白河夜船とは? わかりやすく解説

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しらかわ‐よふね〔しらかは‐〕【白川夜船/白河夜船】

読み方:しらかわよふね

京都見てきたふりをする者が、京の白河のことを聞かれて、川の名だと思い、夜、船で通ったから知らない答えたという話によるという》

熟睡していて何も知らないこと。何も気がつかないほどよく寝入っているさま。

こんなにきれいなけしきを—で通っちゃ損だからね」〈長与竹沢先生と云ふ人

知ったかぶり

[補説] 書名別項。→白河夜船


しらかわよふね〔しらかはよふね〕【白河夜船】

読み方:しらかわよふね

吉本ばなな短編小説、および同作表題作とする小説集作品は、昭和63年1988)、「海燕」誌12月号に掲載小説集翌年刊行


白河夜船

作者吉本ばなな

収載図書白河夜船
出版社福武書店
刊行年月1989.7

収載図書白河夜船
出版社福武書店
刊行年月1992.2
シリーズ名福武文庫

収載図書吉本ばなな自選選集 2 Loveラブ
出版社新潮社
刊行年月2000.12


白河夜船

作者よしもとばなな

収載図書白河夜船
出版社新潮社
刊行年月2002.10
シリーズ名新潮文庫


白河 (洛外)

(白河夜船 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/02 23:59 UTC 版)

白河(しらかわ、白川)は、かつて京都洛外、山城国愛宕郡に属していた白川流域を指す名称。本来は白川の南側地域のみを指していたが、後に北側地域も含むようになり南側を「南白河/下白河」北側を「北白河」・と称した(『山城名勝志』)。現在では京都市左京区に属するが、南白河は岡崎・北白河は北白川に分割されている。


  1. ^ 『新撰京都名所圖會 巻1 東山の部』p.138によれば、北は現在の北白川から、南は九条通にまで及んだとされている
  2. ^ 丸山仁「院政期における鳥羽と白河」(初出:『国際文化研究』第5号(1998年)/改題所収:「院政期における洛南鳥羽と洛東白河」(丸山『院政期の王家と御願寺』(高志書院、2006年)))


「白河 (洛外)」の続きの解説一覧

白河夜船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/02 23:59 UTC 版)

白河 (洛外)」の記事における「白河夜船」の解説

京都旅行行った嘘をつく人が、この白河白川)の地について聞かれ川のことだと思い夜に船で通ったのでよく知らない答え、嘘がばれたという逸話から、熟睡して前後知らないことを白河夜船(しらかわよぶね・しらかわよふね白川夜船とも)という。かつては見たとがないものをさも見たことがあるかのように知ったかぶって言うことの意味にも用いられた。川柳白河夜舟で渡る高いびき」に由来する。 この故事題名にして、吉本ばなな小説『白河夜船』(1989年)を発表している。2015年には映画制作された。

※この「白河夜船」の解説は、「白河 (洛外)」の解説の一部です。
「白河夜船」を含む「白河 (洛外)」の記事については、「白河 (洛外)」の概要を参照ください。

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