さきつとは? わかりやすく解説

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さき‐つ【先つ】

読み方:さきつ

連語《「つ」は「の」の意の格助詞以前の。前の。先の


さきつ【サキツ】(果樹)

登録番号 第13421号
登録年月日 2005年 10月 24日
農林水産植物の種類 かんきつ
登録品種の名称及びその読み さきつ
 よみ:サキツ
品種登録の有効期限 30 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 熊本県
品種登録者の住所 熊本県熊本市水前寺6丁目18番1号
登録品種の育成をした者の氏名 磯部暁、満田實、藤田賢輔、坂西英、福永悠介重岡開、稲葉一男
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「晩白柚」に「チャンドラー」を交配して育成されたものであり、果形 が扁球果実重さ極重果皮色が黄白育成地(熊本県下益城郡松橋町)では3月成熟する3倍体ぶんたんである。姿は中間大きさは大、樹勢は強である。太さはやや太、節間長は長、のとげの多少は中である。葉身の形楕円形波状程度は強、葉身大きさ極大葉身長は長、葉身幅は広、網脈の鮮明度は不明である。翼葉の形心臓形葉柄長さ長、太さは太である。花序形成総状、花(花蕾)の重さ極重花弁の形は紡錘形長さは中、幅は広、色は白、数は4花糸分離程度一部合一花粉多少は多である。果実の形は扁球、果形指数はやや大、果頂部の形は陥没放射条溝の有無及び凹環の有無は無、果梗部の形はやや凹、放射条溝の多少は多である。果心の充実度は空、大きさは大、果実重さ極重果皮の色黄白、油胞の大きさは中、密度は疎、凹凸は凸、果面の粗滑は滑、果皮厚さ厚、果皮歩合は大、剥皮難易は中である。じょうのう膜の硬さは硬、さじょうの形は短、大きさは大、色はピンクである。果汁多少は多、甘味はやや高、酸味は中、香気多少は少、種子数は少、胚の数は単胚である。発芽期及び開花期は晩、成熟期は中で育成においては3月である。隔年結果性及び貯蔵性は中である。「晩白柚」及び「チャンドラー」と比較して、とげが多いこと、果実の形が扁球であること、果心が空であること、さじょうの色がピンクであること、種子数が少ないこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
この品種は、昭和61年熊本県果樹試験場研究所下益城郡松橋町)において、「晩白柚」に「チャンドラー」を交配し、その小粒種子から得られ実生の中から3倍体個体選抜以後増殖行いながら特性の調査継続し平成13年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである。なお、出願時の名称は「熊本ブンタン1号であった




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