言語仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 20:41 UTC 版)
「ActiveBasic」の記事における「言語仕様」の解説
基本的にバージョン3以降はC言語や、バージョン4になってくるとC++そしてJavaなどの影響を強く受けている。具体的には、従来のBASICに見られない機能として次のようなものがある。 ポインタ 特にポインタ演算や関数へのポインタの存在。malloc/free関数やNew/Delete演算子も存在する。 クラス 特にバージョン5からは単一継承及びインタフェースの多重継承というJavaに近い仕組みが搭載されるとアナウンスされている。 /* 〜 */によるブロックコメント ' (シングルクォーテーション)による1行コメントは無くなっていないが、バージョン3からREMは廃止された。 プリプロセッサ ただし条件コンパイルなどが中心でマクロ置換はない。 ガベージコレクション 評価版であるAB5 CP3より保守的GCが搭載された。 なお、現在、評価版としてActiveBasic 5.0 Customer Preview 5 (AB5 CP5)が公開されている。
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言語仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 23:55 UTC 版)
Groovyの言語仕様はJavaのそれをベースとしており、基本的にJavaプログラマにとって慣れ親しみやすいものである。Groovyはスクリプト言語として大幅に簡易化された記述を許している。以下に簡略な記述を可能とするGroovy言語の特徴を示す。 変数の型宣言は不要である。通常の場合 - 宣言をしなかった場合Object型として扱われ、メソッド呼び出しは動的ディスパッチによって解決される(変数の型の宣言をすることも可能であり、静的なスタイルと動的なスタイルの場合に応じた使い分けることができる)。メソッドの引数や返り値の型宣言も同様である。 @TypeChecked を使用した場合 - 変数の型を指定しなかった場合は型推論され、型が正しいかどうかチェックされる。メソッド呼び出しは動的ディスパッチのまま。 @CompileStatic を使用した場合 - 上記に加えて、メソッド呼び出しは静的に解決される。@ToString のようなコンパイル時のメソッド生成は通常通り使える。この3種の中では最速。 メソッド呼び出しの括弧は省略できる。 行末のセミコロンは省略できる。 リストやマップの初期化を記述する組み込み構文を持つ。 演算子のオーバーロード定義(ユーザ定義演算子)が可能である。組み込み型としてリストやマップを扱うことができ、それらのリテラル表記や、それらを処理する演算子が定義されている。 BigDecimal、BigInteger型などについては四則演算がオーバーロード定義されている。 検査例外をthrowsするメソッドを呼び出す際にもtry/catchで囲んだり呼び出し側メソッドをthrows宣言する必要はない。 プリミティブ型はリファレンス型と同様に扱うことができる(明示的な変換を行う必要はない)。 if文やwhile文、3項演算子('?~:~')の条件節では0やnullの値は偽として扱われる(boolean型の値である必要がない)。 J2SEの正規表現クラスを扱うための組み込みの演算子(=~や==~など)が用意されている。また構文上も特別扱いされておりPerlやRubyと似た使用ができる。 文字列定数中に任意のGroovyの式を埋め込むことができる(${}の記法を用いる。GStringと呼ぶ。なお変数名の場合は中括弧も不要であり、"$変数名"の形式で変数の値を文字列に埋め込むことができる。)。 名前つき引数でのメソッド呼び出し。 アクセス修飾子のデフォルトはpublicである。 java.lang、java.io、java.math、java.net、java.util、groovy.lang、groovy.utilは明示的に指定しなくても、暗黙的にインポートされている。 groovyファイルで定義したクラスはGroovyObjectインターフェースを暗黙で実装し、クラスの外で定義したフィールドやメソッドはScript抽象クラスの実装クラスのフィールドやメソッドとして定義されたと見なされる。
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言語仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/04 10:10 UTC 版)
プログラムの実行は、格子の左上から右向きに開始する。 格子の上端は 0 行目、左端は 0 桁目である。 端に達したら反対側の端へジャンプする。 整数を要素とするスタックがただ一つ存在する。このスタックは、命令に引数を渡したり、命令の結果を受け取ったりするのに使われる。
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言語仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/23 16:32 UTC 版)
Pietでは、有彩色18色(色相6段階×明度3段階)と無彩色2色(黒、白)の計20色が用いられる。画像上では、色相と明度の変化の度合いによって命令や定義が表され、同一色のかたまり(codel)の面積によって値(正の整数値)が表される。データの処理はスタックを用いて行う。 実行の際は、インタプリタがソースコードの画像上を移動しながら、画像上に表現された命令を解釈して実行する。インタプリタは、移動方向を示す "direction pointer" (DP) および次のcodelの探索方向を示す "codel chooser" (CC) をもつ。DPは4値(上下左右)、CCは2値(左右)をとる。 Pietの命令の一覧を下記に示す。 明度の変化色相の変化変化無し1段階変化2段階変化変化無し push pop 1段階変化add subtract multiply 2段階変化divide mod not 3段階変化greater pointer switch 4段階変化duplicate roll in (number) 5段階変化in (char) out (number) out (char) push 値をスタックに詰め込む。 pop 値をスタックから取り出す。 add 値を2つスタックから取り出し、加算した結果をスタックに詰める。 subtract 値を2つスタックから取り出し、2番目の値から1番目の値を減算した結果をスタックに詰める。 multiply 値を2つスタックから取り出し、乗算した結果をスタックに詰める。 divide 値を2つスタックから取り出し、2番目の値を1番目の値で除算した結果をスタックに詰める。 mod 値を2つスタックから取り出し、2番目の値を1番目の値で除算した際の余りをスタックに詰める。 not スタックの一番上の値が0でなければ0に、0であれば1に変更する。 greater 値を2つスタックから取り出し、2番目の値が1番目の値より大きければ1、そうでなければ0をスタックに詰める。 pointer 値を1つスタックから取り出し、その値の回数だけDPを時計回りに回転させる。取り出した値が負の場合は反時計回りになる。 switch 値を1つスタックから取り出し、その値の回数だけCCを反転させる。 duplicate スタックの先頭の値をコピーして、スタックに詰める。 roll 値を2つスタックから取り出し、1番目に取り出した値の「回数」だけ、2番目に取り出した値の「深さ」への "roll" 操作を、残ったスタックの要素に対して行う。ここで、深さ n への "roll" 操作とは、スタックの先頭の値を取り出して先頭から n 番目に挿入し、それより手前にある要素の順序を1ずつ繰り上げる操作である。「回数」が負の場合は逆向きの操作となる。「深さ」が負の場合はエラーとなり、この命令は無視される。 in 標準入力から値を取得する。 数値の入力と文字の入力は命令語が異なる。 out 標準出力へ値を出力する。 数値の出力と文字の出力は命令語が異なる。
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言語仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/15 09:27 UTC 版)
「ML (プログラミング言語)」の記事における「言語仕様」の解説
「Standard ML」も参照 以降の記法や名前はSMLのものである。OCamlなどその他の実装については、SMLと差異があるため各実装の記事を参照のこと。
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言語仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/02 08:47 UTC 版)
十分な長さのメモリと、それを指す1つのポインタがあることなどはBrainfuckと同じである。Ook!命令とBrainfuck命令の対応は以下の通り。 Ook!Brainfuck内容Ook. Ook? > ポインタをインクリメント Ook? Ook. < ポインタをデクリメント Ook. Ook. + ポインタの指す値をインクリメント Ook! Ook! - ポインタの指す値をデクリメント Ook. Ook! , 入力から1バイトをポインタの指す値に代入 Ook! Ook. . ポインタの指す値をASCII文字として出力 Ook! Ook? [ ポインタの指す値が0なら、対応する「Ook? Ook!」にジャンプ Ook? Ook! ] ポインタの指す値が非0なら、対応する「Ook! Ook?」にジャンプ 「Ook? Ook?」の動作は定義されていない。プログラムのトークン数が奇数の場合は構文エラーとなる。
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言語仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 08:20 UTC 版)
「Fortranの言語仕様」の記事における「言語仕様」の解説
Fortran 90以降、Fortran 95、Fortran 2003、Fortran 2008と言語仕様が改定されている。Fortran 95、Fortran 2008はマイナーな改定、Fortran 2003はメジャーな改定である。他のプログラミング言語で実装されたフリーフォーマット、構造化プログラミング、モジュールプログラミング、配列演算、ユーザ定義の総称関数、演算子のオーバーロード、High Performance Fortran、オブジェクト指向、コンカレント・コンピューティングなどの機能が言語仕様の改定により取り入れられている。
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言語仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 08:19 UTC 版)
「FORTRAN 77の言語仕様」の記事における「言語仕様」の解説
Fortranの言語仕様は、年代によってかなり変化して来ている。他のプログラミング言語で実装された構造化プログラミングの機能などがどんどん取り入れられて来ているからである。
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言語仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 08:34 UTC 版)
「Information Processing Language」の記事における「言語仕様」の解説
IPLは次のような要素を持つ。 シンボル群。全てのシンボルはアドレスおよび名前付きセルである。後の言語のシンボルとは異なり、シンボルは1文字とそれに続く番号で構成され、H1, A29, 9-7, 9-100 のように書かれる。セル名が1つの英文字で始まる場合、regional であり、絶対アドレスを表す。 セル名が "9-" で始まる場合、local であり、単一のリスト内でのみ意味を持つ。あるリスト内の 9-1 は、別のリスト内の 9-1 とは別物である。 他のシンボル(例えば番号のみ)は internal である。 セル群。リストはそれぞれ相互に参照を持つ複数のセルで構築される。セルにはいくつかのフィールドがある。P は3ビットのフィールドで、そのセルを命令として実行する際の命令コードとして使われる。セルがデータの場合は未使用である。 Q は3値のフィールドで、そのセルが命令として使われる場合は間接参照に使われ、セルがデータの場合は未使用である。 SYMB はそのセルの値として使われるシンボルである。 プリミティブプロセス群。現代の言語ではプリミティブ関数と呼ばれるものである。 IPLの主要なデータ構造はリストだが、多くの言語でのリストよりも複雑な構造を持っている。リストは実行も可能な一連のリンクされたシンボルから成り、それに加えて description list と呼ばれる属性名と値が交互に並んだリストが付属する。IPLには属性名を指定して対応する値にアクセスしたり値を変更したりするプリミティブがある。description list には(9-1 のような形式の)ローカル名が与えられる。下表は、S4とS5というシンボルを持つL1というリストと、それに付属するA1という属性にV1という値が対応しA2という属性にV2という値が対応している9-1という description list を示している。LINKが0となっているのは、リストの終端を意味する。100や101といったセル名は自動的に生成された内部シンボルであり無意味である。これらのセルはメモリ上ばらばらに存在する。L1は唯一の regional なシンボルなので、特別な場所に置かれグローバルに参照可能である。 IPL-V のリスト構造例名前SYMBLINKL1 9-1 100 100 S4 101 101 S5 0 9-1 0 200 200 A1 201 201 V1 202 202 A2 203 203 V2 0 IPLはリストを操作できるアセンブリ言語である。特別な用途のレジスタとして使われるセルが存在する。例えばH1はプログラムカウンタである。H1のSYMBフィールドは現在の命令の名前となっている。しかし、H1はリストとして解釈される。H1のLINKフィールドは今風に言えばコールスタックのトップへのポインタである。例えば、サブルーチン呼び出しではH1のSYMBをそのスタックにプッシュする。 H2はフリーリストである。プロシージャがメモリを確保したい場合はH2からセルを獲得する。逆にプロシージャが完了したらメモリをH2に置く。関数に入る際、引数リストはH0にある。関数から抜ける際には結果をH0に置く。多くのプロシージャは成功か失敗かを示すブーリアン型の結果を返すが、それをH5に置く。W0-W9という10個のセルは一時格納場所としてどこからでも使える。それらのセルに値をセーブしリストアする際にはプロシージャは「道徳的に束縛されている」(CACMの論文での言葉)。 Pフィールドでは8種類の命令を表せる。サブルーチン呼び出し、SからH0へのプッシュ/ポップ、SにあるシンボルとSに付属しているリストの間でプッシュ/ポップ、Sへの値のコピー、条件分岐といった命令がある。ここで、Sは命令のターゲットを意味する。SはQ=0ならSUMBフィールドの値を意味し。Q=1ならSYMBに名前があるセル内のシンボル、Q=2ならSYMBに名前があるセル内のシンボルの示すセル内のシンボルを意味する。つまり、Qはセルの間接参照のレベルを示している。条件分岐以外の命令では、次に実行すべき命令はセルのLINKフィールドが示している。 IPLには約150の基本処理のライブラリがある。例えば次のような処理が実装されている。 シンボル同士が等しいかどうかの判定 リストの属性を探す、セットする、消去する。 リスト内の次のシンボルを求める。リストにシンボルを挿入する。リスト全体の消去、コピー。 算術演算(シンボル名を対象とする)。 シンボルの操作。例えばシンボルが整数を表しているか否かの判定、シンボルをローカルなものにするなど。 I/O操作 関数型言語のイテレータやフィルターに相当する "generator" がある。例えば数値のリストに対して個々のセルについて二乗を計算して新たなリストを作るといったことができる。
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言語仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 04:44 UTC 版)
基本的な方向性としては.NET化以前のVisual Basicに似ており、ごく単純なコードなら見分けがつかないほどである。 例:"Button1"をクリックしたときに"Label1"に"Hello World!"と表示するコード。 PUBLIC SUB Button1_Click() Label1.Text="Hello World!"END 他の特徴 グローバル変数・メソッドの無いオブジェクト指向で、コードはすべてクラスファイルもしくはモジュールファイルに記述される。 クラスの継承・オーバーロード・スーパークラスへのアクセスが可能。 パブリック変数とプロパティを併用可能。 TRY/CATCH/FINALLY等による例外処理が可能。 CLIコマンドを直接実行可能。パイプも通るため、これだけでかなり高度な処理が出来る。
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言語仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/20 17:14 UTC 版)
「Free Pascal」の記事における「言語仕様」の解説
FPCはPascalの方言のうちで、デファクトスタンダードとなっているBorland PascalとDelphiを採用している。バージョン2.0以降、Delphi7互換性は継続的に実施または改善された。 また、Mac OS(macOSを含む)とのインタフェースを容易にするため、若干ながら Apple Pascal 文法をサポートするための努力も行われてきた。 コンパイラには複数の「コンパイル互換モード」を持っており、Default(ANSI/ISO標準)モード、Delphi互換モード、Turbo Pascal互換モード、FPCモード、Object Pascalモード、Mac Pascalモードがある。
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言語仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 02:32 UTC 版)
LINQに対応する言語は、LINQを自然に導入するための新しい言語仕様が併せて追加されている。代表的な例を以下に示す。 クエリ式 SQLのような問い合わせ言語風の文法が取り入れられた。これはメソッド構文の構文糖となっている。 拡張メソッド 同様のデータ構造に対して後から操作を追加するために取り入れられた。例えば、LINQ to Objectの場合はIEnumerableインターフェイスの拡張メソッドとして標準クエリ演算子を含むメソッド群が追加された。 ラムダ式 従来の匿名メソッドに取って代わる構文として導入された。引数の型が省略できることや、式木に変換することができることで、自然にLINQを導入できるようにした。 匿名型 クエリの結果や途中の値を一時的な値の組合せで保持できるよう導入された。クエリ結果の格納を意図しているため、匿名型の各値は読み取り専用プロパティとなっている。 C#における仕様の詳細はC# 3.0からの仕様を参照されたい。
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言語仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/11 03:47 UTC 版)
Pxemのプログラムは、二つのレジスタを持つ仮想機械で処理される。片方は整数型のスタック、もう片方は同じく整数型で、データを保持しているかどうかを区別し、ただ一つの値を保持する一時領域用のレジスタである。プログラム起動時、どちらも空の状態で初期化される。 このプログラミング言語はファイル名をメインルーチン、ファイルの中身をサブルーチンとして解釈する。そのため最初はファイル名の最初の文字から順に実行される。ファイル名の最後まで実行、またはファイル名上の終止コマンド.dを実行した際にプログラムが終了される。この際ファイルの中身を処理するコマンドがファイル名にない、または実行されないとファイルの中身は無視される。 ファイル名上でサブルーチン実行コマンド.eを実行すると新たな仮想機械が作成され、その機械上でサブルーチンが実行される。この際、その機械のレジスタについて、 スタックは元の機械のスタックからコピーされる。 一時領域用のレジスタは何も保持されない状態で初期化される。 サブルーチンの処理終了は終止コマンド.dが実行される場合、またはファイルの中身を解釈し終えた場合に行われる。サブルーチン終了時、前の仮想機械上でサブルーチン呼び出し元のルーチンを処理する。この際、呼び出されたサブルーチンを処理していた仮想機械について、 スタック内のデータは元の機械のスタックに、底から最上位までの順にプッシュされる。 一時領域用のレジスタのデータは破棄される。 コマンドである部分が解釈される際、それより前にコマンド以外の部分がある場合、その部分が文字列として解釈され、スタックに逆順にプッシュされる。 例えばファイル名がHello, world!.pxeであるファイルでインタプリタを実行した場合は、コマンドである部分は.pの部分で、それより前のHello, world!という部分が文字列として解釈され、スタックに!、d、l、r、o、w、 、,、o、l、l、e、H、の順にプッシュされる。その後、.pというコマンドは「スタックが空になるまでポップし、ポップした値を文字として出力する」ため、結果として"Hello, world!"と出力される。なお、.pxeのxeもスタックにプッシュされるが、そのままプログラムが終了する。
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言語仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 14:53 UTC 版)
Scheme の言語仕様はIEEEによって公式に定められ、その仕様は「Revisedn Report on the Algorithmic Language Scheme (RnRS)」と呼ばれている。2016年現在広く実装されているものは改訂第五版に当たるR5RS(1998年)である。 なお、2007年9月に「The Revised6 Report on the Algorithmic Language Scheme (R6RS)」が成立した。4部構成となり、R5RSに比べおよそ3倍の文章量となった。R5RSまでは小さな言語仕様に対してのこだわりが見られたが、Unicode サポート等の実用的な言語として必要な要素が盛り込まれている点が特徴的である。しかし、多くの機能が盛り込まれたにもかかわらず細部の練りこみが不十分であるといった批判もあり、非公式にR5RSを拡張する形でERR5RS (Extended R5RS Scheme) という規格を検討する党派も現れている。 2009年8月、Scheme 言語運営委員会は、Scheme を大規模バージョンと、大規模バージョンのサブセットとなる小さな言語仕様のふたつの言語に分割することを推奨する意向を発表した。 2013年7月、「The Revised7 Report on the Algorithmic Language Scheme (R7RS)」 (small language) が成立した。
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言語仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 03:19 UTC 版)
さまざまな意味において、基盤であるCLIの機能をもっとも反映している言語であるといえる。C#にある組み込み型のほとんどは、CLIフレームワークに実装されている値型と対応している。しかし、C#の言語仕様はコンパイラのコード生成については何も言及していない。つまり、CLRに対応しなければならないとか、共通中間言語 (CIL) などの特定のフォーマットのコードを生成しなければならないとかいうことは述べられていない。そのため、理論的にはC++やFORTRANのように環境依存のマシン語を生成することも可能である。しかし、現在存在するすべてのC#コンパイラはCLIをターゲットにしている。
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言語仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 16:04 UTC 版)
ステートメント(文)と関数がある。 WICSによるHello world 10 PRMODE 020 PRINT "HELLO, WORLD!"30 END (簡易なBASICであるTiny BASICなどにも良くあった機能制限であるが)扱える数値は8ビットか16ビットの整数のみで、文字列を編集するような機能も無い。代わりにメモリ操作やビット操作、画面表示関係などの機能を持つ。 リテラルには、16ビットの範囲の十進または十六進表記、及び1文字分の8ビット文字コードがある。変数は16ビットのみである(8ビット文字コードを変数に代入すると上位8ビットは0でパディングされ、変数を文字として出力する場合等では上位8ビットは捨てられる)。 配列は8ビット配列と16ビット配列とがある。実体としては、使用するメモリ領域先頭のアドレスを変数に与える。要するにポインタであり、適切に使用しなければ任意のメモリの内容を壊してしまう。 文字列は、特定のステートメント及び関数の引数としてのみ使用できる(文字列からポインタを得るような機能は提供されていない)。 BASICの基本的な制御構造と同様のものの他に、Pascal風のREPEAT - UNTILがある。 標準ストリーム的な考え方も取り入れられており、PRMODEステートメントにより、同一の出力命令からの出力先をディスプレイとプリンタとで切り替える。上記のHello worldは、PRMODE 1に変更するとプリンタに印字される。 多くのBASICと異なり、機械語プログラム呼出し機能の USR が関数であるため戻値を得ることができる。機械語ルーチンはHLレジスタに引数を設定して呼出され、HLレジスタに戻値を入れて戻す。
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言語仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 23:39 UTC 版)
Rはマルチパラダイムなプログラミング言語である。広義の関数型言語の一つであるSchemeの影響を受けていて、リストを基本にした内部処理・遅延評価・静的スコープなどの特徴をもつ。インスタンス生成などオブジェクト指向機能ももっている。手続的な表記法にはCの影響がある。いわゆる「Hello, world」プログラムのコードと実行結果は以下とおり。 > print("Hello world")[1] "Hello world"
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言語仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/20 03:11 UTC 版)
JSXの特徴は以下の点が挙げられる。 クラス構文のサポート モジュール機構 テンプレート(総称型)のサポート 関数オーバーロードのサポート アロー関数式 レキシカルスコープをもつthis デフォルト引数 最適化で削除されるassert文 プロファイラ(スマートフォンでも利用可能) source mapのサポート nullを許容しないプリミティブ型(number, boolean, string)
※この「言語仕様」の解説は、「JSX」の解説の一部です。
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