その他・属性不詳な妖怪たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 00:29 UTC 版)
「ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の記事における「その他・属性不詳な妖怪たち」の解説
水神(みずがみ) アニメ第2作第22話に登場。ヒマラヤ山脈の奥地で神として称えられていた液体のような透明な細胞を持つ高等生物。ざんばら髪の男水神使い(声 - 千葉順二)の持つ角笛により操られる。体内に人間を閉じ込めて消化することが可能で、自身の細胞が入った水を飲んだ者も体が溶解する。体を無限に巨大化させたり、雪崩を起こしたりすることもできる。水神の秘密を知った者を襲っていくが、最後は水神使いが焼殺されたことによって滅ぶ。水妖怪 声 - 落合福嗣 アニメ第6作第4話初登場。ゲゲゲの森のおどろが沼に住む妖怪。全身が水で出来ており、両手のカギ爪が特徴。 元は『悪魔くん』の実写ドラマ版に登場した妖怪である。 水ころがし 「最新版」第19話に登場。地獄童子を狙う刺客。全身が水でできており、洪水となって街を襲ったり、人を体内に入れて溶かしたりする。暴れん坊で、地獄童子の討伐後も現世に留まって暴れ続け、最後は鬼太郎の作戦で焼き殺される。 テレビ特撮版「悪魔くん」に登場した水妖怪そっくりの姿をしている。 ムーン大王 週刊実話版『ムーン大王』に登場。本人曰くムーン大陸(地球と一体だった古代の月の別名)の王。何万年も地球を支配していたが、ムーン大陸が爆破されて地球と分離してしまったため、古代の塚の石棺の中で眠っていたという。月のような大きい頭部を持つ人間の姿だが、その本体は内部にある大量の液体で、中に入った生物を溶かして吸収する。子供たちが石棺を掘り当てたため復活し、偽物呼ばわりした鬼太郎を襲うが、最後は液体の姿で眠っていたところを眠り薬とミキサー車からのコンクリートを投入されて退治される。 ラクシャサ 声 - 塩沢兼人(第4作) 男性の羅刹天とされるインド出身の妖怪。仏教では護法善神ともされるが、今作では帰依していない悪鬼として扱われている。 初登場はアニメ第4作89話。相手の一番会いたい者の姿に化け、油断したところを元の姿に戻って攻撃するといった戦法を取るほか、分身の髪の毛にも変身能力があり、相手の体を直接乗っ取ることもできる。「妖怪は人間を苦しめてこそ、人間界で存在する価値がある」という意思の下、人間達と親しくする鬼太郎ファミリーを倒しに来日し、最後は行者が描いた円陣で封じられ、鬼太郎に銀十字ごと焼き払われて倒される。 ギーガ 声 - 加藤精三 PS2版ゲーム『異聞妖怪奇譚』オリジナルキャラクター。突如出現し、ぬらりひょん、バックベアード、ドラキュラ、チーなど各国の強力な妖怪たちを瞬く間に自らの傘下におさめた謎の妖怪。角のついた兜と翼のようなマントに身を包んだ、赤い地肌に紫色の豪毛の巨大な一つ目の怪物。 ネットの情報に介入する能力を持つほか、相手の情報を取り込むことで相手のコピーを作り出すことができる。ボスにふさわしい実力と頭脳を備えている一方で、性格は幼い子供と同じで自分の思い通りにいかなければ直ぐに癇癪を起こし、その行動目的は自身が快楽を得るためという典型的な愉快犯であり、参加の妖怪も道具程度としか思っていない。 その正体はネットに渦巻く人間の想念が生み出した新しい時代の新しい妖怪で、最初は種子のような物だったが、偶然ネットをのぞいたグレムリンと同調・融合してこの姿になった。 [先頭へ戻る]
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