ジホモ‐γ‐リノレン酸とは? わかりやすく解説

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ジホモ‐ガンマリノレンさん【ジホモ-γ-リノレン酸/ジホモガンマリノレン酸】

読み方:じほもがんまりのれんさん

n-6系脂肪酸一つ体内リノール酸アラキドン酸代謝される過程生成されるDGLAdihomo-gamma-linolenic acid)。


ジホモ‐γ‐リノレン酸

分子式C20H34O2
その他の名称(8Z,11Z,14Z)-8,11,14-Icosatrienoic acid、ジホモ-γ-リノレン酸、Dihomo-γ-linolenic acid、γ-ホモリノレン酸、γ-Homolinolenic acid20:3(n-6)、(8Z,11Z,14Z)-Icosa-8,11,14-trienoic acidw6-エイコサトリエン酸、w6-Eicosatrienoic acid、Dihomo-γ-linolenate、DGLA
体系名:(8Z,11Z,14Z)-イコサ-8,11,14-トリエン酸、(8Z,11Z,14Z)-8,11,14-イコサトリエン酸


ジホモ-γ-リノレン酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/01 07:26 UTC 版)

ジホモ-γ-リノレン酸
識別情報
CAS登録番号 1783-84-2
PubChem 5280581
ChemSpider 4444199
UNII FC398RK06S 
特性
化学式 C20H34O2
モル質量 306.48 g mol−1
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。
ハナニラは前駆体のγ-リノレン酸を豊富に含む
必須脂肪酸の代謝経路とエイコサノイドの形成

ジホモ-γ-リノレン酸(ジホモ-ガンマ-リノレンさん、Dihomo-gamma-linolenic acid、DGLA)は炭素 20 個からなるω-6脂肪酸である。20:3 (n−6) とも表記される。化学的には、DGLA は 20 の炭素原子と 3 つのシス結合の二重結合を持つカルボン酸であり、1 つめの二重結合はω末端から数えて 6 番めの炭素原子にある。DGLA はγ-リノレン酸(18:3 (n−6))を伸長することによって得られる。

生理活性

DGLAのエイコサノイド代謝物には次のようなものがある。

これらは全て、抗炎症性の効果をもち、アラキドン酸から生成するアナログとは対照的な効果を持つ。抗炎症性のエイコサノイドを作るだけではなく、DGLAはシクロオキシゲナーゼやリポキシゲナーゼに対してアラキドン酸と競合し、アラキドン酸由来のエイコサノイドの生成を抑制する。

少量を経口摂取すると、抗血栓症効果を見せる[3]。γ-リノレン酸を日常的に摂取することにより、血清中のアラキドン酸濃度を増やさずにDGLAの濃度を増やすことができる[4]と主張されているものの、現代では、リノール酸からγ-リノレン酸、ジホモ-γ-リノレン酸を経て、炎症性の誘導体の原料となるアラキドン酸に変換されるω-6脂肪酸の摂取が過剰であるとされている[5][信頼性要検証]

出典

  1. ^ Fan, Yang-Yi and Robert S. Chapkin (9 September 1998). Importance of Dietary gamma -Linolenic Acid in Human Health and Nutrition. Journal of Nutrition 128 (9): 1411-1414. http://jn.nutrition.org/cgi/content/full/128/9/1411. 
  2. ^ Belch, Jill JF and Alexander Hill (January 2000). “Evening primrose oil and borage oil in rheumatologic conditions”. February 12, 2006閲覧。 PubMed cite
  3. ^ Kernoff PB, Willis AL, Stone KJ, Davies JA, McNicol GP (1977). “Antithrombotic potential of dihomo-gamma-linolenic acid in man”. ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル 2 (6100): 1441–4. PMID 338112. 
  4. ^ Johnson MM, Swan DD, Surette ME, et al (1997). “Dietary supplementation with gamma-linolenic acid alters fatty acid content and eicosanoid production in healthy humans”. J. Nutr. 127 (8): 1435–44. PMID 9237935. 
  5. ^ 8章危険なサプリ」金城学院大学/日本脂質栄養学会共催シンポジウムの抄録 『 脂質栄養学の新方向とトピックス

ジホモ-γ-リノレン酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 06:10 UTC 版)

不飽和脂肪酸」の記事における「ジホモ-γ-リノレン酸」の解説

ジホモ-γ-リノレン酸(ジホモ-ガンマ-リノレンさん、dihomo-gamma-linolenic acid, DGLA)は、炭素20の8,11,14-トリ不飽和脂肪酸である。C19H33CO2H、IUPAC組織名 (8Z,11Z,14Z)-icosa-8,11,14-trienoic acid数値表現 20:3 (8,11,14), n-6分子量306.48。CAS登録番号 1783-84-2。

※この「ジホモ-γ-リノレン酸」の解説は、「不飽和脂肪酸」の解説の一部です。
「ジホモ-γ-リノレン酸」を含む「不飽和脂肪酸」の記事については、「不飽和脂肪酸」の概要を参照ください。

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