サラダボウルとは? わかりやすく解説

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サラダ‐ボウル【salad bowl】

読み方:さらだぼうる

サラダ調理するときに用い深鉢


サラダボウル

行政入力情報

団体名 サラダボウル
所轄 東京都
主たる事務所所在地 武蔵野市吉祥寺本町一丁目1番4号
従たる事務所所在地
代表者氏名 小松 由美
法人設立認証年月日 2020/05/27 
定款記載され目的
この法人は、広く一般市民対象として、地域住民並びに民間団体の間の情報交換親睦図り相互の向上と共通して有する問題協力して取り組むことを通じて地域活性化図り、もって地域における経済活動発展寄与することを目的とする。 
活動分野
保健・医療福祉     社会教育     まちづくり    
観光     農山漁村中山間地域     学術・文化芸術スポーツ    
環境保全     災害救援     地域安全    
人権・平和     国際協力     男女共同参画社会    
子どもの健全育成     情報化社会     科学技術振興    
経済活動活性化     職業能力雇用機会     消費者保護    
連絡助言援助     条例指定    
認定
認定・仮認定
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サラダボウル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/16 09:44 UTC 版)

白色・無地のサラダボウルの例。

サラダボウル(英語:salad bowl)とは、ボウルの形をした食器の一種であり、サラダ、特にトストサラダを盛り付けるのに利用される。

材料

サラダボウルは、通常食器に使われるうちのどの材料で作られることもある。例えば、セラミック金属プラスチックガラス木材などで作られたサラダボウルが存在する。

木製

1940年代から1960年代にかけて、アメリカ合衆国の多くの料理本では木製のサラダボウルが薦められていた。この流行はレストラン経営者で料理作家のジョージ・レクター英語版1936年9月5日に『サタデー・イブニング・ポスト』に寄稿した「サラダのお悩み」という題名のコラムがきっかけとなった。このコラムにおいてレクターは、ニスのかかっていない木製のサラダボウルを推奨した。このようなサラダボウルはフランスの伝統であると言い伝えられている。レクターは、ニンニクの旨味を引き出すために、サラダボウルにすり下ろしたニンニクを塗り、さらにそれに油を塗り、そしてサラダボウルは決して洗わないことを薦めた[1]

(前略)年齢にはボウルと共にすべき全てのことがある。(中略)ご存じの通り、木材は吸収性を持ち、あなたが何年かの間自分のサラダボウルにニンニクをすり下ろして塗り続け、さらにその上から油を重ね塗りすることを続ければ、それはコリント青銅英語版パティナ、そして、100年もののブランデーのように、個性として認められるだろう。(中略)30年間の本当の幸せは、建立2000年の中国ビャクダン製の寺院と同じくらいのものと認められるようになるまで、ひたすら油を塗り、磨き、そして味わい続けることによって得られる。
ジョージ・レクター、「サラダの日々」[2]

1936年のクリスマスの季節までには、木製のサラダボウルは流行の贈り物になっていた[1]1949年までには文化評論家のラッセル・ライネス英語版が、教養人は決して「自分のサラダボウルを洗うことを夢見ることはない」と述べるまでになった[3]

その後すぐに、木製のサラダボウルについては批判も発生したが、その後批判はされなくなった。

おしまいに、廉価で作りの悪いサラダボウルはすぐに壊れてしまううえ、油がボウルの割れ目にしみこむことによってやがてボウルは悪臭を持ってしまうし、ニンニクが頻繁にその表面をこすられた場合、理想的な、かすかで淡い下地はすぐに悪臭を帯びてしまい、ボウルは臭いとしか表現しようのない事態になる。
ルイ・P・ド・グイ(1945年)、『緑の混合』[4]
大きな木製のサラダボウルは、私たちが何度も厳然と言っている通り、日常的に使うことによって、たとえ全く洗わなかったとしても乾燥するようになる。しかし、ボウルは遅かれ早かれ、目に見えないほど小さな割れ目ができて成長してゆき、油や食べ物の小さなかけらが必ずその中に入り込み、そして腐ったような臭いを発するようになってしまうであろうことを指摘しておかなくてはならない。
マイケル・フィールド英語版 (1965年)、『マイケル・フィールドの料理学校』[5]

使用

サラダボウルの上にすり下ろしたニンニクを塗ることは、はるか以前から行われている行為である。

カポン英語版」と呼ばれる動物から作ったパンの皮ですり下ろしたニンニクをサラダボウルに塗る
J・B・B・ド・ロックフォール(1815年)[6]、『フランス人の私生活の歴史』

アメリカ合衆国においても、レクターに先立って、1926年にホテル・マンスリー・プレスから出版された、サラダの料理本『エッジウォーター・ビーチ・ホテル・サラダ・ブック』において、サラダボウルが多くのレシピの食器として推奨されている[7]

サラダボウルには様々な形や大きさのものがあり、非常に平たいものから、非常に高いものまである。

サラダ・ボウル論

カール・デグラーはアメリカ合衆国の民族の多様性あるいは多文化主義を積極的に評価して「サラダ・ボウル論」と名付けた[8]

脚注

  1. ^ a b Charles Perry, "Cool Food: When Salad Bowls Stalked the Earth", Los Angeles Times, August 20, 1992
  2. ^ George Rector, "Salad Days", Saturday Evening Post, September 5, 1936, as quoted in Perry, "Cool Food"
  3. ^ Russell Lynes, The Tastemakers, 1949, ISBN 0448000547 (1972 printing), p. 316
  4. ^ Louis P. DeGouy, "The Mixing of the Green", Gourmet, March 1945, reprinted in Ruth Reichl, ed., Endless Feasts: Sixty years of writing from Gourmet , 2002, p. 339
  5. ^ Michael Field, Michael Field's Cooking School, 1965, p. 298
  6. ^ J. B. B. de Roquefort, Histoire de la vie privée des françois, Paris:Laurent-Beaupré, 1:17
  7. ^ Arnold Shircliffe (1926). The Edgewater beach hotel salad book. Hotel Monthly Press. https://archive.org/stream/McGillLibrary-104445-108/104445_djvu.txt 2020年4月21日閲覧。 
  8. ^ 中野雅博. “多文化社会の光と影 -「多文化社会論最終講義」より-”. 立命館大学. 2021年1月6日閲覧。

サラダ・ボウル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/23 02:09 UTC 版)

サラダ・ボウル』(Salad Bowl)は、テレビ神奈川(TVK)に於いて1985年10月5日から1986年3月29日にかつて放送されていた、日本初のBGV(環境ビデオ)番組である。放送は毎週土曜日朝8時00分から8時29分。音声多重放送(ステレオ放送)番組。本編中には一切コマーシャルの入らない「サスプロ(=自主制作)扱い」の放送番組だった。




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