イキルとは? わかりやすく解説

いき・る

[動ラ五]《「粋がる」からか》俗に虚勢を張る。「後輩に—・る」


い‐き・る【射切る】

読み方:いきる

[動ラ五(四)

矢を射尽くす。「携えた矢を—・る」

矢を射当て、物を切り離す

「扇のかなめぎは一寸ばかりを射てひいふっとぞ—・ったる」〈平家一一


いき・る【熱る/×熅る】

読み方:いきる

[動ラ四]

あつくなる。ほてる。むしむしする

眼かかやき、耳—・り、血のみちのび」〈醍醐寺遊仙窟康永三年点〉

激しく怒る。

「てかけは—・って、とがもない伝三郎いひかぶせしゃるなと」〈浄・卯月の紅葉


いきる【生きる】


い・きる【生きる】

読み方:いきる

[動カ上一][文]い・く[カ上二]古く四段活用であったが、中世ごろから上二段活用

人間・動物などが、生命があり活動できる状態にある。生命を保つ。生存する。「百歳まで—・きる」「だけで—・きる」⇔死ぬ。

生計立てる。生活する。「ペン一本で—・きる」

㋑(「…にいきる」「…をいきる」の形で)そこを生活の本拠として暮らす。また、意識的能動的に毎日を過ごす。「海に—・きる人々」「青春をいかに—・きるか」

㋒(「…にいきる」の形で)そのこと生きがい見出して日々を送る。「研究一筋に—・きる」「趣味に—・きる」

あたかも命があるよう働きをする。生き生きする。また、理念などが失われずに後世まで伝えられる。「その一語文章が—・きてきた」「創設者精神今日なお—・きている」

(「活きる」とも書く)うまく活用することによってそのもの価値発揮される効果現す。「ひとふりの塩で味が—・きてくる」「長年経験が—・きる」

効力失われていない。「あのとき約束は—・きている」「ライン内の—・きたボール

野球で、塁に出たランナーアウトにならずにすむ。「エラー一塁に—・きる」⇔死ぬ。

(「活きる」とも書く)囲碁で、目が別々に二つ上できて自分の地(じ)となる。「石が—・きる」⇔死ぬ。→生(い)く

[補説] 書名別項。→生きる





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