ウクライナの非核三原則
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 13:55 UTC 版)
「非核三原則」の記事における「ウクライナの非核三原則」の解説
ウクライナは、1990年(平成2年)7月16日に最高議会が採決した「ウクライナ主権宣言」の中で「核兵器を受け入れない、作らない、手に入れないという非核三原則 (ウクライナ語: трьох неядерних принципів: не приймати, не виробляти і не набувати ядерної зброї, 英語: three nuclear free principles: to accept, to produce and to purchase no nuclear weapons)」を謳っている(ただし、駐ウクライナ大使館では「核兵器を使用せず、生産せず、保有しないという非核三原則」としている)。日本以外で非核三原則を発表した国はウクライナのみである。 当時、ウクライナ国内にはソ連の核兵器が大量に配備されていたが、1991年(平成3年)10月24日の「非核化に関する最高議会声明」、1992年(平成4年)5月23日のSTARTI附属議定書(リスボン議定書)を経て、1996年(平成8年)までにはそれらを全てロシアに移送し非核を実現した。
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