しまさやか【シマサヤカ】(食用作物)
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登録番号 | 第6444号 |
登録年月日 | 1998年 6月 8日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | しまさやか よみ:シマサヤカ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 6月 10日 | |
品種登録者の名称 | 麒麟麦酒株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都中央区新川二丁目10番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小林統 小山内英一 清水明 大嶋義弘 小倉功子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「月の光」に「キヌヒカリ」を交配した雑種第1代を葯培養して得られた植物体から選抜,育成された固定品種であり,育成地(栃木県塩谷郡喜連川町)における成熟期は早生の晩,耐倒伏性及び穂いもちほ場抵抗性の強い水稲,粳種である。 草型は中間型,稈長及び稈の細太は中,剛柔はやや剛,止葉の直立の程度はやや立,葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長はやや短,穂数は中,粒着密度はやや密である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は無である。玄米の形及び大小は中,精玄米千粒重はやや小,見かけの品質は中の下である。出穂期及び成熟期は早生の晩,穂発芽性はやや難,耐倒伏性は強,脱粒性は難,収量はやや少である。穂いもち圃場抵抗性は強,葉いもち圃場抵抗性はやや弱である。 「キヌヒカリ」と比較して,穂発芽性が難であること,穂いもちほ場抵抗性が強いこと等で,「コシヒカリ」と比較して,止葉が立つこと,耐倒伏性が強いこと,穂いもちほ場抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成2年に出願者のほ場(栃木県塩谷郡喜連川町)において,「月の光」に「キヌヒカリ」を交配し,3年にその雑種第1代を葯培養して固定した系統の中から選抜,育成された固定品種である。4年から系統比較試験,6年から生産力検定試験を行って,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。7年は選抜第5代である。 なお,出願時の名称は「KRN5701」であった |
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