競技化
競技化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/31 06:36 UTC 版)
比較的大規模なイベント等で行われる枕投げでは、独自のルールが設定されることもある。たとえば、2001年に兵庫県有馬温泉・岡山県湯原温泉・広島県宮浜温泉で順次開催された「温泉旅館まくら投げ世界選手権」においては、あたかも砲丸投げのように、投擲エリアから着地エリアに向けて枕を投げ、飛距離を競うことを目的とした。しかしながら、これは遊戯というよりは競技であり、一般にいわゆる枕投げの概念とは必ずしも相容れない。2014年大会には室伏由佳も出場し世界記録を出したが直後に学生時代のライバル選手に記録を更新された。 また、米ニューヨークやサンフランシスコなどの「ピローファイト」の催しが「枕投げ」として紹介されることがあるが、これは、枕で互いに相手を打擲する遊戯ないし一種の格闘であり、一般的に考えられている枕投げとは異質である。中国湖南省長沙市での「枕頭大戦」は、相手に枕を投げたり、相手を枕で打ったりするもので、日本の修学旅行での枕投げと似る部分もあるが、イベントとして戸外で盛大に行われる点が異なっている。 2013年には静岡県伊東温泉にて「全日本まくら投げ大会in伊東温泉」が催された。これは「まくら投げ」のスポーツ化に近い8対8のドッジボール形式で開催されている。ルールは、40畳のフィールド内で、温泉浴衣を着用しクラッシュラテックスの素材を使用した専用枕を使って行われる。大将、アタッカー、リベロ、サポーターという4つの役割が存在しており、布団を盾にして防御が可能、大将が当たったらその場で負け、「先生が来たぞ〜」コールによって10秒間試合の進行を止めて相手陣地の枕を回収が出来る等、一般的にイメージされる枕投げに近づける形で実施された。伊東温泉だけではなく全国的な予選会へも発展している。
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競技化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 03:56 UTC 版)
近年、日本国内ではシャドーボクシングを採点競技化した大会が行われている。 東日本ボクシング協会では、大橋秀行会長の提案により「エアボクシング」と称したシャドーボクシング大会が実施されている。自由演目の1次予選・2次予選、対戦シャドーの準々決勝・準決勝・決勝を行い、結果によりエアボクシングランキングを作成。試合結果次第でエアボクシングライセンスも付与する。2009年8月にプレ大会、2010年3月に初の本大会が開催された。 アマチュアでも全日本女子選手権大会や全国UJ大会にて「演技部門」として実施され、好成績を収めた選手に対して「実戦部門」出場資格が与えられる。 上記以外にも地域連盟やジム、プロモーターなどの主催によるシャドーボクシング競技会が各地で行われている。
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