しがく

デジタル大辞泉

し‐がく【仕学】

読み方：しがく

仕官することと学問をすること。また、実務能力と学問的能力。「—並び長ず」

し‐がく【仕覚】

読み方：しがく

［名］(スル)

１ 才覚。くふう。やりくり。

「京へまた出て生活(くら)すように—しよう」〈露伴・椀久物語〉

２ たくわえ。用意。

「三年越しの長煩ひだから—がねえと思ひなせえ」〈滑・浮世風呂・二〉

し‐がく【史学】

読み方：しがく

歴史を研究する学問。歴史学。

し‐がく【四岳】

読み方：しがく

古代中国で、諸山の鎮とされた四つの大山。東の泰山、西の華山、南の衡山、北の恒山。

古代中国で、四方の諸侯を統率した官。

し‐がく【志学】

読み方：しがく

１ 学問に志すこと。

２ 《「論語」為政の「吾十有五にして学に志す」から》15歳のこと。

し‐がく【^×斯学】

読み方：しがく

この方面の学問。「—の権威」

し‐がく【歯学】

読み方：しがく

歯およびその治療に関する医学。

し‐がく【死学】

読み方：しがく

実用に適しない学問。死に学問。

し‐がく【私学】

読み方：しがく

私立の学校。⇔官学。

し‐がく【視学】

読み方：しがく

旧制度の地方教育行政官。市視学・郡視学・府県視学があり、学事の視察および教育指導に当たった。

し‐がく【試楽】

読み方：しがく

公事(くじ)や賀茂神社・石清水八幡宮の祭礼などに行われる舞楽の予行演習。特に平安時代、賀茂・石清水の臨時祭の2日前に、清涼殿前庭で東遊(あずまあそび)や神楽を天覧に供する宮廷行事をいう。

し‐がく【詩学】

読み方：しがく

詩の本質・形式・種類および詩作技法などを研究する学問。詩論。ポエティックス。

[補説] 書名別項。→詩学

しがく【詩学】

読み方：しがく

《原題、(ギリシャ)Peri poiētikēs》アリストテレスの著作。現存のテキストは26章からなり、大部分は悲劇論が占める。模倣説（ミメーシス）から始まり、第6章で浄化説（カタルシス）を含む悲劇の定義が述べられ、第23章以下で叙事詩が論じられる。

川路柳虹による詩論。昭和10年（1935）刊。

世界宗教用語大事典

しがく 【四岳】

古代中国で、四方の諸山の鎮とされた四霊山。東は泰山、西は華山、南は衡山、北は恒山。

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しがく

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 10:44 UTC 版)

同音異義語

しがく

• 【仕学】実務能力と学問の能力。
• 【仕覚】①才覚。工夫。②準備。用意。
• 【史学】歴史を研究する学問。
• 【四岳】中原の四方にあり、諸山の鎮めとされた四つの山。
• 【死学】実用的な価値の無い学問。
• 【志学】①学問に志すこと。②十五歳。
• 【私学】私立の学校。
• 【視学】学事を視察すること。また、その人。
• 【斯学】この学問。
• 【歯学】歯をはじめとする口腔顎顔面領域の病気の治療・予防について研究する学問。
• 【詩学】詩の本質や作り方を研究する学問。
• 【試楽】公事や祭礼で行われる舞楽の試演。