サザンクロスシルバー開発事業編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:20 UTC 版)
「釣りバカ日誌」の記事における「サザンクロスシルバー開発事業編」の解説
滝川 悠一 海外事業部次長。 朝本部長の部下で、オーストラリア・ケアンズの現地所長を兼任しており、伝助・大野・武上の3名をケアンズ空港まで迎えに来ていた。 アボリジニとの用水引き込み交渉の際、到着から間もない伝助が解決の潤滑油になった為、伝助のことを高評価していた。 工事着工に伴い、次のプロジェクトの為に本社に帰任した。 大野 浩 営業部第一課係長。 伝助とともにサザンクロス開発事業部兼務を辞令を受け、オーストラリアへ先遣隊として赴任する。 穏やかな人柄で、伝助に突っかかる武上を抑えるのに苦労していた。 滝川次長の後を受けて、増強される現地所長となった。 武上 徹 営業部第二課員。 伝助とともにサザンクロス開発事業部兼務を辞令を受け、オーストラリアへ先遣隊として赴任する。 「ドモドモ」調子の伝助を侮蔑しており、先遣隊の任務事案3案件を全て伝助が解決した時に怒りが爆発し一方的に殴るが、反撃してこない伝助の姿と大野の仲裁で反省する。 滝川次長の後任となった大野の補佐役を命じられた。 ニック・ゴードン ケアンズ運送ユニオンのリーダー。 反日感情が高く、鈴建の輸送依頼を断っていた。 伝助がタウンズヒル空港をケアンズ空港と聞き間違えて降りてしまった際、たまたま入店したバーで飲んでいた白人。 伝助の「ドモドモ」と「ハロー!アイアム・ハマチャン」を気に入り、酒を酌み交わす中に。 伝助は彼の名前を知らずに「コアラのとっつあん」と呼んでいた。 間違えて飛行機を降りたという事情を聞いてケアンズまで送ろうとしたが、仕事中だったためそのときは別れた。 だが、後日結婚パーティーで再会。サザンクロス事業に資材・砂利の輸送で協力することを了承した。 アニメでは、タウンズヒルであったことを知らなかった伝助がヒッチハイクしようとした大型トラックから現れた。器用にニックの帽子を釣り上げたことで気に入り、飲み交わした。 アボリジニの人たち 伝助が「コアラのとっつあん」たちと別れてからヒッチハイクで乗車させてくれた人たち。 ケアンズと全く違うところへ来てしまった伝助を宿泊させたが、物怖じせず溶け込んだ伝助を気に入る。 後日、サザンクロス事業の用水引きこみ交渉で伝助が現れた際、「ハマチャンなら持ってけ」と同意した。 ジョー / ギャリー / トム アメリカ資本が建設した海洋基地視察の帰路の途中で、伝助が出会った現地の釣り人たち。 ジョーと伝助がNO.1フィッシャーマンをかけて勝負した際、伝助が乗った船の船長で、ギャリーとトムはその船のスタッフ。 ジョーは口が悪いうえ、船の操縦も荒い。 そのあまりに乱暴な操船から船室で横になって休んでいた伝助に、「そんな事じゃダメだ」と言っていたが、キャビンに伝助が出てきたときは驚いていた。 ジョー自身はシイラを釣り上げていた。 伝助がブラックマリーンを釣り上げたとき500ポンドだった為、放流。ラストチャンスを願う伝助の熱意を了承し、大物ブラックマリーンが狙える10リボンへ案内する。 見事伝助は1345ポンドのブラックマリーンを釣上げることができた。 ゲン爺さん ジョーの父親。 かつて第二次世界大戦でオーストラリア近海で戦闘機が不時着し、オーストラリアの捕虜収容所に送られて以来、日豪両国を恨む偏屈な人物になってしまった。 ジョーと揉め勘当にしていたが、見事1345ポンドのブラックマリーンを釣り上げさせたジョーを「一人前」と称え、和解した。 後に、サザンクロス事業の海洋基地及びその周辺の土地買収に同意し、ジョーを基地キャプテンとして雇用するという付帯契約にも同意し売却した。 アニメでは戦争関連は明かされず、「日系人」と紹介されている。 キャロル サザンクロス事業のケアンズ事務所のスタッフ。白人。 ジョーに好意をもっていたが、自分で釣ることしか考えないキャプテンだった為、好意を打ち明けることは無かった。ジョーが伝助にブラックマリーンを釣り上げさせることがきっかけで乗船客のことも考えることが出来るようになったことと、ゲン爺さんと和解したことから、ジョーに好意を打ち明けた。 その後ジョーからプロポーズを受け同意。結婚することになった。
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