オーストラリア人の対日・対日本人感情
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 01:54 UTC 版)
「日豪関係」の記事における「オーストラリア人の対日・対日本人感情」の解説
2017年 BBCワールドサービスの国際世論調査調査対象国別の対日本観調査対象国肯定否定どちらでもない肯定-否定 中国 22% 75% 3 -53 スペイン 39% 36% 25 3 トルコ 50% 32% 18 18 パキスタン 38% 20% 42 18 インド 45% 17% 38 28 ロシア 45% 16% 39 29 ペルー 56% 25% 19 31 ナイジェリア 57% 24% 19 33 イギリス 65% 30% 5 35 メキシコ 59% 23% 18 36 ケニア 58% 22% 20 36 ドイツ 50% 13% 37 37 インドネシア 57% 17% 26 40 アメリカ 65% 23% 12 42 ギリシャ 52% 9% 39 43 フランス 74% 21% 5 53 ブラジル 70% 15% 15 55 オーストラリア 78% 17% 5 61 カナダ 77% 12% 11 65 2013年 ピュー・リサーチ・センターの国際世論調査日本に対する印象(アジア・太平洋のみ)調査対象国肯定否定どちらでもない肯定-否定 中国 4% 90% 6 -86 韓国 22% 77% 1 -55 パキスタン 51% 7% 42 44 フィリピン 78% 18% 4 60 オーストラリア 78% 16% 6 62 インドネシア 79% 12% 9 67 マレーシア 80% 6% 14 74 太平洋戦争において日本は英連邦王国の一員であるオーストラリアと交戦しており、委任統治領やダーウィンなどで日本軍の空爆や艦砲射撃を受けたため(日本のオーストラリア空襲)、高齢者の間で日本の行動を忘れられない人はまだ残っている。また、オーストラリアは昭和天皇のことを戦犯として裁く事を主張した国でもある。[要出典]。 ここ20年間、オーストラリアでは日本の調査捕鯨に反対する世論が高まり、環境問題に関して過激な思想を持つ団体の支持を公然と行う者が現れたり、本来オーストラリアの主権が及ばない海域で日本捕鯨船に対して、日本やノルウェーなどの捕鯨船に対する発砲や爆破、当て逃げ行為といったシーシェパードの一連の破壊活動をオーストラリア政府が黙認している状況である。2011年1月にジュリア・ギラード首相は日本の捕鯨船への妨害行為を行う、シーシェパードに対して警告を発した。 オーストラリアの第28代目のトニー・アボット首相は、日本との関係を「アジアにおける最良の友」「世界史の中で最もお互いに恩恵を受けてきた二国間関係の1つ」と評価している。 BBCワールドサービスやピュー・リサーチ・センターが定期的に実施している世界各国を対象とした対他国感情に関する調査によれば、オーストラリアにおける対日・対日本人感情は好意的な回答を示しており、BBCワールドサービスが実施した2017年度調査では、対日・対日本人感情の好意的な回答が全調査対象国のなかでトップクラスであり、オーストラリア人の78%が日本の影響力を肯定的に見て、17%が否定的な見解を示し、オーストラリアは世界で最も親日的な国となっている。 2018年に外務省が実施した世論調査における「オーストラリアにとって今後重要なパートナーとなるのは次のうちどの国か」という設問では、日本は44%でアメリカと同率1位となっている。
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