非常用食糧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 05:33 UTC 版)
電気・ガス・水道と、ライフラインが影響を受ける非常事では、お湯の入手が困難な場合が多いが、警視庁警備部災害対策課によると水でも15分待てば食べられるとしている。また、災害直後の火気使用は、ガス漏れによる火災事故を起こす危険も高く、集団避難生活では火気が使えないことが多いため、調理が難しいケースもある。1989年に日清食品より、発熱体により水を注ぐだけで調理できるカップ麺「スーパーボイル」がテスト販売された。 少なくとも、インスタントラーメンよりは調理は簡便ではあるが、これの調理に必要な水や燃料・簡易焜炉(カセットガスコンロなど)といったほかの備えが必要となる。 日清食品は、非常災害用として自社工場や物流倉庫にランニングストックとして常時100万食分のカップめんを在庫しており、過去の大災害時にも随時提供されている。
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