Λ7214系列他の食用児
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 16:42 UTC 版)
「約束のネバーランド」の記事における「Λ7214系列他の食用児」の解説
アダム GPにいる少年。ヴァイオレット達のアジトである風車の門番をしている。 大柄で一般的な人間とはやや異なる体型。レウウィスによると、バイヨンが出資しているΛ7214から「試食品」として猟場に送られてきたようである。ヴァイオレットによると、アダムはどこから来たのか不明で言葉をあまり理解できないらしく、ほとんど喋らず、稀に「22194」という数字を独り言で繰り返す。これはノーマンの認識番号で、Λ7214にいた時に彼の首筋にある番号を見て覚えたようである。 ナイジェルがエマの元へ向かった時点では門番として入口を守るが、ペペがエマの元へ向かう際にはエマ達の加勢に向かい、常人離れした強い腕力でレウウィスを攻撃する。またレウウィスの攻撃を直に受け、建物にめり込むほど叩きつけられても軽傷で済む等、耐久面も常人離れしている。 シェルターで暮らすようになってからは、ノーマンではなくエマの認識番号を繰り返す。シェルターではその体格を活かし、高い所にある電球を取り換える手伝いなどをしている。 他のΛ7214出身の食用児に起こる実験の副作用による発作が起こらず、彼らを救う鍵となる。 バーバラ 声 - 安済知佳 ノーマンの腹心で量産農園の襲撃組である少女。16歳。グッドウィル=リッジ出身だが、後にΛ7214に送られた。 量産農園を警備する鬼達を容易く殺すほどの実力で、自分達ばかり食べられるのはムカつくと殺した鬼達を食べる。桃太郎の歌を口ずさむが、鬼退治の歌という程度の認識でしかないようである。ボスであるノーマンが大好き。力関係はシスロよりも下らしく、鬼に対して同情している様子が窺えるエマに激昂するも、シスロの一言で大人しくなる。 Λ7214にいた頃の事がトラウマになっており時折発作が出るらしく薬を服用している(これはバーバラに限らず、シスロやヴィンセントも同様)。 シスロとは同じプラントの出身らしく、一緒にΛ7214に送られたようである。 シスロ 声 - 中島ヨシキ ノーマンの腹心で量産農園の襲撃組である少年。17歳。グッドウィル=リッジ出身だが、後にΛ7214に送られた。 ノーマンがいなければ自分は生きておらず「12のガキが神に見えた」と語る。バーバラよりも高い戦闘能力を有する事が窺える描写がある。 ザジ ノーマンの腹心で量産農園の襲撃組である少年。紙袋のようなもので顔を隠している。大柄な体格ではあるが実年齢は5歳(初登場時)と、フィルと同世代くらい。Λ7214出身。 二刀流の使い手で言葉を上手く話せない。ハヤトによると、非常に高い実力を有するが、何を考えているのか分からず、ノーマン以外の言う事は聞かない狂犬みたいな人物とのこと。量産農園を警備する鬼に捕まったエマを助ける際、鬼を剣で仮面ごと真っ二つにするなど、尋常でない程の実力を見せたものの、直後にエマも殺そうとする(ハヤトが止めに入って事なきを得る)など敵味方の判断能力に乏しいようである。 ヴィンセント 声 - 高橋英則 ノーマンの腹心で量産農園の襲撃組である男性。18歳。 色黒で頭に手術痕らしきものがある。左利き。グローリー=ベル出身だが、後にΛ7214に送られ、ノーマンと同様にテストを受けていたようである。ノーマンとはルービックキューブに仕込んだ手紙でやり取りをし、共闘してΛ7214を壊滅させた。一見冷静そうな人物だが、腹心達の中でも特にノーマンが大好きなようである。 ハヤト ノーマンが助けた食用児。胸元にΛ7214のものと似た紋章があるが、その系列の新型量産農園出身。 ノーマンの指令で、グレイス=フィールドからの脱走者への言伝のために捜索中、野良鬼に襲われエマ達に助けられる。脱走者を「超カッケー」と尊敬する。人間離れした速度で走る事ができる。 白井によると、当初はエマ達が脱獄後に出会うレジスタンスのリーダーとして登場する案もあった。 ジン ノーマンが助けた食用児。Λ7214系列の新型量産農園出身。 黒髪で口元を布で隠している。野良鬼に襲われていた所をエマ達に助けられる。ハヤトと共に脱走者を尊敬しており、傷の手当てをしてもらった事に喜んだ。 アイシェ ノーマン達と一緒にいる少女の食用児。鬼の言葉を話し、3匹の犬を引き連れている。狙撃の名人で顔の右半分に大きな痣がある。 とある農園で不揃いとの理由で廃棄される予定だったが、その農園で働く顔の右半分が形を失った鬼がアイシェを見て自分と重ね、魔が差して彼女を盗んだ。その鬼は彼女を食べることも検討したが、犬だと思って育てることにした。そのうち実の娘のように思い楽しく暮らしていたが、ある日ノーマン達に襲撃されその鬼は殺される。 自分を育ててくれた鬼を実の父親のように思っており、父を殺したノーマン達を恨んでいる。ノーマン達とは口も利きたくないらしく、わざと鬼の言葉を話して人間の言葉は話せないふりをしていた。
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