柔術とは? わかりやすく解説

じゅう‐じゅつ〔ジウ‐〕【柔術】

読み方:じゅうじゅつ

徒手で打つ・突く・蹴る・投げる・組み伏せるなどの方法によって相手攻撃し、また防御する日本古来武術。やわら。→柔道


柔術

読み方:ジュウジュツ(juujutsu)

近世諸流をなした徒手格闘法の総称

別名 柔、和(やわら)


柔術

作者ラフカディオ・ハーン

収載図書対訳 小泉八雲作品
出版社恒文社
刊行年月1998.9


柔術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/09 07:34 UTC 版)

柔術(じゅうじゅつ)は、日本古武道を代表する徒手武術。徒手あるいは短い武器剣術抜刀術槍術捕手術捕縄術などを包括)による攻防の技法を中心とし、相手を殺傷せずに捕らえたり護身として身を護ることを重視する。これは、他国の武術と比較して大きな特徴である。このような技法は広く研究され、流派が多数存在した。


  1. ^ Ju-Jitsu International Federation (JJIF)(英語)
  2. ^ 『現代柔道論: 国際化時代の柔道を考える』 佐々木武人 大修館書店 1993年,P251
  3. ^ 乱捕活法柔術教科書』一頁(コマ番号9)
  4. ^ 日本古武道協会
  5. ^ フランスにおける柔術と柔道の起源 (2) 細川伸二、天理大学学報206号、2004年
  6. ^ ju-jitsu - 2018年アジア競技大会公式ページ
  7. ^ a b 松原隆一郎『武道を生きる』(NTT出版
  8. ^ a b c 増田俊也木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか
  9. ^ 井上俊『武道の誕生』(吉川弘文館
  10. ^ 月刊武道』2006年7月号に経緯が掲載される。
  11. ^ 伝習するカタとワザ 松道流



柔術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 01:39 UTC 版)

八光流柔術」の記事における「柔術」の解説

八光流は、古来からある技法整理し理解し易い形に再編して、技法を各段位分類している。また「心的作用」と呼ぶイメージを伴う独自の稽古方法により比較短期間に技を習得させ、「金剛力」を習得させる体系となっており古来よりの当身術に加え活方や整骨法など多く古伝技術継承されている。 技法は、初段技から準師範技として四段技、その上に師範技(五段の捕り含む)、皆伝技と構成され皆伝技の口伝として「三大基柱」という技の根幹授けられる構成となっている。また、八光流では各段階技法段位対応している段位とは傳であり技術伝えた段階を示すものとなっている。(例:初段技を全て伝えられる初段師範以上になると紫帯が授与され八光流指導することが総本部許可の下、道場登録を行ったものが指導できるとされる。 各段階技法経絡への刺激による技法中心となっている。このため経絡刺激されることによる健康維持にも効果があると伝えられている。 女子護身創始者昭和16年頃、大日本士道會假道場にて教傳行っていた中、公表前に女学校中等学校にて正科としても教傳されていた技が現在は復刻し 本部にて教傳している。またこの女護身道には多く武術コツ内包されており当時前田武が師範として協力していた事も事実である。 女子護身道からイメージする事は女子特化した技術体系思わせるが、事実現在の本伝を更に深いものにする技法多く残されている。 受講するには、面談があり誰でも受けられる事が出来ない事からも古き技の知識内包されている事が伺える。 初段座り八光捕、手鏡合気投、膝固、腕押捕、胸押捕、打込初段半立技 横片手押捕、椅座諸手押捕 初段立技 八光攻、立当、立手鏡、引投、腕押捕、胸押捕、両腕押捕、両胸押捕、打込捕、後攻落、傘後攻捕、首〆捕 二段座り松葉捕、手鏡、腕押捕、胸押捕、木葉返、綾捕、打込捕、半立両手押捕 二段立技 巻込、手刀絞、両手刀絞、立手鏡、腕押捕、胸押捕、両腕押捕、両胸押捕、 木葉返、胸木葉返、片手押綾捕、打込捕、前二方投、後二方三段 四段 師範皆伝秘技三大基柱

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柔術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 14:54 UTC 版)

日本の発明・発見の一覧」の記事における「柔術」の解説

柔術とは、徒手武装を含む日本の武術全般総称である。柔術は、武士の間で武器持たず武装防具着た相手を倒すための方法として、封建時代日本武士の間で進化した防具着た相手攻撃して効果的はないため、敵を無力にするための最も効率的な方法は、動けなくすること、関節固定、および投げることだった。これらの技は、攻撃者の力に直接対抗するではなく攻撃者の力を利用するという原則基づいて開発されている。

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柔術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 14:05 UTC 版)

ハロルド・ハワード」の記事における「柔術」の解説

1984年カナダスポーツ柔術の初代ヘビー級チャンピオンとなる。World Council of Ju-Jutsu Organizations (WCJO)主催第1回世界柔術選手権では、ヘビー級個人優勝したほか、カナダチーム(ヘビー級)も団体戦金メダル獲得した

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柔術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 15:02 UTC 版)

中山博道」の記事における「柔術」の解説

博道は、「故郷富山市においては剣道ではなく、柔術を9歳頃から17歳ぐらいまで修行した」と述べている。師は高山藤吉という人物であったという。その後柔術を人前見せことはなかったようであるが、同じ根岸門下であった稲村幸次郎道場訪れた際には、稲村様々な柔術流派の技を試し合ったという。 合気道創始者植芝盛平親交があり、弟子植芝道場皇武館に派遣して剣道指導させたり、高弟中倉清植芝婿養子にするなどした。 また、大学生時代有信館門人であった空手家小西康裕神道自然流空手創始者によれば当時本土伝わった唐手空手)を低級な武道見なす武道家が多い中、博道は唐手真価見抜き、「唐手素手による剣術である」と評価したという。

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柔術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 02:53 UTC 版)

手刀打ち」の記事における「柔術」の解説

古流柔術における手刀拇指人差し指の側に強く付けた手の小指の方の側で打つことが一般的で、主に急所を打つために使われる場合が多い[要出典]。現存[いつ?]最古1532年成立した竹内流にも存在する非常に古い当身方法である[要出典]。 ヨーロッパ古流柔術家たちや柔道家たちが柔道システム参考古流柔術柔道から競技化した柔術ファイティングでは手刀打ちによる一本技あり認められる

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柔術

出典:『Wiktionary』 (2021/08/27 07:15 UTC 版)

名詞

(じゅうじゅつ)

  1. 柔道合気道の基となった武術徒手あるいは短い武器による攻防技法中心とした日本の武術相手殺傷せずに捕らえたり、護身重視する流派が多い。

類義語

関連語


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