天流
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天流(てんりゅう)は斎藤伝鬼房が開いた武術流派。剣術、槍術、薙刀術、鎖鎌術、棒術、手裏剣術、取手・小具足(柔術)などを含む流派であったが、系統によって伝える内容は異なる。
- ^ 『剣道図書目録 : 附 所蔵図書館一覧』全日本剣道連盟 編(1975年)p106に同図書館の所蔵として、書名「天流(1文字空き)目録(3文字空き)1巻」、著作者「一斎」、年代「天正9」の記載がある。なお同大学は1978年に閉学しており、移転先の筑波大学に『天流諸目録』が承継された記録は確認できていない。『日本武道大系 第2巻』今村嘉雄[ほか]編 、同朋舎出版(1982年6月)には筑波大学所蔵との記載があるが、2019年9月12日現在、所在不明となっている。(同 体育・芸術図書館職員から同 体育系教員に確認済み)
天流
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太刀花 リク(たちばな リク) / ヨウメイ 声 - 福山潤、早水リサ(幼少時) 本作の主人公。天神中学校1年A組在籍のボート部部長。12歳でうお座のO型。白虎のコゲンタと契約。地流の襲撃から逃れるため、母ショウシによって1000年前の平安時代から現代に飛ばされてきた天流宗家で本名は「ヨウメイ」。両親がいないことにコンプレックスを持っており、ソウタロウを唯一の頼れる家族として慕う。温和だが少し内気な性格で辛いことがあっても我慢ばかりしていたが、コゲンタとの出会いにより少しずつ変化が生じていく。カレーライスと二番茶と甘いものが好物。嫌いな物はグレープフルーツジュース。青色を好む。枕が変わっても平気で寝られる。恥ずかしいと感じた時に額を指で掻く癖がある。得意なスポーツはサッカーだが料理は極端に下手である。呑気でやや天然ボケ(フサノシン曰く、ボケボケ闘神士)である。コゲンタのことを掛け替えのない存在だと考えており、失うことを何よりも恐れる。そのため、闘神士と式神の絆や契約に関して対立してしまうことも。また、その心の優しさ故に戦闘に集中できず、「闘いに集中しろ!」と注意されることもしばしば。その反面、自分の過去を弄んだ者や、コゲンタと両親を傷つけた神流の闘神士に対しては、烈火のごとく怒り己を見失ってしまうこともある。 契約して間もない頃は、その自覚に欠け、契約とは何なのかも十分に理解しておらず、闘う理由もはっきりせず、雰囲気に流されて闘うことが多かった。しかし、コゲンタを失わないために強くなることを誓うと、修行や印探しにも積極的に取り組み、天流宗家としての記憶を取り戻すと、自身に課せられた使命と運命を自覚。天流が過去に犯してきた罪、三流派が絡み合う因縁に翻弄されながらも、宗家として今すべきことは何なのかを模索。そして、他流の野望に苦しむ多くの人々を守るため、仲間とともに闘いぬくことを決意。厄災の元凶となったミカヅチとウツホに立ち向かっていく。 自分が天流宗家であるがために両親を苦しめていたと感じており、自分がいなくなることで両親は苦しみから解放されたのだと思っていた。その思いがコゲンタに対して心を完全に開けない原因になっていた。過去の真実を知り、完全に心を開いてからは、力をみんなの笑顔を守るために使いたいと思うようになる。自分の中にいる自分をずっと恐れており、コゲンタのことを憎しみや怒りにまかせて道具のように扱う自身の未熟さに嫌悪感を抱くもコゲンタの言葉によりどちらの自分も受け入れられるようになり、ウツホの幻術にも打ち勝つ強い自信を手に入れる。 闘いが終わった後、1000年前には戻らず「太刀花リク」として生活することを選択。中学1年生の最後にコゲンタとの契約を満了。その後、無事中学2年生となり、ボート部のリュージとともに出場した全国中学生ボート大会にて審査員特別賞を受賞したり、モモに顔を赤らめ思春期の恋愛をうかがわせるなど1年で大きく成長し、皆と楽しくも平凡な日々を過ごしている。 白虎のコゲンタ 声 - 相田さやか 土属性で信頼を司る白虎族の式神。節季は秋分。愛刀「陰陽剣 西海道虎鉄」を振るう。口の悪さが特徴的。1000年以上前から白虎のランゲツとは因縁がある。前大戦では、天流最強の闘神士ヤクモの式神として死闘を繰り広げた。 短気で乱暴な性格だが強いプライドを持っており、契約者のためなら命を投げ出す覚悟も持っている。ただ、自分の想定範囲外の出来事に対して妙に怯み、すべてを受け止めようと気負いすぎる傾向がある。リクの心の闇を理解しない自分の甘さを反省したり、落ち込むリクを慰めたりと優しい面も多い。リクのことをよく叱責するが、リクの穏やかな性格や危なっかしい面を気に入ってもいる。一方で人間を軽蔑している面もあり、富や権力に執着する人間を嫌う。しかし、妖怪などから人間の命を守ることこそ式神と闘神士が本来なすべき役割であるとも考えている。ボケキャラが多い本作において専らツッコミ役だが、時折ボケをかましていた。よく猫扱いされ、そのたびに不機嫌になる。リクの同級生リナには「トラさん(リナの亡き愛猫)」と呼ばれ慕われているが、本人はかなり迷惑している。リクと契約して間もない頃は、闘神士としての自覚に欠けていたリクに歯がゆい思いをして事あるごとに説教することが多かったものの、リクが自分なりに強くなろうと努力するようになると思いやりのある言葉をかけ、調子や学生生活にも気を配ることが多くなる。かつて自分が契約した闘神士たちとの落差に呆れつつ、天流宗家として次第に成長していくリクを頼もしい相棒だと思うようになる。 リクの心の闇についてずっと一人で考えており、その苦しみを無くしてやりたいと願う。また、契約を満了させるための条件が明確にならないことも焦っていた。その気負いや焦りはリクとの心のすれ違いを拡大させ、戦闘にも大きな影響を及ぼした。虎鉄を折ってしまうと、自分がリクの全てを受け止めきれていないのではないかと思うようになり、信頼を勝ち取ろうと必死になり心を開かせようと働きかけるも拒絶される。 実は1000年前に天流宗家を襲撃した張本人。リクの伯父ライホウによって契約前に引きずり出されたうえに大降神させられていたため、当時のことは何も覚えていない。真実が明らかになった際、涙を流してリクに謝罪。信頼を司る式神としての誇りを失いかけ、契約を解除し自分を名落宮に落とすように申し出るも自身には何の罪もないとする言葉に救われる。その夢を叶えるため全力を尽くして闘うことをあらためて誓う。ミカヅチとの決戦では、宿敵ランゲツと共闘。一度は逆式イツムに滅されるが、リクとの絆の力で復活。さらに、大降神とも逆式とも違う新しい形「超降神」を可能にした。ミカヅチ戦後、太極を滅ぼそうとするウツホを止めるため、伏魔殿に赴く。仲間たちとともに激戦を繰り広げるが、ウツホの滅びの力によって消滅してしまう。しかし、太極の窮地を救うために復活。ウツホの願いを聞き入れ、復活した他の式神たちと力を合わせ滅亡寸前の太極を再生した。リクとの契約は全ての闘いが終わった中学1年の最後に満了し、式神界へと帰還する。帰った後もリクの身を案じている。平和な日々にはやや退屈していたが、名の知らぬ闘神士に呼び出された。白虎の虎武神(びゃっこのとらぶしん) 声 - 三宅健太 大降神のときの姿であり、また同時にコゲンタの式神界に置ける本来の姿である。 ナズナ 声 - 神田朱未 京都にある天流縁の社「新太白神社」の闘神巫女。10歳。柊のホリンと契約。それ故に刻渡りの秘術なども使える。ひとりで新太白神社を切盛りしていたが、リクに月の勾玉を届けた際、そのままソウタロウが経営しているアパートへ引っ越す。リクとソーマの日々の食事の面倒は彼女が見ている。料理は和食が得意だが、洋食もスクランブルエッグなどの簡単なものなら作れる。年齢に反してかなり大人びた言動をする。初めはリクが地流出身のソーマと親しくすることに反対していた。また、コゲンタと同様にマサオミの言動には当初から疑念を抱いていた。何かにつけリクに寄り添おうとするモモを牽制する。愛用のシャンプーは「ジャスミンの雫」。通信教育によって中学3年生までの学習能力を身につけ書道8段の資格も持つ。ソーマのことを意識しているようだが、お互い幼く素直になれずにいつも喧嘩となってしまいがちである。大戦終結後、再び新太白神社へと戻り刻渡りの鏡を用いてマサオミたちを彼らの生まれ育った時代へと帰す。 柊のホリン(ひいらぎのホリン) 声 - ゆかな ロップイヤー兎の姿をした式神。京都弁で話す。お菓子好き。和服アレンジのゴスロリ服を着ており、ポケットにはキャンディーなどのお菓子をしまっている。「陰陽数珠 嬰児」で様々な術や技を繰り出す。本来の式神界での姿はフランス人形風のぬいぐるみ。超必殺技とは別に大降神後に戦闘不能となったコゲンタの治癒にあたるなど、ヒーリング能力を駆使する。決戦後は契約満了せずに人間界にいる。 吉川 ヤクモ 声 - 福山潤(漫画準拠のパイロット映像)、森田成一(テレビ) 漫画版の主人公。17歳(誕生日が秋分の節季のため物語終盤時は18歳)。コゲンタの元契約者にして名付け親でもある。前陰陽大戦では、父親を救うためコゲンタとともに奮闘。最強の闘神士マホロバや最凶の式神ランゲツと死闘を繰り広げた。現在は生きる伝説の闘神士として天流に名を轟かせている。 五属性、五体の式神と同時契約している。性格は穏やかで冷静沈着。かつての直情的な面は影を潜めている。強大な相手にも臆することなく対峙する強い意思の持ち主。闘神符を巧みに使いこなす圧倒的戦闘能力はコゲンタも認めるほど。闘神符の扱いはコゲンタと契約していた頃よりさらに向上している。 前大戦終結後、暗躍する神流の動向を探索し伏魔殿に赴いていた。神流に対抗するため、名落宮にある「零神操機」の封印を再び解いた。ウツホの「無の力」と自身の「零の力」が衝突すると時空が歪み太極が崩壊してしまうことを悟ると、戦線を離脱。ウツホの「無の力」から太極を守るための人柱となることを選択し、その身を捧げた。闘いの後、実家の太白神社に戻っている。式神を持たずとも闘神士の技量を確かめられる最高の競技をカバティと考えている。青龍のブリュネ(せいりゅうのブリュネ) 声 - 西前忠久 ヤクモが最も使う土属性の式神。軍人口調。本来は巨大な翼を持つ飛龍。 雷火のタカマル 声 - かわのをとや 火属性。前大戦ではマホロバの部下ランマルに使役されていた。熱血漢。本来は巨大な鷹。 消雪のタンカムイ(しょうせつのタンカムイ) 声 - 大本眞基子 水属性。元気で明るい優等生だが残酷性を持ち合わせる。本来は巨大な海豚。 榎のサネマロ 声 - 麻生智久 木属性。前大戦ではマホロバ四転王、木行王ウンリュウの部下マシラに使役されていた。しばしば、語尾に「…多分」を付ける。榎の獄門猿(えのきのごくもんざる) 本編未登場。サネマロの本来の姿。額と両目に札を貼った大ザル。 黒鉄のリクドウ(くろがねのリクドウ) 声 - 吉田智則 関西弁を使う金属性の式神。芸人のようなムードで、独自の勝負に拘る。リナから「クワガッティ」というあだ名を付けられている。本来はミサイル搭載車。 西郷 テル(さいごう テル) 声 - 坪井智浩 全く金を持たず修行の旅を続けているバックパッカー青年。16歳。イソロクと契約している。真面目で礼儀正しく誠実だが、思い込みが激しくドジな面もあり、大変な大食漢でもある。その食欲により他者に迷惑を掛けることも多いが憎めない。新太白神社で出会ったナズナに一目惚れして以後彼女の前に出ると行動が突飛になることが多い。なんとか振り向かせようとしているが当人には相手にされていないと言うよりは「頼れる仲間」以上の認識を持ってもらえない。戦闘時たまに「煩悩」が全開になると人が変わったかのように暴走することもあり、その姿はある意味非常に恐ろしいが、表に出している時の記憶は全く残らない。 大戦を通じ、地流のムツキとはお互いを信頼しあう仲となり、神流討伐隊長になるが、本領を発揮せぬまま大戦終結後任を降り、再び当てもない闘神士としての旅に出る。成長に変化がなく、東京国際展示場に偶々いたナズナによく似た巫女のコスプレの女性に見惚れていたりもしている。赤銅のイソロク(あかがねのイソロク) 声 - 矢部雅史 金属性の式神。巨体と怪力を生かし、「陰陽鉄球 朝洞塊」での攻撃が得意。語尾に「でごわす」を付けて喋る。本来は巨大なカブトムシ型戦車。テルの暴走に影響され攻撃力が上昇することも。お酒に目がない。大戦終結後、契約満了せずに人間界にいる。 太刀花 ソウタロウ(たちばな ソウタロウ) 声 - 岸野幸正 ヨウメイ(太刀花リク)を現代で受け取った天流の神主。自宅兼アパートの「めぞん太刀花」(自宅住所:信州 磐悌郡 天神町 めぞん太刀花101)を経営している。リクの本当の祖父ではないが、彼を本当の孫として可愛がっている。昔、アパートの近所にある道祖神を祀った神社の宮司をしていた闘神符の使い手。ヤマセとの戦いで入院生活し退院後、自分は天流宗家を育てるには未熟だとして出奔。その間リクの心を埋める物を探しておりショウシたちが詠った石碑を見つけて大戦終結後に再会したリクにそれを伝えた。後に管理人に復帰する。
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天流(てんりゅう)
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伏魔殿を守護する流派。魑魅魍魎などの封印に長けていた。地流と共に疲弊したが、現代になって復活している。修行方法は各地の修行場に赴き印などを旅を通して学んでいく模様。組織構成は其々の五行の理に分けられたて構成されている。組織力を保っていたが相次ぐ「関西空港事件」や「マホロバの乱」などの戦いで力を失い、天流闘神士達は全国に離散してしまい、さらに勢力を盛り返した地流による討伐に追い討ちかけられ組織としては最早瓦解している。
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天流と同じ種類の言葉
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