【RPD 】(あーるぴーでぃー)
1944年に設計されたソ連の軽機関銃。
開発はヴァシリ・デグチャレフ技師が担当した。
ベルト給弾式だが、弾薬ベルトはドラムマガジンに収められているので、邪魔にならず扱える。
使用弾薬は、SKSカービン用に開発された7.62x39弾を使用するが、AKと弾薬が共用ができないことが問題にされ、1960年代には後継のRPKに置き換えられた。
しかし、基本構造は優れており、世界的にはまだまだ現役である。
スペックデータ
種別:軽機関銃・分隊支援火器
口径:7.62mm
全長:1,037mm
銃身長:521mm
重量:7.5kg(本体重量)/8.9kg(弾薬とドラムマガジン付き)
装弾数:100発(専用ドラムマガジンに収納・ベルト給弾式)
使用弾薬:7.62×39弾
作動方式:ガス圧作動
発射速度:650発/分
銃口初速:735m/s
R.P.D.
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:35 UTC 版)
「バイオハザードシリーズ」の記事における「R.P.D.」の解説
“Raccoon Police Department”の略。ラクーン市警。ラクーンシティの警察機関で、街の規模に合わせて十分な数の警官を確保し、常時勤務させている。バイオハザード大発生時においては、宿直の警官から非番の警官まで総動員し、対応に追われていたが、署内に残っていた警官のほとんどは署長ブライアン・アイアンズの策略で脱出できず、無意味な死を遂げることとなる。 同市警察の特殊部隊『S.T.A.R.S.』は、『0』『1』のアークレイ山中事件にてメンバーの大半が殉職し、機能停止となってしまっていた。その代わりとして、急遽R.P.D.選抜警官隊が創設された。同部隊はS.T.A.R.S.に代わり、ラクーン市警のSWATとして機能するはずであった。そのため、S.T.A.R.S.ほどではないが隊員たちは厳しい選考課程を突破した、優秀なラクーン市警の選抜警官である。主な武装はベネリM3、H&K MP5A5。 災害が発生した当初は、署内で同部隊が大いに活躍すると期待されていたが、ゾンビの数は市警の予測を遥かに上回っていたため、出動後に間もなく壊滅する様子が『3』のオープニングにて描かれている。
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R.P.D.(Raccoon Police Department)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 06:29 UTC 版)
「バイオハザードシリーズの登場人物」の記事における「R.P.D.(Raccoon Police Department)」の解説
ブライアン・アイアンズ (Brian Irons) 声:Gary Krawford(『2』)、JB Blanc(『DC』)、Sid Carton(『RE:2』)、広瀬彰勇(『RE:2』日本語吹き替え) 映画版俳優:ドナル・ローグ(『WTRC』) 『2』や『DC』、『RE:2』に登場するR.P.D.の署長。 表向きは温厚な性格で市民に親しまれていたが、裏ではウィリアム・バーキンをはじめとするアンブレラの人間と癒着して多額の賄賂を受け取ったり、デザートイーグルを常時携行していたり、常人には理解しがたい美術品を集めてきては署内に飾っていたり、他の署員に対してその異常さを見せていたりしていた。また、大学時代には二度も婦女暴行に及び、精神鑑定を受けているが、成績優秀という理由から不問にされていた。署内に多くの仕掛けを施す、自分の正体を知った秘書を内々に殺害することで秘密を守ることに執着する。ラクーン災害時は心のタガが外れて部下を射殺したうえで市長令嬢を剥製にしようと目論むなどの常軌を逸した行動に走り、自暴自棄の果てに警察職員や市民を道連れにすべく意図的な弾薬の署内への拡散を指示、警察署の治安維持能力を著しく削ぐ事になった。クレアを道連れにしようと彼女に銃を向けるが、最後は「G」化したウィリアムに殺害される。 『DC』では、署長室地下の剥製処理室へレオンたちに踏み入られた直後に胚から成長したG成体に身体を食い破られ、死亡する。 『RE:2』では、ほぼ白髪頭の容姿となっているほか、署長としての職務と並行して市内の孤児院の院長も兼任している。孤児院への多額の寄付や、困難な状況に置かれた女性の支援、美術品の保護活動や動物愛護活動など、表向きは熱心な慈善活動家として知られている。また、初登場の場所はR.P.D.の地下駐車場に変更されている。『2』と同様、抑圧された状況に置かれると暴走しやすいという危険な本性を有し、本作では最初からその本性を前面に押し出した人物として描かれる。シェリーを拉致して強引に孤児院へ連れて行く、威嚇時に発砲する、自身の邪魔をするクレアに暴行を加えて彼女に痛罵されるなど、変更点は多岐に及んでいる。また、映像では描かれないが、孤児院の子供たちをアンブレラに実験体として売り飛ばしていたという非道な行いも明らかとなる。シェリーを孤児院に監禁した後、取引と称してクレアにペンダントを持って孤児院へ来るよう電話で要求するが、シェリーに逃げられた上、彼女から剥製作成用の劇薬をかけられて顔の左半分が焼け爛れる。シェリーを追い詰めて捕まえようとしたが、そこへやって来たGの襲撃を受け、要求通りペンダントを持参したクレアの目の前で、彼女やウィリアムへの恨み言を喚きながら、Gに襲撃された際に植え付けられた胚から成長したG生物に身体を食い破られて死亡した。 『RE:2』のエクストラコンテンツである『THE GHOST SURVIVORS』では、市長令嬢のキャサリンを剥製目的で殺害しようとしたが、キャサリンの反撃に遭い、首をナイフで刺されて殺害される。 マービン・ブラナー (Marvin Branagh) 声:Rod Wilson(『2』)、Beau Billingslea(『OB2』)、Lex Lang(『DC』)、Christopher Mychael Watson(『RE:2』『RE:3』)、小松史法(『RE:2』『RE:3』日本語吹き替え) 『2』、『1.5』、『3』、『OB2』、『DC』、『RE:2』、『RE:3』に登場するR.P.D.の黒人警官。階級は巡査(『RE:2』『RE:3』では警部補)。 真面目かつ正義感が強い性格で、戒厳令下でも普段と同様に職務をこなして盗難事件の報告書の記述や、レオンの歓迎パーティーの準備などを行っていた。バイオハザード発生後は署内へ侵入したゾンビを他の警官と共に迎え撃つが、多勢に無勢で仲間は次々と倒れて自身も重傷を負う。その後、同僚のハリーとリタが護送車で駆け付けた際にはすでに助からないことを悟り、生存者たちをトラックに乗せると彼らの脱出の時間を稼ぐため、あえて単身で署内に残る道を選ぶ。その後、しばらくは西側オフィス(『DC』では正面玄関の噴水前)で昏睡状態に陥り(この時にジルと遭遇している)、訪れた主人公(『2』ではレオンもしくはクレア、『DC』では両方)に気づいて意識を取り戻した際には、知っているすべての情報を提供し、自分には構わずに他の生存者を探してくれと頼むが、主人公が戻って来た時にはゾンビ化してしまう。 『DC』では、「滅びし街の記憶」のチャプター2のボス的な存在として登場する。 『RE:2』では、初登場時点ではまだ昏睡しておらず歩ける体力が残っており、自分の間近でゾンビに追いつかれたレオンもしくはクレアの危機を救う。 『RE:3』にてゾンビ化したブラッド・ヴィッカーズに噛まれたことで、感染したことが明かされた。カルロスとタイレルが来る前に警察官内に逃げ込んで鍵を閉めてしまい、その後は彼らと会うことはなかった。 リタ・フィリップス (Rita Philips) 声 - ウェンディー・リー 『OB2』、『RE:2』に登場した女性警官。階級は巡査。 『OB2』では、マービンと同じく非常に真面目で、上司である彼を慕っていた。マービンたち同僚や避難してきた一般市民らのR.P.D.からの脱出を図るべく、救援を呼ぶために署内から換気ダクトを通って外部に脱出し、ハリーと共に護送車で駆け付けて数名の生存者の救出には成功した。しかし、自分たちを助けるためにR.P.D.に残ったマービンを助けることはできず、車の中で涙に明け暮れていた。その後の消息は不明である。 『RE:2』にも名前のみ登場。フルネームが判明し、本来ならレオンの先輩警官の一人となっていた事が判明する。9月28日以前に、下水道を脱出路にする提案を行っていた。 デビッド・フォード (David Ford) 『2』や『3』、『RE:2』に名前のみ登場する警官。 1998年9月26日から同年9月27日の間に『作戦報告書1』を作成したが、同年9月28日午前2時30分に作戦会議室に侵入してきたゾンビとの戦闘で死亡する。 『3』においても『デビッドのメモ』に名前が出てくる。メイヤーを見捨てた罪悪感からタガが外れたのか、街からの脱出を断念してクリーチャーと戦う日々を人生最後の楽しみにし、歓声を上げながらショットガンでゾンビを撃ち殺す、味方の警官を誤射で殺害しても悔やまないなど自暴自棄の行動を取っていた。9月27日には作戦会議を行っている同僚に対し、くだらないことをしていると述べたうえで飲んでいる酒が切れたら自殺することを仄めかしてメモを書き終える。 『RE:2』では、9月25日から27日まで『緊急事態対応記録』を作成。R.P.D.が壊滅していく様子を記している。加えて、『生存者へ』というリッカーに関するメモを残し、最後にリッカーに立ち向かう決意を記している。エリオットが監視カメラに向かって応援を要請した際に名前を呼ばれていたため、29日までは生存していた模様。 また、本来ならレオンの先輩警官の一人となっていた事が判明する。 エリオット・エドワード (Elliot Edward) 声:高橋研二(『RE:2』日本語吹き替え) 『2』、『RE:2』に登場した警官。階級は巡査。 9月28日にゾンビとの戦闘で殉職したデビッド・フォードに代わって『作戦報告書2』を作成し、生存者が残りわずかとなったことや下水道を使った脱出作戦について、「この報告書が生存者らの役に立つように」との旨で書き終える。同年9月29日に屋上で警察のヘリの救助を待っている際にゾンビに襲われ、その際に乱射した流れ弾がヘリパイロットに命中し、墜落の巻き添えで死亡する。 『RE:2』では、9月28日に『作戦報告書』を作成。武器や弾薬の確保失敗から、生存者が自身を含め4名になったことを記す。また、リタが以前に提案した下水道を脱出路にする作戦を単身で決行。R.P.D.の封鎖区域で署からの脱出方法を発見するも、ゾンビに追い詰められ、監視カメラに向かって応援を要請する。 しかし、映像を見て助けに駆けつけたレオンまたはクレアの目の前でゾンビに追いつかれてしまい、レオン(もしくはクレア)は助けようとするも間に合わずに死亡。その後、同様の場所を訪れるとゾンビ化して襲ってくる。また、本来ならレオンの先輩警官の一人となっていた事が判明する。 ニール・カールセン (Neil Carlsen) 『2』で入手できるファイル『パトロール報告書』の作者として名前のみ登場した巡査部長。 1998年9月20日にラクーンシティ郊外の下水道に不審者が居るとの通報を受けて捜索を行う。それらしい人物を発見し、職務質問を試みたが逃走されてしまったため、現場に残された遺留品として暗視スコープや少量のプラスチック爆弾を回収した。『RE:2』では、本来ならR.P.D.に着任したレオンの先輩となっていたことが明かされている。 ジョージ・スコット (George Scott) 『2』で入手できるファイル『ジョージの日記』の作者。 9月29日の宿直当番でそのことから署内掲示板で苗字が分かる。T-ウィルスに感染していたが、宿直室で何者かに襲われ、喉と腹を裂かれた状態の死体として見つかる。『RE:2』にて本来ならレオンの先輩警官の一人となっていた事が判明する。机にいた警官ゾンビが彼なのかは不明。 エドワード (Edward) 『2』で入手できるファイル『署長の手記』に名前のみ登場した警官。 9月26日に錯乱したブライアンによって背後から心臓をショットガンで撃ち抜かれ、死亡している。 ウェス (Wes) 『RE:2』に登場する警官。 シャワールームのロッカーの中で死んでいることが確認できる。 作中では名前は明かされなかったが、『RE:3』で彼が遺したメモで判明。シャワールームの壁を爆弾で破壊しようと起爆に必要な電池を探しに保管庫に向かおうとしてゾンビに襲われて感染。相棒のヘクターに「ロッカーを開けるな」と宛てたメモを遺してロッカーの中に隠れて息絶える。ちなみに、『RE:3』ではそのロッカーは開けれない。 メイヤー (Meyer) 『3』に名前のみ登場した警官。殺人課所属で射撃が得意。『デビッドのメモ』に名前が出てくる。 9月27日以前のゾンビとの戦いでデビッドを助けたが、ゾンビに怯えた彼に見捨られて逃亡されたため、その直後にゾンビに殺害される。 エルラン (Elran) 『3』に名前のみ登場した警官。少年課所属。『ジルの日記』に名前が出てくる。 コーヒーの雫をクリスへ零したことで、機嫌が悪かった彼に殴り飛ばされる。だが、実はアンブレラの調査に集中するためにわざと謹慎処分を下されようとしたクリスが口実作りのために殴ったことが、直後の様子や後のジルとクリスの会話から示唆されている。 ハリー (Harry) 『OB』や『OB2』に登場した眼鏡を掛けた警官。大柄な体格だが、臆病な性格。 『OB』では、「発生」にてゾンビ掃討を目的とした大通りの爆薬敷設作業に動員されていたが、バリケードを突破したゾンビに爆薬を設置していたエリックとエリオットが目の前で殺害されてしまい、どうすることもできずに撤退し、起爆をプレイヤーに託した。 『OB2』では、「死守」にてリタからの連絡を受けて避難用車両でR.P.D.に駆け付けるが、マービンが自分を残して脱出しろと促している間に運転席へ近付いてきたゾンビに恐怖心を抱き、彼を残したまま発車する。その後の消息は不明である。 レイモンド (Raymond) 『OB』に登場した警官。 「発生」にて市民の避難誘導に動員されてプレイヤーと一時的に行動を共にし、閉鎖された道をショットガンで切り開くなど活躍するが、刹那の隙を突かれてクリーチャー(ゾンビかシザーテイル)に組み付かれる。タンクローリーの燃料でクリーチャーの群れを焼き殺すようにプレイヤーに促した直後、噛みつかれて死亡する。 アーサー (Arthur) 『OB』に登場した警官。 「発生」にてJ'sBAR前通りで一帯の封鎖をレイモンドと共に行い、避難誘導のアナウンスを市民に行う。プレイヤーが到着したときにはすでにゾンビに殺害されており、J'sBAR前で遺体となっている。 ドリアン (Dorian) 『OB』に登場した警官。 「発生」にて市民の避難用車両の運転を担っており、プレイヤーを乗せて安全地帯へ向かおうとしたが、道路のほとんどが封鎖されていたために歩くしかない旨を伝える。その後はプレイヤーを安全地帯まで送り届ける。 エリック (Eric) 『OB』に登場した警官。 ハリーやエリオットと共に大通りの爆薬設置を行い、ゾンビがバリケードを突破した直後に準備を終えるが、起爆に間に合わずに襲われ死亡する。 エリオット (Elliott) 『OB』に登場した警官。 大通りの爆薬設置に動員されており、爆薬を調整していたエリックを援護していたが、バリケードを突破したゾンビから彼を守ろうとしたところを共に襲われ、死亡する。 フレッド (Fred) 『OB2』に登場した警官。 「死守」にてR.P.D.の屋上でクロウの掃討を行っていたが、避難用車両到着直前にクロウに殺害される。 アーロン (Aaron) 『OB』や『OB2』に登場した警官。 『OB』では、「発生」の大量ゾンビ掃討後にムービーで事後処理を他の警官と行っている姿が見られる。 『OB2』では、「死守」にてR.P.D.の外階段でゾンビの侵入を阻止していたが、フレッドと同様に避難用車両の到着直前、侵入したゾンビに腹部を噛み切られて死亡する。 トニー (Tony) 『OB2』に登場した警察犬訓練士。 「死守」にて災害時に警察犬を心配して地下の犬舎を訪れた直後、ゾンビ犬に殺害される。 レイモンド・ダグラス (Raymond Douglas) 『OB2』に名前のみ登場した警官署長代理。『避難勧告』に名前が出てくる。 ラクーン動物園地区を閉鎖するために救助ヘリコプターの使用を許可したが、ヘリコプターが大破してしまったため救助は難航する。上記のOBに登場したレイモンドと同一人物かは不明。 ジャン (Jean) 『OB2』に名前のみ登場した警官で、ケビン・ライマンの同僚。『ジャンのメモ』に名前が出てくる。 ゾンビの襲撃を逃れて地下鉄駅へ逃げ込んだが、ケビンやアーロン、フレッドに宛てたメモを残して衰弱死する。
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