『マクロスフロンティア』の登場人物
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おもな登場人物はテレビ版と同じ。登場人物の心理描写やオリジナルエピソードなどが追加されており、テレビ版や関連媒体にわずかしか登場しない人物にもエピソードが設けられ、旧作からも複数の人物を登場させている。 エイジス・フォッカー 特務部隊VF-Xを率いる軍人。階級は大佐。ジェフリー・ワイルダーの教え子のひとりでオズマの統合軍時代の先輩にあたり、三島に関する内偵を進めるオズマらに協力する。 “マンフレート” テレビ版小説 - マクロス・ギャラクシー船団の電脳空間でグレイス・オコナーらと意識を共有する電子生命のひとり。傲岸不遜な人物で、個人の自由意思には価値を見いださず、「支配のシステム」こそが真に美しく自由であると考えている。ガリア4宙域へ陰謀を探りにきたS.M.Sに対し、グレイスの体のひとつを使いゼネラル・ギャラクシー社製のヴァンダル級臼砲艦「ブルックナー」を指揮して攻撃を仕掛けるも裏をかかれ、自分専用にフルチューンしたイタリアンレッドのVF-22Sを駆りオズマと交戦し敗北する。のちにバジュラ本星にたどり着き野望達成を目前にしながら、自身を嫌悪していたグレイスに切り捨てられる。 かつて第117調査船団就航に関与し、バジュラによって壊滅した同船団の調査責任者を務めたクリティカルパス・コーポレーションのCEO、マンフレート・ブランドは、統合政府内の地球中央主義勢力ラクテンスと結託し、みずから開発した「魔笛(ディ・ツァオバーフレーテ)」を用いたジャミングサウンドシステムによって銀河の通信網を支配しようともくろみ、エイジス・フォッカーに討たれたものの、生前に意識をコンピュータにアップロードして不老不死になる研究をしていたという。 劇場版小説 - 「電脳貴族」と総称される脳のみとなり機械と一体化したギャラクシー船団幹部の一員に加わっている。 三島は超空間共振水晶体(フォールドクォーツ)とジャミングサウンドシステムについて記した「マンフレート論文」を入手してLAIに提供し、のちに電脳貴族から引き出した情報をもとにジャミングサウンド照射システム「魔笛」を完成させる。 キム・キャビロフ テレビ版小説 - マクロス13艦長。階級は中将。「バンローズ機関」からの情報を受けてバジュラから地球を守る。 劇場版小説 - 下巻『サヨナラノツバサ』では、フロンティア船団救援のS.M.S・新統合軍の連合艦隊司令官としてバジュラ本星に赴く。歌によるバジュラとの和解を行う作戦はワイルダーから聞かされていたが、歌という奇跡にすがることをよしとせず、人命を優先し連合艦隊に総攻撃を指示する。
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