エルデン在住民
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/08 16:25 UTC 版)
モリー・リップス 肉感的なボディを持つ、妙齢の美女。凄腕の医術士であり、数百人の孤児と精神障害者を受け容れる「アサイラム」の頭。現代で使われているようなことわざをアレンジして使用している。色欲が強く不精ではあるものの、母性に満ち溢れた素晴らしい女性で、マリアローズが手放しに甘えられる人物である。十数年前から外見が変わっておらず、常に24歳と自称している。 ベアトリーチェ くすんだ金髪と深く蒼い瞳を持つ少女。アサイラムに引き取られた孤児で、一度は「秩序の番人」に所属していたが、「SmC」と「秩序の番人」の戦争の際にSIXに拉致・強姦され、戦線離脱。救出された後は医術士であるモリーの助手となり、同じく医術士を目指して修行している。口調が堅苦しい。医術士の服を着ているが、刀は手放さない。剣術に優れる。マリアローズに恋心を抱いているが、素直になれない。本人は隠しているつもりだが、モリー(おそらくマリアローズも)には気づかれている。 コロナ 美しい紫の髪と瞳を持つ耳年増で小柄な少女。15歳。大剣を軽々と扱う魔術士(マジシャン)。古めかしい黒魔術師の衣服を着ている。記憶力、理解力が悪い。過去に師匠である魔術師に非人道的な人体実験を施されており、魔術を使うと暴走してしまう。心身の安定のために特殊な薬物を服用する必要がある。レニィに恋をしている。 レニィ コロナと行動を共にする、ハッツフォー独立軍領出身の少年。16歳。運び屋の仕事で死にかけた際に、ロム・フォウとコロナに助けられる。特殊な薬を服用させられたために「精霊憑き」となり、感情の昂ぶりに呼応して精霊が彼の命を代償に力を発現させる。目つきと口が悪く、睨んでいるように見える。剣の腕は悪くなく、現在はクラッカーとして生活している。 トモヨ 「文書館の女王様(クイーン・オブ・ライブラリー)」。縛られている事が嫌いで、普段はセーターのみを着用する。レニィのことを気に入っている。魔術を嫌っているが、かなりの使い手である。サフィニアやベティ同様、マチルダの弟子。 ショコラット はぐれ機術士。マリアローズに弱みを握られているため、安価で武具を作らされたりメンテナンスをさせられたりしている。 ファニー・フランク 通称「メリクル男」。鶏のような異界生物(フリークス)であるメリクルに似た、羽根のあしらわれた鎧を着ているが、顔は男前。クラン「創世の翼(ジェネシスウィング)」の総帥(マスター)。鎧には早着替え装置がついている。戦闘力は低い。 権堂(燎亥) 顚聖虞(テンセイグ)出身の生真面目な男性。25歳。祖国の顚聖虞では“馬尾結”という、長い黒髪を頭のてっぺんで結う髪型をしている。顔立ちは美形で、天意神妙剣の使い手。愛刀は「千日雨」。いつもサトーと行動を共にしている。 サトー オークリッド首長国出身の男性。27歳。オークリッド首長国伝統の武器“マドゥー”の使い手だが、腕はよくない。10年以上侵入者を続けているが、その日暮らしの生活。「働かねえやる気ねえテキトーだらしねえそれでも死なねえお気楽人生」がポリシーで、怠惰な性格をしている。 ヴィヴィアン どのような新米とも組む、雇われ医術士をしている女性。腕は一流だが、ともにアンダーグラウンドへ潜った侵入者が死亡することの多いため、“疫病神”と呼ばれる。冷静沈着で無表情のため、冷たい印象を受けるが、優しい性格。不名誉な渾名も、彼女が新米侵入者であっても組むからである。ver0とver1に登場。 コント・デ・コント、ピント・デ・ピント Ver.1に登場。エルデンに住む、兄弟の侵入者。かつては人助けをするために兄弟で僧侶を目指していたが、現在は新参クラッカーへの悪戯をするのを趣味としている。コロナとレニィに対し、親切に振舞う。 アンジェ 路上で商売をする、女性。初登場はVer0で喉を負傷していた。マリアローズがモリーの存在を教える。11巻ではモリーに喉を治療してもらい、ルーシーの前で歌っている。 アニー 12巻で登場。「あたしぃー」のように間延びした口調で話す女性で、そばかすがある。肉好きが薄く、全身を拘束ベルトのようなもので飾っている。撮影師を仕事にしている。美少年や美少女を好む。変態。怒ると機材を投げつけてくる。
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