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さきたま姫【サキタマヒメ】(食用作物)

※登録写真はありません 登録番号 第7644号
登録年月日 2000年 2月 4日
農林水産植物の種類
登録品種の名称及びその読み さきたま姫
 よみ:サキタマヒメ
品種登録の有効期限 20 年
育成者権の消滅 2004年 2月 5日
品種登録者の名称 埼玉県
品種登録者の住所 埼玉県浦和市高砂3丁目15番1号
登録品種の育成をした者の氏名 渡邉耕造大塚一雄、戸倉一泰、矢ヶ崎健治、武井由美子荒川誠、古澤孝行加藤智、庭山孝、井上圀男、立岡るみ
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は,「北陸122号」(後の「キヌヒカリ」)に「玉系74号」(後の「ゆめみのり」)を交配して育成され固定品種であり,育成地(埼玉県熊谷市)における成熟期中生の中,稈長は短,耐倒伏性は強の水稲粳種である。型は穂数型,稈長は短,稈の細太はやや太,剛柔はやや剛,止葉直立程度は立,葉身及び葉鞘の色は濃緑である。穂長はやや短,穂数は多,粒着密度は中,穂軸の抽出度はやや短である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,有無多少極少である。玄米の形,大小及び精玄米千粒重は中,見かけ品質は中の上光沢はやや良である。出穂期及び成熟期中生の中,穂発芽性はやや易,耐倒伏性は強,収量は多である。いもち病抵抗性推定遺伝子型Pi-i,白葉枯病ほ場抵抗性は弱,しま葉枯病抵抗性品種群別は外国稲型(St2i)である。「朝の光」と比較して型が穂数型であること,稈長及び穂長が短いこと,いもち病抵抗性推定遺伝子型Pi-iであること等で,「むさしこがね」と比較して,精玄米千粒重大きいこと,いもち病抵抗性推定遺伝子型Pi-iであること等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
この品種は,昭和61年埼玉県農業試験場埼玉県熊谷市)において,「北陸122号」(後の「キヌヒカリ」)に「玉系74号」(後の「ゆめみのり」)を交配し63年より沖縄県内のほ場において,雑種第2代より雑種5代まで世代促進栽培行い平成元年雑種5代で穂抜き選抜し以後埼玉県農業試験場において,系統育種法により育成され固定品種であり,4年生産力検定試験5年より奨励品種決定試験及び特性試験行い7年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである。なお,出願時の名称は「玉系95号」であった





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