「始祖の秘宝」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 16:04 UTC 版)
「ゼロの使い魔の用語一覧」の記事における「「始祖の秘宝」」の解説
火・水・風・土を象徴する4つの指輪と、指輪を嵌めた資格ある者に「虚無」の魔法を伝える4つの秘宝(同じ秘宝でも担い手によって覚える虚無は異なる)。指輪に嵌まった宝石は「ルビー」と称されるが、色は赤に留まらない。これは実際のルビーとは異なり、始祖ブリミルの血から作られたという伝説に基づいた呼び名である。 「始祖の秘宝」と所有者は以下の通り。使い魔と主の位置を同じにするため、順番は変更した。アニメでは指輪なしでも虚無は取得できる(またアニメ1期では、秘宝も指輪もなしにルイズは「爆発」を取得している)。 水のルビー トリステイン王家に伝えられていた指輪。石の色は「鮮やかな青」。ルイズが所有。アニメ版ではアンリエッタがラグドリアン湖でウェールズとの永久の愛を誓った際に結婚指輪として用いた。 炎のルビー ロマリア皇国に代々伝えられる指輪。石の色は「赤」。教皇ヴィットーリオの母ヴィットーリアがロマリアから逃亡する際に持ち出していたが、ダングルテールの虐殺事件にてコルベールが拾得、教皇ヴィットーリオに返却された 土のルビー ガリア王家に代々伝えられる指輪。石の色は「茶色」。初めの所有者はジョゼフだったが、シェフィールドが心中を図った際空中を落下しているところをジュリオの風竜アズーロが発見、入手後、新たな虚無の担い手ジョゼットへ譲渡。 風のルビー アルビオン・テューダー王家に伝えられていた指輪。石の色は「透明」。ウェールズの戦死後、才人によってアンリエッタに渡される。一時はアンリエッタの命令で売却されたと思われていたが、売却を命ぜられた財務卿が売らずに大切に保管していた。現在はティファニアが所有。アニメ版ではウェールズがラグドリアン湖でアンリエッタとの愛を誓った際に水のルビーとあわせて結婚指輪として用いられた。 始祖の祈祷書 トリステイン王家に伝えられていた、始祖ブリミルが記述したという古書。トリステイン王族の婚姻の際に立ち会う巫女が儀礼的に使っていたが、複数存在するまがい物や複製本の類と違い、常人には白紙を束ねた冊子にしか見えない。アンリエッタとゲルマニア皇帝アルブレヒト三世の婚姻に立ち会う巫女に選ばれたルイズに貸し出されていた(現在もルイズが所持)。時宜に応じ、ルビーを嵌めた虚無の担い手がページを開くとルーンが現れ読めるようになり、新たな呪文を会得することが出来る。 デルフリンガー曰く「必要になったら内容が読めるようになる」。 始祖の円鏡 ロマリアの秘宝。第19巻より登場。ヴィットーリオが所持する。ヴィットーリオは始祖ブリミルの人生と共に全てを映してきたと語る。第19巻で、"魔法装置"奪還の際に使う呪文"生命"が映し出されたが、内容は明かされていない。アニメ版では虚無の担い手から使用できる魔法のルーンを写し取り、他の担い手にその呪文を会得させるという効果がある。 始祖の香炉 ガリア王家に代々伝えられる秘宝。前所有者ジョセフ死亡後はロマリア宗教庁が探索し、回収していた。 始祖のオルゴール アルビオン王家に伝えられていた古いオルゴール。王家の崩壊後何者か(おそらくクロムウェル)の手によってガリア王ジョセフの元にもたらされるが、これもジョセフ死亡後はロマリアが回収していた。
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