ウクライナへの軍事支援・武器供与
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 01:55 UTC 版)
「2022年ロシアのウクライナ侵攻に対する国際社会の反応」の記事における「ウクライナへの軍事支援・武器供与」の解説
フランス - 2月27日5:55(日本時間)、ウクライナへの追加の軍事支援を決定。 ドイツ2月27日(日本時間)、ウクライナへの1,000発の対戦車武器、500発のスティンガーミサイルの武器供与を決定。 4月26日、ゲパルト自走対空砲を50両提供すると発表した。 5月6日、PzH2000自走榴弾砲を7両提供すると発表した。 5月10日、アンナレーナ・ベアボック外相はキエフを訪れ、ドミトロ・クレーバ外相との共同記者会見で、軍事支援を強化する方針を示した。最新鋭の自走榴弾砲「パンツァーハウビッツェ2000」をドイツから7両、オランダから5両提供し、数日以内に共同でウクライナ兵への訓練を始めると述べた。 イタリア - 2月28日、ウクライナへの武器供与の方針を表明。 オランダ - 2月27日(日本時間)、ウクライナへの200発のスティンガーミサイル、50発のパンツァーファウスト3、ミサイル400発の追加の軍事支援を決定。 スウェーデン - 2月27日、紛争当事国に兵器を供与しない国是を破り、ウクライナに対戦車砲AT4 5,000門や戦闘食糧13万5000食などを送ると発表した。 ノルウェー2月28日、紛争が起きているNATO非加盟国に武器を供与しないという従来の原則を転換し、ウクライナへの武器供与の方針を表明。 4月20日、100発のミストラル対空ミサイルと少数の発射ユニットを送った。 フィンランド - 2月28日、ウクライナへの武器供与の方針を表明。 ポーランド3月1日、ポーランド空軍が保有するMiG-29、28機をウクライナへ提供すると発表。3月6日、ウクライナへのMiG-29提供の代わりにアメリカへF-16の提供を求めていることがわかった。3月9日、ポーランドはアメリカを経由してMiG-29をウクライナへ提供する案を提示したが、アメリカ側はこれを受け入れない意向を示した。 4月29日、ポーランドのメディアは200両以上のT-72をウクライナに供与したと報じた。 ブルガリア - 3月1日、Su-25を14機、MiG-29を16機提供することを発表。 スロバキア3月1日、MiG-29を12機提供することを発表。 3月17日、ナド国防相は欧州訪問中のオースティン米国防長官と会談。スロバキア側は、旧ソ連製の防空ミサイルシステム「S300」などをウクライナに提供する意向があると明らかにした。 4月8日、EUのウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長とジョセップ・ボレル欧州連合外務・安全保障政策上級代表のキエフ訪問に同行したエドゥアルド・ヘゲル首相は、「S300」をウクライナに提供したと発表した。 チェコ3月1日、チェコ国防省が武器弾薬をウクライナに送ったことをFacebook上で投稿。 4月5日、T-72とBVP-1を納入したことを国営メディアがTwitter上で報じた。 アメリカ合衆国2月26日(日本時間)、ウクライナに追加軍事支援として、対戦車ミサイルのジャベリンなど最大400億円の支援を行うことを決定した。また、2021年12月に中東派遣計画で米ノーフォークを出港した空母ハリー・S・トルーマン:CVN-75を中心とする第8空母打撃群を22年になりウクライナ情勢不安から計画変更し米国防総省は地中海域にて周辺国と協力し当面待機するとした。 3月12日、ウクライナに対し、約2億ドル(約235億円)の追加の武器支援を行うことを決めた。 3月16日、ウクライナに対し、追加で8億ドル(約950億円)の支援をすると発表した。 4月7日、ウクライナへの軍事支援として供与する自爆型の無人攻撃機スイッチブレード100機が、近く現地に到着するとの見通しを国防総省の報道官が明らかにした。 カナダ - 2月28日、ウクライナへの武器供与の方針を表明。 オーストラリア - 3月1日、モリソン首相は、ウクライナに対し5000万ドルの支援の一環としてミサイルを供与することを発表。 日本 - 3月4日、松野博一官房長官は自衛隊の防弾チョッキやヘルメット、医薬品等をウクライナへ供与する事を表明。同月9日未明、これら物資を積んだ第1便として輸送機KC-767が航空自衛隊小牧基地を出発した。同月10日に第2便の輸送機C-2が美保基地を出発した。ウクライナに供与された物資の内容は「防弾チョッキ、鉄帽(ヘルメット)、防寒服、天幕、カメラ、衛生資材、非常用食糧、発電機並びに他の装備品及び備品」である。
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