キヌヒカリとは? わかりやすく解説

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きぬひかり


キヌヒカリ【キヌヒカリ】(食用作物)

※登録写真はありません 登録番号 第2037号
登録年月日 1989年 9月 19日
農林水産植物の種類
登録品種の名称及びその読み キヌヒカリ
 よみ:キヌヒカリ
品種登録の有効期限 15 年
育成者権の消滅 2004年 9月 20日  期間満了
品種登録者の名称 独立行政法人農業技術研究機構
品種登録者の住所 茨城県つくば市観音台三丁目1番1
登録品種の育成をした者の氏名 古賀義昭 内山田博士 佐本四郎 石坂助 藤田米一 奥野員敏 上原 中川原捷洋 堀内久満 三浦清之 丸山清明 山田利明 八木忠之 森宏一
登録品種の植物体の特性の概要
 
登録品種の育成経過概要
 



キヌヒカリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 06:00 UTC 版)

キヌヒカリ
イネ属 Oryza
イネ O. sativa
交配 収2800/北陸100号×北陸96号
亜種 ジャポニカ O. s. subsp. japonica
品種 キヌヒカリ
開発 農研機構
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キヌヒカリは、イネ栽培品種の1つ。

品種特性

1988年に水稲農林290号「キヌヒカリ」として命名登録され、翌1989年種苗法による品種登録をされた(登録番号第2037号)。農研機構(旧農林水産省北陸農業試験場)で育成。交配組合せは(収2800/北陸100号)/北陸96号[1]

コシヒカリと比較すると、草丈が短く、耐倒伏性が強い。食味もコシヒカリと同程度である。一方、縞葉枯病に弱く、穂発芽性もやや劣る[2]関東地方で栽培する目的で採用された品種であるが、2005年の時点では主な生産地は近畿地方である。作付面積の多い県は兵庫県滋賀県埼玉県。作付面積(日本全国)では、1995年(平成7年)に作付面積5万haを越えた後、2000年の56,186haをピークに減少傾向にあり、2016年時点では34,992haで全国第7位である[3]

南丹産キヌヒカリが大嘗祭奉納米に選ばれたことを喧伝する横断幕(八木駅

2019年大嘗祭では、神饌として京都府南丹市の主基田からキヌヒカリの精米180kgと玄米7.5kgが納められた[4]

脚注

  1. ^ 農研機構 - 品種情報:北陸122号(キヌヒカリ)
  2. ^ 同 - 特性一覧表
  3. ^ 「キヌヒカリ (北陸122号)」の作付面積(全国)”. 農業・食品産業技術総合研究機構 次世代作物開発研究センター. 2020年7月23日閲覧。
  4. ^ 大嘗祭で使う新米を奉納 悠紀・主基地方の大田主が参列”. 産経新聞 (2019年10月15日). 2019年10月15日閲覧。

関連項目



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