ウクライナの独立時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 17:40 UTC 版)
ウクライナの独立により、1992年にソ連時代に使用されていたソ連ルーブリにかわって採用されたのがカルボーヴァネツィ(通称クポーン)であった。 1クポーン(1991年) 3クポーン(1991年) 5クポーン(1991年) 10クポーン(1991年) 50クポーン(1991年) 100クポーン(1991年) 10万クポーン(1994年) 100万クポーン(1995年) しかし、経済の混乱もありこの通貨は一時的単位に終わった。極度のインフレにより流通する通貨の桁は数万から10万にまでなり、1996年には新たな通貨単位フリヴニャへの転換が実行された。それまでの10万カルボヴァーネツィが1フリヴニャに換算され、切り替えは年内に実施された。これは、実質的なデノミネーションであった。なお、補助単位としては1992年よりコピーカが用いられているが、ロシア系のこの単位のかわりにウクライナ系のシャーフを採用するという動きもあったが、実現されなかった。 2003年には、公募によりフリヴニャのサインが決定された(ページ冒頭の画像参照)。2004年にウクライナ国立銀行が、フリヴニャを示す綴りとして混同されていたгривня (hryvnia) とгривна (hryvna) の語源の公式調査に着手した。その結果、гривна (hryvna) が女性用の装飾品を示していたこと、そしてгривня (hryvnia) が中世に使われていた通貨単位であることが確認され、以後гривня (hryvnia) が、正式名称となった。 現在のUAHの為替レートGoogle Finance: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD Yahoo! Finance: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD XE: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD OANDA: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD fxtop.com: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD
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