はつる

実用日本語表現辞典

果つる

読み方：はつる

行き着いて終わる、といった意味の表現。「果てる」の古語（または文語）の連体形。「文化果つる所」のような表現で用いられる。

（2020年12月8日更新）

斫る

読み方：はつる

コンクリート材ないしは石材などを整形するために、その表面をノミなどで削ること。

（2020年11月6日更新）

デジタル大辞泉

はつ・る【^▽削る】

読み方：はつる

［動ラ五（四）］

１ 少しずつけずる。

「材(き)を—・る斧(よき)の音」〈露伴・五重塔〉

２ 皮をはぐ。

「兎を捕へ皮を—・りて野に放つ」〈霊異記・上〉

[補説] 建設では「斫る」と書くこともある。

はつ・る【^▽解る】

読み方：はつる

［動ラ下二］織った物や編んだ物などが端からとける。ほつれる。

「藤衣—・るる糸はわび人の涙の玉の緒とぞなりける」〈古今・哀傷〉

和歌山弁辞書

はつる

つまみ取る、ある対象を狙って獲る、削り取る
例「キャラメルコーンのピーナツなあ、裏からあけてはつられた」
＝「キャラメルコーンのピーナッツをね、裏からあけて獲られた」
（キャラメルコーンのピーナッツは基本的に袋の下にたまっている事を利用した荒技）

鳥取弁辞書

はつる

《品詞》動詞
《標準語》（非常に軽く平手などで）なぐる
《用例》「どずいたんと違うで、はつっただけだけなあ」（ぶん殴ったんと違うよ、軽くなでただけだよ）。
《蛇足》殴る強さを式に表すと、なぐる≒どずく＞どやす≒しわぐ＞ぶつ＞たたく＞はつる≒こずく≒こずむ、となるのかな。どうかな。はつるくらいでは、怪我はしません。
《参照》動詞活用表（はつる）

奥豊後の言葉

はつる

　[意]顔や頭を張る、たたく

隠語大辞典

はつる

1. 逃走スルコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・福島県〕
2. 逃亡失踪。〔第三類　犯罪行為〕
3. 逃走することをいふ。〔犯罪語〕
4. 〔犯〕逃亡すること、「ズラカル」「ノス」に同じ。

分類 犯、犯罪語、福島県

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Weblio日本語例文用例辞書

「はつる」の例文・使い方・用例・文例

• 株式市場はつるべ落としに下落した。
• 柱にはつる草が巻きついていた.
• メロンはつる植物から派生した
• 小雨が降っただけであるが、道路はつるつるである
• デボン紀に出現し、化石として残る裸子植物の樹木あるいはつる植物：シダ状種子植物
• 熱帯および亜熱帯アメリカ・アジア・アフリカ産の一年生または多年生草本あるいはつる植物
• 直立した、またはつる性の低木の属で、熱帯南米で見られる
• 羽のような冠毛のある大きな頭花を持つ、南米産の低木あるいはつる植物の属
• 赤いオリーブのような果実をつけるインドと中国の直立低木またはつる植物
• イチジクを含む熱帯の木、低木またはつる植物の大きな属
• 半匍匐性のオーストラリアの低木またはつる植物の属
• 複葉と下垂する総状花序の中にエンドウ豆のような赤い花を持つクリアンサス属の各種の低木またはつる植物の総称
• 羽状の葉と大きな腋生の花を持つ熱帯の低木またはつる植物の属
• トビカズラ属の数種の直生、またはつる性の木質植物の総称
• ポリネシアまたは東南アジアに生育する低木またはつる植物の属
• 主に熱帯の高木か、低木、またはつる植物で、通常非常に大きな葉の樹冠をつける背の高い円柱状の幹を持つ
• 主に多年草植物またはつる植物の広く分布した科：ムラサキツユクサ
• スイカズラ属の低木またはつる
• 広く分布している、主に常緑低木、小高木、またはつる植物
• キツネノマゴ科の草本またはつる植物属