はく‐い【伯夷】
読み方:はくい
中国古代、殷(いん)末周初の伝説上の人物。孤竹君の子。国君の後継者としての地位を弟の叔斉(しゅくせい)と譲りあってともに国を去り、周に行った。のち、周の武王が暴虐な天子紂王(ちゅうおう)を征伐したとき、臣が君を弑(しい)するのは人の道に反するといさめたが聞かれず、首陽山に隠れ、やがて餓死したと伝えられる。清廉な人間の代表とされる。
はく・い【白い】
はく‐い【白衣】
はくい〔はくひ〕【羽咋】
はくい
はくい
はくい
はくひ
ハクイ
ハクイ
ハクイ
ハクイ
ハクイ
ハクイ
ハクヒ
白衣
- 〔的・楽〕好いこと、美しいことに云ふ。又客種のよいこと、入場客の多い景気のよいことに云ふ。「セコイ」の反対、其条参照。
- 〔隠〕①芸人仲間で客種の善いこと、又は入場客の多いこと。②すべて景気のよいこと。③香具師間の言葉、上等品の事。
- 金満家・別嬪。
- 芸人仲間では客種のよいこと。又入場者の多いこと。香具師仲間では上等品のことをいふ。
- 凡て物事のよい意味にして種々の場合に用いられる。美しいこと。或は資産家。大きいこと。又は時機のよいこと。略して「はく」ともいふ。
- よごれていない、きれいなという意から転化して、⑴芸人仲間では客種の良いこと、又は入場者の多いこと。⑵〔香〕上等品のこと。⑶一般には景気のよいこと。
- 美しい、うまくいった、大丈夫、別品。〔香具師・不良〕
- 美しい、良好、好機会等凡て物事のよい意味に用いられる。「はく」ともいう。(例)「うちのばしたははくいぞ」は(うちの女房は別嬪だぞ)の意。芸人仲間では客種のよいこと。香具師仲間では上等品のことをいう。
舶来
- 善キコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・大阪府〕
- 善キコト美キコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・埼玉県〕
- 善美又ハ多キコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・三重県〕
- 善シト云フコトナリ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・鳥取県〕
- 富貴及美麗ナルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・岡山県〕
- 大ナルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・和歌山県〕
- 優人ノコトヲ云フ。〔第六類 人身之部・山口県〕
- 事ヲ行フニ場合ノ宜シキコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・東京府〕
- 業ヲ旨ク遂グルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・京都府〕
- 良品ノコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・三重県〕
- 善キコト美キコト多キコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・静岡県〕
- 善キコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・滋賀県〕
- 凡ソ物ノ大ナルモノ美ナルモノ肥タルモノヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・愛知県〕
- 美人又ハ美キ物ノ沢山ニアルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・島根県〕
- 善キ人ノ事ヲ云フ。〔第六類 人身之部・北海道庁〕
- 上等ト云フコトナリ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・福井県〕
- 雅美-良好-好機会-成功ヲ予見シ得べキ時機等。〔第四類 言語動作〕
- 雅美、良好、好機会或は成功を予見し得べき時機等をいふ。〔犯罪語〕
- 美、良、可。
- 美しい。よい〔テ〕
- 上等。よい品のこと。〔縁日商人〕
- 美しい、良い、可、旨い。
- 優良。
- 良い・美しい。
- 凡て良好なる事を云ふ。
- 凡て良き意。
- 舶来(はくらい)の意にて、総て、良、善、美、等の意を含む。
- 良い。岩出山、岡山。
- 美しい。若桜、甲府 不良青少年、犯罪者仲間。
- 美しい、良好な。好機会、あるいは成功の見込みのあるチャンスなど。用例「うちのばしたは、はくいぞ」(うちの女房は別品だぞ)「こいつはハクイや、うまくやれ」(こいつはうまくいきそうだから上手にやれ)。〔一般犯罪〕
- ぐあいがいい、もうかった。多いと、いうような意味。つまり「はなしがすこしはくいぞ」(話がすこしうますぎるぞ)の如し〔芸能(寄席・落語)〕
- 美しい(身形)、立派、良い、等のこと「まぶい」ともいう。「はく」は箔(金箔)がつくで、「い」は形容助詞。〔不〕
- 上等なもの。
分類 テキヤ、ルンペン/大阪、三重県、不、不良青少年、犯罪者仲間、京都府、北海道庁、和歌山県、埼玉県、大阪府、寄席/落語、山口県、岡山県、島根県、役者、愛知県、東京府、滋賀県、犯罪、犯罪者/露天商人、犯罪語、福井県、縁日商人、芸能、露店商、静岡県、香具師、鳥取県
羽喰
名字 | 読み方 |
羽喰 | はくい |
羽喰
姓 | 読み方 |
---|---|
羽喰 | はくい |
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