「ファイナルゲーム」の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 02:22 UTC 版)
「賭博黙示録カイジの登場人物」の記事における「「ファイナルゲーム」の登場人物」の解説
桐野 加奈子(きりの かなこ) 演 - 関水渚 本作のメインキャラの一人で、原作には登場しない劇場版オリジナルキャラクター。「キュー!」と叫ぶ癖がある。 大阪で開催された第2回救済イベントの優勝者で、自称:ラッキーガール。かなりの運の持ち主で、その運を買われて東郷にスカウトされた。カイジより年下だが、彼にはタメ口で会話する。 高倉 浩介(たかくら こうすけ) 演 - 福士蒼汰 本作における最大の敵で、原作には登場しない劇場版オリジナルキャラクター。 元経済産業省官僚で、現在は首相首席秘書官を務め、「影の総理」と呼ばれている男。接待で行われる「ゴールドジャンケン」は権力者の間では有名。 弱者を生産性のない底辺の人間、虫けらと見下し、忌み嫌っているが、同時に彼らが自身に噛み付いてくる事も異常に恐れている節がある。 プライドも高い上に想定外の事態が起こった際は冷静さを欠いた往生際の悪さを見せるなど、利根川や一条と比べて器が小さいところもある。 また弱者達を景気低下する日本を沈めるまで食い尽くすピラニアの群れとしても見ている。 日本の急激な景気低下を止めるため、「預金封鎖」を実施し、国民の資産を使って国の借金を相殺しようと企む。 最後の審判に臨む黒崎のバックとして、カイジ達に様々な妨害工作を行い、さらに「念には念を」という理由で天命の儀の日程を予め前倒しで行うなど等の措置でカイジ達を追い詰めるが、東郷の策略で造幣局を買収したカイジに地下金庫のパスワードを変更されてしまい、その地下金庫、入口、トランクの3つの番号をかけてカイジと「ゴールドジャンケン」で直接対決を行う。結果的に敗北はしたが、トランクは翌日の午前12:00に自動解除されること、地下金庫と入口の番号さえ取ればいいことを告げ、自身の勝利を宣言し、預金封鎖を実施したが、トランクの中身が表面の新札以外が全て旧札にすり替えられており、カイジから勝負時点で既にトランクの自動解除の事実を把握していたこと、トランクの番号だけを死守することだけを頭に入れていたことを教えられた。その後、政府によって預金封鎖は中止された上に、菅原達によって地下金庫の監視カメラの映像の動画を流出されたことで、政府高官達が勝ち逃げしようとしていたことを世間に晒されてしまい、カイジに殴りかかろうとするが、底辺の人間を切り捨てようとした政策と自身の自惚れを批判され、カイジから「お前は自分が切り捨て、排除しようとしていた虫けらに負けた」と敗北を告げられた。 その後は何も言わず去っていくカイジを力なくただ見つめた。 廣瀬 湊(ひろせ みなと) 演 - 新田真剣佑 東郷の秘書を務める男で本作のメインキャラの一人。原作には登場しない劇場版オリジナルキャラクター。 東郷の秘書を3年間務めており、余命幾ばくも無い東郷の日本を救う計画のため、カイジと加奈子にギャンブルの協力を依頼する。 実は東郷と彼の愛人との間に出来た子供であり、彼の出世がストーリーに大きく関わってくることとなる。 東郷 滋(とうごう しげる) 演 - 伊武雅刀 「日本の不動産王」と呼ばれている男。原作には登場しない劇場版オリジナルキャラクター。 500億円もの資産を持つが、余命僅かなため、その残りの寿命で少しでも日本に尽くしたいと思い、救済イベントを開催していた。妻と別れた後にできた愛人がいたが、ある日突然、愛人とその息子を捨てたという。 政府が「預金封鎖」を実施しようとしていることを知り、それを止めるため、救済イベントで優勝したカイジと加奈子にギャンブルへの協力を依頼する。 黒崎との最後の審判の戦いの最中に体調を崩してしまい、ゲーム終了後に病院で息を引き取ったことがカイジ達に告げられた。しかし彼の計画や加奈子が彼から預かっていた携帯電話がカイジ達の窮地を救うこととなる。
※この「「ファイナルゲーム」の登場人物」の解説は、「賭博黙示録カイジの登場人物」の解説の一部です。
「「ファイナルゲーム」の登場人物」を含む「賭博黙示録カイジの登場人物」の記事については、「賭博黙示録カイジの登場人物」の概要を参照ください。
- 「ファイナルゲーム」の登場人物のページへのリンク