口伝とは? わかりやすく解説

くち‐づて【口伝】

読み方:くちづて

口伝え2」に同じ。「—に彼の逝去を知る」


く‐でん【口伝】

読み方:くでん

言葉伝えること。くちづたえ

師が、学問技芸奥義などを弟子に口で伝えて教え授けること。また、その教え口授(くじゅ)。口訣(くけつ)。

奥義伝えた文書書物秘伝書


口伝

読み方:クデン(kuden)

口で伝えること


口伝

読み方:クデン(kuden)

中世奥義秘事伝授法。


くでん 【口伝】

奥義などを言葉伝えること。また、それを記した書物口頭伝承されたもの。『旧約聖書』にも口伝の段階があり、『新約聖書』にもそれが認められるという。仏教では、口訣口授面授口訣ともいい、師が弟子の中から特に選んだ者へ、口ずから奥義授けること。本願寺三世覚如二世如信から口伝え聞いていた親鸞言行を、弟子乗専に口授筆記させた書を『口伝鈔』と呼ぶ(三巻)。

口伝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/14 03:06 UTC 版)

口伝(くでん)とは、




「口伝」の続きの解説一覧

口伝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/12 20:47 UTC 版)

檀山流」の記事における「口伝」の解説

活法 元々は11の型からなる体系であったが、ロバート・レイシュによって35まで拡大された。

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口伝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/07 15:39 UTC 版)

カヤカベ教」の記事における「口伝」の解説

カヤカベ教では一切文書用いず、口伝で経文由来伝えている。 口伝の一つ「オツタエ」によれば、その始祖薩摩伊集院生まれ宮原真宅(みやはらしんたく)という人物であるという。宮原は元は山伏神道にも通じていたが、京都本願寺入り22年修行し、「宗教坊(すうきょうぼう)」という名前を与えられた。修行終えた宗教坊は本願寺から経典持って薩摩帰り地下浄土真宗教え布教していたが、密告されて捕らえられ処刑された。 その弟子の中から「親元」と呼ばれる教祖選ばれ代々隠れ念仏教え伝えられた。宗教坊から数えて10代目親元吉永親幸(市蔵)という人物で、以後親元世襲制に変わる。親幸は厳し弾圧から逃れるために、京都本山本願寺)とのつながり絶ち浄土真宗教えに、地元に伝わる霧島山信仰取り入れ現在のカヤカベの基礎作ったという。 口伝には「オツタエ」のほか浄土真宗正信偈和讃領解文などがそろっている語句誤って伝わったりしているという。

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口伝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 20:04 UTC 版)

ガリシア・ポルトガル語」の記事における「口伝」の解説

ガリシア・ポルトガル語地区には有史以前遡る共通の民間伝承がある。ガリシア・ポルトガル語レコンキスタで南に拡大したことで、この古代の共通民間伝承は、強まった2005年ポルトガル政府スペイン政府は、共同でガリシア・ポルトガルの口伝が人類無形文化財登録に登録されるよう申し入れた。共通の文化記録し後世伝え作業が、数大学など機関により行われている。 ガリシア・ポルトガルの民間伝承は、口伝が豊富である。ここにはcantigas ao desafioやregueifas、即興曲掛け合い多く伝説物語、詩、英雄譚民謡、諺やなぞなぞ、今も辞書音声上、形態論的、統語論的な同一性がある話し方がある。 共通の口伝遺産含まれるものは、古代舞踊伝承とともにマゴストやエントロイド)、聖体の祝日のような宗教上の祝典である守護聖人や行進の市場お祭りでもあり(ドラゴンの姿をしたクコゲオルギオスと戦う場所のように)、伝統的な衣服装飾品技能工具野菜象った提灯迷信動植物に関する伝統的な知識もある。こうしたものは全て伝統的な生活様式現代の生活に取って代わることで消滅の危機瀕しているとみなされる共通の文化遺産であり、漁師隠語伝統的な技能における工具の名前、祝賀形式ゆっくりと忘れ去られる口伝である。 ガリシア・ポルトガル語の「baixo -limiao」は、数個話されている。ガリシアではエントリーモロビオス話されポルトガル北部ではテラス・デ・ボウロ(ブリ土地)やカストロ・ラボレイロで話されている。

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口伝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 15:21 UTC 版)

西岡常一」の記事における「口伝」の解説

祖父常吉晩年一人前となった光と常一に西岡家代々伝わる口伝を教えた。これは一度しか口移し教えることができない秘中教えで、一つずつその意味となる要点教え十日後に質問して一語一句違わず意味を理解するまで次に進まなかった。 内容神仏崇めず仏法賛仰せずして伽藍社頭を口にすべからず伽藍造営には四神相應の地を選べ堂塔建立には木を買はず山を買へ。 木は生育方位のままに使へ。 堂塔木組は木の癖組。 木の癖組は工人たちの心組工人等の心根は匠長が工人への思やり。 百工あれば百念あり。一つ統ぶるが匠長が裁量也。 百論一つ止まるを正とや云う也。 一つ止める器量なきは謹み惧れ長の座を去れ諸々技法一日にして成らず祖神徳恵也。 西岡述懐法隆寺棟梁がずっと受け継いできたもんです。文字にして伝えるんではなく、口伝です。文字に書かしませんのや。百人大工の中から、この人こそ棟梁になれる人、腕前といい、人柄といい、この人こそが棟梁資格があるという人にだけ、口を持って伝えます。(丸暗記してしまうと)それではちっともわかってない。…そういうはいかんちゅうので、本当にこの人こそという人にだけ、口を持って伝える。これが口伝や。…どんな難しいもんやろかと思っていましたが、あほみたいなもんや。何でもない当然のことやね」 のち、明仁上皇当時皇太子)に「口伝」について御進講したとき、いつのころから伝わるかとお尋ねがあり、返事困った西岡先祖から代代伝わってきたので「年代はわかりまへん。」と奉答するのがやっとであった

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