2017年8月31日をもって閉店し、ダイエーへ吸収分割の上で継承され、屋号を「ダイエー」に改め、後述するフードスタイルストア(AEON FOOD STYLE by daiei)業態に移行して同年9月5日にオープンした。 同年9月20日には、埼玉県吉川市にあるイオンタウン吉川美南の2期区画(現:西街区)の増床オープンに合わせ、核店舗として、SSM業態のイオン吉川美南店がオープン。なお、同店舗は2021年6月12日の3期区画(東街区)増床オープンに先駆け、同年6月5日に西街区2階に出店していたFT吉川美南店跡地に直営売場を新設し、GMSに業態転換している。 2018年9月8日には、グループ会社のOPAが運営する諏訪ステーションパークにSM業態のイオン諏訪ステーションパーク店がオープンした。 2019年には利便性向上のため、既存店舗が出店するエリア内に食品スーパーを出店するようになり、新百合ヶ丘駅前に総合スーパー業態のイオンスタイル新百合ヶ丘が出店している神奈川県川崎市麻生区には同年3月29日にイオンスタイル上麻生が、浦和美園駅前に浦和美園店が出店している埼玉県さいたま市緑区には同年4月26日にイオンスタイル美園三丁目が、西鶴間に総合スーパー業態の大和鶴間店が出店している神奈川県大和市つきみ野には同年10月12日に旧つきみ野店跡地にイオンスタイルつきみ野 が順次開業した。3店舗では共通でイートインスペース「ここdeデリ」を併設し、一般用医薬品も取り扱うほか、上麻生と美園三丁目では食品スーパーでありながら調剤薬局の「イオン薬局」も併設されている。 同年4月27日には新潟県新潟市中央区にイオンスタイル上所をオープン。本店舗はイオンリテールの「北陸信越カンパニー」が新たな店舗形態となる「小商圏対応型スーパー(直営面積1,000~3,000平方メートルの店舗)」の1号店として開店するもので、旧中央卸市場跡地に開業された「Dia Land(ディアランド)」の商業エリア「マルシェコート」に出店している。 同年7月14日には福島県双葉郡浪江町にイオン浪江店をオープン。同店は食料品・日用消耗品・医薬品に特化した小型店舗だが、店舗に設置のタブレット端末にて寝具・収納用品・ベビー用品などの取り寄せサービスが行われており、店舗以外の場所での受け取りも可能である。 2020年4月23日には、宮城県石巻市に石巻駅前店をオープン。同店は旧さくら野百貨店石巻店跡に移転開設した石巻市役所の1階で営業していたエスタ跡に居抜き出店した店舗である。食料品・日用品を中心としたスーパーマーケット業態となり、石巻市立病院が隣接している立地を生かし、調剤薬局の「イオン薬局」も併設されている。なお、運営はイオン東北となっており、イオン東北発足後初の新規店舗となる。 同年5月15日には、東京都江東区に食品スーパー業態のイオンスタイル有明ガーデンをオープン。本店舗は住友不動産ショッピングシティ 有明ガーデンの1階に出店し、店舗規模と地域ニーズに基づいて食品をベースに品ぞろえやサービスを設定して提供する都市型店舗に位置づけられる。 同年5月29日には新潟県新潟市秋葉区にイオンスタイル新津をオープン。同店はホームセンタームサシ跡に新規出店し、マックスバリュの標準面積程度の店舗規模に生活必需品を取り揃え、貸出用の専用スマートフォンを使用してバーコードをスキャンし、専用端末機で支払を行う「レジゴー」を導入するなど「ショートタイムショッピング型」の店舗に位置づけられる。 同年6月には同年4月5日を以て閉店し、新潟県から撤退した「スーパーマーケットバロー」の上越市内の店舗を継承し、11日に下門前店、25日に上越寺店 が順次オープンした。 2022年6月時点ではスーパーマーケット業態は計34店舗を展開しているが、イオンリテールの公式サイトには前記の通りGMS業態と一括して紹介されている。東北地方の店舗は2020年3月1日よりイオン東北が運営する。 また、上記以外の「マックスバリュ」については統合は行われず、従来通りの屋号で展開される。
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