どんとこい【ドントコイ】(食用作物)
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登録番号 | 第5845号 |
登録年月日 | 1997年 12月 5日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | どんとこい よみ:ドントコイ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 上原泰樹 小林陽 古賀義昭 内山田博士 福井清美 清水博之 太田久稔 三浦清之 藤田米一 奥野員敏 石坂昇助 堀内久満 中川原捷洋 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「北陸122号」(後の「キヌヒカリ」)に「北陸120号」を交配して育成された固定品種であり,育成地(新潟県上越市)における成熟期は中生の中,稈長が短,耐倒伏性が強く,穂いもち及び葉いもち圃場抵抗性がやや強い良食味の水稲,粳種である。 草型は中間型,稈長は短,稈の細太は中,剛柔はやや剛,止葉の直立の程度は立である。穂長はやや短,穂数は中,粒着密度は密である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は無である。玄米の形,大小,精玄米千粒重及び光沢は中,見かけの品質は中の上,食味は上の中である。出穂期及び成熟期は中生の中,障害型耐冷性は弱,穂発芽性は中,耐倒伏性は強である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-i,白葉枯病圃場抵抗性はやや強である。 「コシヒカリ」と比較して,稈長が短いこと,止葉が立つこと,障害型耐冷性が弱いこと,耐倒伏性が強いこと等で,「キヌヒカリ」と比較して,稈長が短いこと,障害型耐冷性が弱いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和58年に北陸農業試験場(新潟県上越市)において,「北陸122号」(後の「キヌヒカリ」)に「北陸120号」を交配し,60年に雑種第4代で個体選抜,以後,系統育種法により選抜,育成された固定品種である。62年から生産力検定試験及び特性検定試験,63年から系統適応性試験を行い,平成2年以降「北陸148号」の系統名で地域適応性を検討し,その特性を確認して育成を完了した。7年は雑種第14代である。 |
「どんとこい」の例文・使い方・用例・文例
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