ちらし

デジタル大辞泉

ちらし【散らし】

読み方：ちらし

《動詞「ちらす」の連用形から》

１ 広告・宣伝のために配る印刷物。多くは一枚刷りで、新聞に折り込んで配る。散らし広告。「大売り出しの—」

２ 「散らし鮨(ずし)」の略。

３ 「散らし模様」の略。

４ 「散らし書き」の略。

５ カルタで、取り札をまき散らしておいて、争い取る遊び方。また、その取り札。

６ 地歌・箏曲(そうきょく)で、手事(てごと)の最終部分。テンポが速く、旋律が不安定で、手事の気分を散らして次の歌に入る過渡的な役割をもつ。

７ 歌舞伎舞踊曲で、最後のほうのテンポの速い部分。また、その部分の舞踊。

日本語活用形辞書

散らし

読み方：ちらし

サ行五段活用の動詞「散らす」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

散らす  » 「散らす」の意味を調べる

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大阪弁

ちらし

大阪弁	訳語	解説
ちらし	ちらし（広告）	散らし。チラシ広告。ビラ。京阪上方での言い方。江戸では「引き札」と言った。

隠語大辞典

散

読み方：ちらし

1. 〔的〕引札、広告ビラのこと。「ダフ」の条参照（※参照箇所不明）。
2. 広告を配る者を云ふ。

分類 的

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Weblio日本語例文用例辞書

「ちらし」の例文・使い方・用例・文例

• 彼は金持ちらしい。
• 彼はいつもいばりちらしています。
• 彼の叔父は金持ちらしかった。
• 遠くで小さな明かりがちらちらしていた。
• スープかサラダがつきますが、どちらしましょうか。
• 彼は金持ちらしい.
• 彼は金持ちらしかった.
• 彼は悪口をわめきちらした.
• どなりちらしてますます激怒する.
• ろうそくの火がちらちらしていた.
• 彼はいやだとどなりちらした.
• ちらし, ビラ.
• 炎がちらちらしてそれから消えた.
• 彼は今日寝起きが悪かったにちがいない. みんなに当たりちらしている.
• (新聞の間へちらしなどを)はさみ入れる
• (仏教で)米や金銭をまきちらして供養すること
• (光が)ちらちらし始める
• 水玉模様という,丸を一面にちらした模様
• UFJ関係者によると，首都圏にある同行の無人ATMで，小型カメラがちらしの箱の中に隠されていた。
• 店主は近所の人たちにちらしを配布している。