クリムゾン・タウン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 23:13 UTC 版)
「スレイヤーズの登場人物」の記事における「クリムゾン・タウン」の解説
アリア=アシュフォード クリムゾン・タウン魔道士協会所属の魔道士。反乱を起こしたカイラスのもとから姉のベルを助けるためにリナたちに助力を頼む。本人曰く、「(攻撃呪文は)使えないよりはマシ程度」との事だが、使った呪文はディラールとほとんど変わらない。実戦で戦うためには経験と度胸が足りなかったが、ディラールが死んでからは吹っ切れてリナやディラールが使った戦法を使い積極的に戦う。リナによってカイラスは倒されたが、再会したベルから事件はカイラスへの復讐のためにベルがドゥールゴーファを使って仕組んだものだと知る。ドゥールゴーファと同化して襲いかかってくるベルを止めるために、自らダガーに刺されドゥールゴーファの傷付けた相手の知識を吸収する能力を利用して、自分の姉への想いを伝えて命を落とす。 ベル アリアの姉。カイラスにしつこく結婚を迫られ、婚約者が居ると断っていたが、婚約者がおかしな事故で死亡。カイラスに婚約者と同じようにアリアを殺すと脅迫されて結婚させられる。カイラスへの憎しみをつのらせていた折に、シェーラにドゥールゴーファを授けられる。そしてドゥールゴーファを使いカイラスや魔道士協会の人間を合成獣へと変え、カイラスに反逆者の汚名を着せて殺そうと考えた。カイラス死後、ドゥールゴーファと同化して全身漆黒の姿となり、リナたちと戦う。ベル自身が戦いの素人なので同化後は剣でしか戦えないが、ダガーで傷をつけた相手の能力や知識を吸収することが出来る他、黒い霞で魔法攻撃を中和できる上に、ガウリイの斬撃すら受け付けないほど全身が高い強度を持つ。手詰まりに思えたが、アリアがダガーに自ら刺されてベルを想う気持ちを伝えることによってベルとドゥールゴーファの同化に歪みが生まれ、リナが「神滅斬(ラグナ・ブレード)」で断ち割り滅びる。 カイラス クリムゾン・タウン魔道士協会評議長。政治手腕に長け魔道士としての実績は高いが、人間としては及第点をつけられず人望は薄く女房に逃げられている。研究対象は魔道技術の一般応用。ベルを妻にしようとして言い寄り、婚約者がいると断られるが、その婚約者が事故死した際に(カイラスが殺害したかどうかは不明)「アリアが婚約者みたいになったらどうする」とベルを脅迫し無理矢理結婚した。ドゥールゴーファを手に入れたベルによって合成獣に変えられ、領主を殺害して反乱者の汚名を着せられる。他者を吸収して能力を獲得する力を使いミュカレを取り込んでリナたちに襲い掛かったが誘導されて「神滅斬(ラグナ・ブレード)」で斬りつけられ死亡。 ゾナゲイン クリムゾン・タウン魔道士協会所属の魔道士。猫背の老人。ドゥールゴーファによって合成獣へと変えられた。攻撃呪文を使うほか、背中から蜘蛛の脚のようなものを生やして高速で移動したり、口から糸を吐いて相手の動きを制限する。鼠を口笛で集め、精神世界面からデーモンを召喚・憑依させてレッサー・デーモンをダース単位で量産するなど多彩な能力を持つ。ベルの命令でアリアを監視しており、リナ達を度々襲撃する。カイラス邸でリナ、ガウリイ、アリアの連携攻撃によって倒された。 グライモア クリムゾン・タウン魔道士協会所属の魔道士。ドゥールゴーファによって合成獣へと変えられ、リザードマンのような姿にされる。斬られても何度でも伸びる爪でガウリイを追い詰めるが、ゾナゲインとの連携ミスの隙をつかれ倒された。 ナロフ クリムゾン・タウン魔道士協会所属の魔道士。ドゥールゴーファによって合成獣へと変えられ、口と鼻に当たる場所から緑の触手が無数に生えた青緑色の水死体のような姿にされる。クリムゾンで水中部隊を率いており、地底湖に流されたリナ達と戦う。雄叫びで「暴爆呪(ブラスト・ボム)」を発動させるなど強力な力を持っていたが、アリアを人質にとってまともに戦おうとしなかったのが災いし、リナが注意を引き、ガウリイ・ディラールの連携で頭を真っ二つに斬られてあっさりと倒された。死体はアイレウスに吸収された。 アイレウス クリムゾン・タウン魔道士協会で地下倉庫管理をしていた魔道士。ドゥールゴーファによって合成獣へと変えられた。植物に近い性質をしており、強い再生能力を有している他、他者を吸収して能力を獲得することが出来る。カイラスの屋敷全体を覆っており、リナに地底湖でやられたと見せかけてカイラスの屋敷でディラールを殺害した。ただし外専用で屋敷の内部には入れないようである。僅かな一片からでも再生する可能性があるため非常に厄介に思われたが、カイラスが死に用済みとなり枯死した。 エリディア=ミュカレ クリムゾン・タウン魔道士協会所属の魔道士。アリアの友人だったが、ドゥールゴーファによって合成獣へと変えられた。全身がエメラルドのような緑色で魔術を拡散反射する能力を有し、カイラスの盾として使われる。その後カイラスに頭を砕かれ吸収された。
※この「クリムゾン・タウン」の解説は、「スレイヤーズの登場人物」の解説の一部です。
「クリムゾン・タウン」を含む「スレイヤーズの登場人物」の記事については、「スレイヤーズの登場人物」の概要を参照ください。
- クリムゾン・タウンのページへのリンク