いわた15号【イワタ15ゴウ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8632号 |
登録年月日 | 2001年 2月 9日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | いわた15号 よみ:イワタ15ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 日本たばこ産業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 柏原正和、伊藤広昭、山本敏央、沼澤広宣、香村敏郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「キヌヒカリ」の種子カルスに由来する突然変異個体から育成された固定品種であり、育成地(静岡県磐田郡豊田町)における成熟期は中生の早、玄米の形がやや細長でアミロース含量の低い水稲、粳種である。草型は中間型、稈長はやや長、細太はやや太、剛柔は中、止葉の直立の程度はやや垂である。穂長はやや短、穂数はやや少、粒着密度は中、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、芒の有無と多少は無である。玄米の形はやや細長、大小、精玄米千粒重及び光沢は中である。出穂期及び成熟期は中生の早、穂発芽性はやや易、耐倒伏性及び脱粒性は中である。穂いもち圃場抵抗性及び葉いもち圃場抵抗性は弱、しま葉枯病抵抗性品種群別は日本水稲型(+)である。アミロース含量は低である。「キヌヒカリ」と比較して、止葉が垂れること、玄米の形が細長いこと、アミロース含量が低いこと等で、「コシヒカリ」と比較して、玄米の形が細長いこと、耐倒伏性が強いこと、アミロース含量が低いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に日本たばこ産業株式会社遺伝育種研究所(静岡県磐田郡豊田町)において、「キヌヒカリ」の種子カルスに由来する突然変異個体から選抜、その後、系統育種法により育成された固定品種であり、5年から生産力検定試験及び特性検定試験を行い、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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