おおい (護衛艦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/09 00:29 UTC 版)
おおい | |
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基本情報 | |
建造所 | 飯野重工 舞鶴造船所[1] |
運用者 | ![]() |
艦種 | 護衛艦(DE)→特務艦(ASU) |
級名 | いすず型 |
艦歴 | |
計画 | 昭和36年度計画[1] |
発注 | 1960年 |
起工 | 1962年7月10日 |
進水 | 1963年6月15日 |
就役 | 1964年1月22日[1] 1990年1月31日(特務艦に種別変更)[1] |
除籍 | 1993年2月5日[1] |
要目 | |
基準排水量 | 1,490トン[1] |
満載排水量 | 1,750トン[1] |
全長 | 94.0 m[1] |
最大幅 | 10.4 m[1] |
深さ | 7.0 m[1] |
吃水 | 3.5 m[1] |
機関 | マルチプル・ディーゼル方式 |
主機 | 三井 1228V3BU-38Vディーゼルエンジン × 4基 |
出力 | 16,000 PS[1] |
推進器 | スクリュープロペラ × 2軸 |
速力 | 最大速 25ノット[1] |
燃料 | 249トン |
航続距離 | 6,000海里(16ノット時) |
乗員 | 180名[1] |
兵装 |
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FCS | Mk.63 砲射撃指揮装置 SFCS-1C 水中攻撃指揮装置 |
レーダー | |
ソナー |
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電子戦・ 対抗手段 |
NOLR-1B ESM |

おおい(ローマ字:JDS Ōi, DE-214→ASU-7017)は、海上自衛隊の護衛艦[1]。いすず型護衛艦の4番艦[1]。艦名は大井川に由来し、この名を受け継いだ日本の艦艇としては、旧海軍の球磨型軽巡洋艦「大井」に続き2代目にあたる。
艦歴
「おおい」は、第1次防衛力整備計画に基づく昭和35年度計画乙型警備艦1214号艦として、飯野重工舞鶴造船所で1962年7月10日に起工され、1963年6月15日に進水、1964年1月22日に就役し、大湊地方隊に直轄艦として編入された。
1964年2月27日、第3護衛隊群隷下に第32護衛隊が新編され、同日付で就役した「きたかみ」とともに編入された。
1968年12月16日、第32護衛隊が大湊地方隊隷下に編成替え。
1970年にソナーの換装工事が行なわれた。
同年9月9日、海上自衛隊演習に参加中、津軽海峡西方で潜航中の潜水艦「はるしお」と接触し、「はるしお」の潜望鏡が破損した[2]。
1982年8月1日、青森港沖で体験航海中、後部3インチ砲の空包が暴発し、乗船者27人、乗員5人が負傷した[3]。
1990年1月31日、第32護衛隊が廃止となり、特務艦に種別変更され、艦籍番号がASU-7017に変更。佐世保地方隊に直轄艦として編入され、定係港が佐世保に転籍。なお、特務艦への改造工事で長魚雷発射管が撤去されている。
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 海人社 2017, p. 98.
- ^ 「海上自衛隊ニュース」『世界の艦船』第166号、海人社、1971年6月、81頁。
- ^ 「我が国の艦艇事故」『世界の艦船』第528号、海人社、1997年9月、81頁。
参考文献
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出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。
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- 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』並木書房、2002年。ISBN 978-4890631513。
- 海人社(編)「海上自衛隊全艦艇史」『世界の艦船』第869号、海人社、2017年11月。
- 『世界の艦船 増刊第56集 海上自衛隊護衛艦史 1953-2000』第571巻、海人社、2000年。
- 『世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』第630巻、海人社、2004年。
外部リンク
「おおい (護衛艦)」の例文・使い方・用例・文例
- おおい,その船
- 新しい病院ができて私たちはおおいに恩恵を受けた
- 父の助言からおおいに得るところがあった
- 我々の見解はその点でおおいに異なる
- この機械のおかげでつらい労力がおおいに省ける
- 大部分は,おおいに
- その美しい眺めを見ておおいに楽しんだ
- おおいに知恵のあるところを示す
- 彼が父親の事業を引き継ぐことはおおいにあり得る
- 生活様式はここ数年でおおいに変わった
- 人々は大統領の政策をおおいに買っている
- 彼らが無事と知りおおいに安心した
- 彼女が10人の子持ちということに私はおおいに驚いた
- 風から守るため、苗につり鐘型ガラスおおいをかぶせた。
- この手編みの耳おおい付きの帽子はカトマンズ製です。
- コックピットの流線形のおおいに小さなひびが入っていた。
- 彼女の服はパーティーでおおいに注意をひいた。
- 彼女の3本目の映画は彼女の名声をおおいに高めた。
- 彼らはおおいに努力したが結局失敗した。
- 彼は私たちの期待をおおいにかきたてたが、落胆させただけだった。
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