いわた16号【イワタ16ゴウ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9298号 |
登録年月日 | 2001年 10月 12日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | いわた16号 よみ:イワタ16ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 日本たばこ産業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 柏原正和、沼澤広宣、中村崇、香村敏郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「朝の光」に「コシヒカリ」を交配して育成された固定品種であり、育成地(静岡県磐田郡豊田町)における成熟期は中生の晩、耐倒伏性がやや強、脱粒性が難、しま葉枯病抵抗性品種群別が外国稲型の水稲、粳種である。草型は偏穂重型、稈長、稈の細太及び剛柔は中、止葉の直立の程度は立である。穂長は中、穂数はやや少、粒着密度は中、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、芒の有無と多少は少である。玄米の形は円、大小及び精玄米千粒重はやや小である。出穂期及び成熟期は中生の晩、穂発芽性は中、耐倒伏性はやや強、脱粒性は難である。しま葉枯病抵抗性品種群別は外国稲型(St2i)である。「黄金晴」と比較して、稈が長いこと、しま葉枯病抵抗性品種群別が外国稲型(St2i)であること等で、「日本晴」と比較して、稈が長いこと、精玄米千粒重が小さいこと、しま葉枯病抵抗性品種群別が外国稲型(St2i)であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に日本たばこ産業株式会社遺伝育種研究所(静岡県磐田郡豊田町)において、「朝の光」に「コシヒカリ」を交配し、雑種第2代で個体選抜を行い、その後、系統育種法により育成された固定品種であり、平成8年から生産力検定試験及び特性検定試験を行い、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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