アースティカとは? わかりやすく解説

アースティカとナースティカ

(アースティカ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/07 17:29 UTC 版)

アースティカ(Āstika)とナースティカ(Nāstika)は、正統バラモン側から見た、正統と異端を区別するための呼称である。Āstikaとは「存在する」(Sanskrit: आस्तिक)の意味であり、Nāstika とは「存在しない」(否定形 na + āstika )の意味[1]


  1. ^ a b Monier-Williams 2006.
  2. ^ a b c d e f 『岩波 哲学思想事典』pp.921-922
  3. ^ a b c Nicholson, Andrew J. 2013. Unifying Hinduism: Philosophy and Identity in Indian Intellectual History. Columbia University Press. ISBN 978-0231149877. ch. 9.
  4. ^ GS Ghurye, Indian Sociology Through Ghurye, a Dictionary, Ed: S. Devadas Pillai (2011), ISBN 978-8171548071, page 354
  5. ^ Doniger, Wendy. 2014. On Hinduism. Oxford University Press. ISBN 978-0199360079. p. 46.
  6. ^ Flood 1996, pp. 82.


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アースティカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 06:31 UTC 版)

アースティカとナースティカ」の記事における「アースティカ」の解説

正統バラモンたちからアースティカの代表格と見なされたのは六派哲学で、その中でヴェーダ聖典解釈密接な関係があるミーマーンサーヴェーダーンタ正統の中の正統とする傾向がある。 ミーマーンサー学派 - 祭祀解釈 ヴェーダーンタ学派 - 宇宙原理との一体化説く神秘主義 サーンキヤ学派 - 精神原理・非精神原理二元論 ヨーガ学派 - 身心訓練解脱目指すニヤーヤ学派 - 論理学 ヴァイシェーシカ学派 - 自然哲学

※この「アースティカ」の解説は、「アースティカとナースティカ」の解説の一部です。
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