スパとは? わかりやすく解説

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spa

別表記:スパ

「spa」の意味・「spa」とは

「spa」は、健康や美容のために利用される施設を指す言葉である。温泉マッサージ、フェイシャルトリートメントなど、リラクゼーションリフレッシュ目的としたサービス提供されるまた、泉質による治療効果求めて訪れる人も多い。例えば、ヨーロッパ一部地域では、古代ローマ時代から温泉地として知られ健康増進病気の治療目的とした「spa」が存在する

「spa」の発音・読み方

「spa」の発音は、IPA表記では/spɑː/となる。IPAカタカナ読みでは「スパー」となる。日本人発音するカタカナ英語では「スパ」と読む。この単語発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「spa」の定義を英語で解説

A 'spa' is a place where people go for health and beauty treatments such as massages and facials. It can also refer to a mineral spring considered to have health-giving properties. For instance, in some regions of Europe, there are 'spas' known since ancient Roman times for their health benefits and therapeutic treatments.

「spa」の類語

「spa」の類語としては、「wellness center」「health resort」「thermal bath」などがある。これらはすべて、人々が健康や美容のために訪れ施設を指す言葉である。ただし、それぞれの言葉には微妙なニュアンス違いがある。例えば、「wellness center」は全体的な健康とウェルビーングに焦点当てた施設指し、「health resort」は健康増進目的としたリゾートを指す。

「spa」に関連する用語・表現

「spa」に関連する用語表現としては、「hot spring」「sauna」「jacuzzi」「massage」などがある。これらはすべて「spa」が提供するサービス施設一部を指す。例えば、「hot spring」は自然の温泉指し、「sauna」は高温蒸気浴を指す。

「spa」の例文

1. I'm going to the spa for a massage.(私はマッサージを受けるためにスパに行く)
2. This hotel has a wonderful spa facility.(このホテルには素晴らしいスパ施設がある)
3. She spent the day at the spa.(彼女は一日中スパで過ごした
4. The spa offers a variety of treatments.(スパでは様々なトリートメント提供される
5. He relaxed in the spa after a long day.(彼は長い一日の後、スパでリラックスした
6. The spa uses natural spring water.(そのスパは天然温泉水使用している)
7. They visited a spa town for their health.(彼らは健康のためにスパタウンを訪れた
8. The spa has a sauna and a jacuzzi.(そのスパにはサウナジャグジーがある)
9. She received a facial treatment at the spa.(彼女はスパでフェイシャルトリートメントを受けた
10. The wellness center is a modern type of spa.(ウェルネスセンターは現代型のスパである)

SPA

別表記:エスピーエー、スパ

「SPA」とは・「SPA」の意味

SPAは、それぞれの分野異なる意味を持ちアパレル業界では「製造小売業」、契約においては株主譲渡契約書」、IT業界では「シングルページアプリケーション」、そしてサービス業界では「心身癒し、健康促進目指す施設サービス」として使われている。

アパレル業界使われる場合、「SPA」は、「Speciality store retailer of Private label Apparel」の略称である。「エス・ピー・エー」と読み日本語では、「製造小売業」と訳される。この言葉は、1986年に、アメリカ衣料品大手であるGAPが、自らの業態表現する時に用いたものだ。その年に開かれた株主総会の中で、創始者であるドナルド・フィッシャー会長使ったのである。それが新聞記者の目に留まり、「SPA」という略称で記事にされたことで、広く知られるようになった

従来アパレル業界では、百貨店専門店アパレルメーカー商品仕入れ、それを販売するという、いわゆる水平分業スタイル一般的とされていた。SPAはこのようなスタイルとは異なり垂直統合型のサプライチェーンモデルのことを指している。つまり、ファッション商品企画生産、そして販売に至るまで、様々な機能自社統合しているのだ。原材料調達に関しても、商社通さず直接仕入れているという特徴もある。なお、生産設備に関しては、自社保有するではなくコストの低い国の企業委託している企業が多い。

契約における「SPA」は、「Stock Purchase AgreementもしくはShare Purchase Agreement」の略称で、「株式譲渡契約書」という意味を持つ。読み方は「エス・ピー・エー」である。これは、会社株式売買する時に作成される契約書のことを指している。M&A取引において、最終的に契約されるものの一つである。この契約書を交わすと、譲渡側は、株式譲渡することによって、対価受け取れるうになる反対に譲受側は対価支払うことで、株式受け取ることができるのだ。

IT業界においては、また異な意味合いを持つ。ウェブ開発で「SPA」が使われ場合は、「Single Page Application」という意味になるのだ。読み方は「エス・ピー・エー」である。これは、ブラウザ使ったページ遷移をせずに、情報切り替えをする技術のことを指している。通常は、操作を行うたびに、ページ全体再読み込み行っていく。一方、SPAで構成されウェブページ場合一つページの中は、それぞれのオブジェクトによって構成されている。そして、ブラウザ変更があると、変更のない部分そのまま残しながら、該当する部分だけ遷移させるという方法だ。これによって、ウェブサイト動作性が向上する、高度なウェブ表現可能になる、といったメリット期待されている。さらに、SPAによって幅広いUI実装できるようになることも、特徴一つとして挙げられる。そのため、ネイティブアプリという、端末内にダウンロードして使うアプリケーション代用として使うことも可能だ。SPAという技術は、滞在時間長いサービス開発適していると言われている。なお、プログラミングの際には、高度な技術必要になるという特徴もある。

サービス業では、心と体癒し与え、健康の促進目指す施設サービスのことを、SPAと呼んでいる。語源は、ラテン語の「Salute Per Acqua」で、「水の力で治療する」という意味を持つ。つまり、このラテン語頭文字をとって、「SPA」と呼ばれるようになったのだ。読み方は「スパ」である。SPAの歴史はとても古く紀元前にまで遡ることができる。かつて、SPAは「温泉」、「温泉利用した治療施設」という意味合い使われていた。負傷した兵士の傷を癒すための場所として、使われていたのだ。時代進み、やがてSPAはそのスタイル変化させていったのである。現在主流となっているものは、1990年代アメリカで誕生したものが発祥と言われている。リラクゼーションにより重点置いたものであり、入浴施設だけでなく、マッサージアロマサウナなど様々なサービス加えられているのだ。外見だけではなく、体の内側かケアすることに注目しており、エステマッサージなどと比較すると、長い時間をかけて行われることが多い。

SPAはいくつかの種類分けることができる。まずは、日帰り利用できるデイスパだ。オフィス街繁華街にあることも多く気軽に利用しやすいという特徴もある。二つ目としては、リゾートスパやホテルスパが挙げられるだろう。これらはリゾート地ホテル提供されているSPAのことを指しラグジュアリー非日常的雰囲気を持つ空間であることが多い。そして、専門カウンセラーと共に本格的な健康増進目指すSPAもあり、このようなタイプはデイステイネーションスパと呼ばれている。フィットネスストレスケアなど、様々なプログラム用意されている施設だ。また、メディカルスパという、医学的な観点から、健康維持療養、そして美容目的とした施術が行われるSPAもある。内科精神科美容科などの医療サービスだけでなく、鍼灸アーユルヴェーダといった代替医療提供しているところも少なくないその他には、ミネラリスプリングスパやクラブスパなど、様々な種類のものが存在する

「SPA」の熟語・言い回し

「SPA」を使ったフレーズには、以下のようなものが挙げられる

SPAブランドとは


「SPAブランド」は、「Speciality store retailer of Private label Apparel」という形態サービス提供しているアパレルブランドのことを指している。アメリカGAPのように、製造から販売まで一気通貫管理しているブランドのことである。代表的なものとしては、スペインZARAや、スウェーデンH&M日本ユニクロなどが挙げられるだろう。ユニクロは、低コストクオリティー両立重視しており、万人受けするようベーシックアイテム中心となっている。一方ZARAH&Mは、トレンド価値重視しており、スピードの面に力を入れるという傾向を持つ。SPAブランドという枠組み中にはそれぞれ全く特徴異なブランド存在しているのだ。

SPA企業とは


製造から販売に至るまで、一気通貫システム構築した上で商品サービス提供している企業の事を、SPA企業という。この場合、SPAは「Speciality store retailer of Private label Apparel」の略称である。ユニクロGUなどのブランドを持つファーストリテイリングや、ZARAなどのブランド海外展開行っているインディテックス社などが挙げられるだろう。製品製造販売はもちろん、物流まで自社システム構築した家具メーカーニトリも、SPA企業一つだ。その他には、ホームセンターカインズホームや、眼鏡チェーンJINS化粧品企業ファンケルなども、このSPA方式取り入れた企業として知られている。

SPAを導入するメリットとしては、次の点が挙げられる
中間流通業者を省くことにより、利益率高められる
自社一気通貫させることで、低コスト実現できる
すべての工程自社管理するため、リードタイム短縮や、状況合わせた生産量調整可能になる
顧客ニーズトレンド合わせて商品時期、場所、そして数量価格という5つの面で適正保ちやすい。
一方で、SPA企業においてはノウハウサプライチェーン全体共有する必要性があり、在庫リスクコントロール欠かせない

SPA方式とは


「SPA方式」とは、アパレル業界における「Speciality store retailer of Private label Apparel」というビジネスモデル導入した方式のことを指す。主に、アパレル業界誕生した方式ではあるが、他の業界取り入れ企業出てきている。

スパ【spa】

読み方:すぱ

鉱泉温泉また、それを中心としたリラクゼーション施設


スパ spa

国際スパ協会は「スパ」を次のように定義している:「スパは心、体、そして精神再生促す様々な専門的サービス通じた全体的な健康(well-being)の向上に専念している施設である」

スパ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/10 14:58 UTC 版)

スパspa




「スパ」の続きの解説一覧

スパ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/12 10:01 UTC 版)

ジョンザック」の記事における「スパ」の解説

1979年初め地熱掘削され出た薬効成分があると認められた(リューマチ学、耳鼻咽喉静脈学)。このは超熱で、硫酸ナトリウム塩化物微量元素混合したのだった1986年フランス厚生大臣は、このスパにおける社会保障適用承認した。 他にレザンティーユ・ド・ジョンザック(Les Antilles de Jonzac)という、カリブ海イメージした余暇フィットネス・センターがある。

※この「スパ」の解説は、「ジョンザック」の解説の一部です。
「スパ」を含む「ジョンザック」の記事については、「ジョンザック」の概要を参照ください。


スパ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/19 09:58 UTC 版)

マンダリン・オリエンタル東京」の記事における「スパ」の解説

ザ・スパ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京37階)スパスイート4室、トリートメントルーム5室、ヒート&ウォーターエリア(温浴施設)、リラクセーションラウンジ、スパブティック、フィットネスセンターなど。

※この「スパ」の解説は、「マンダリン・オリエンタル東京」の解説の一部です。
「スパ」を含む「マンダリン・オリエンタル東京」の記事については、「マンダリン・オリエンタル東京」の概要を参照ください。


スパ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 01:44 UTC 版)

シャングリ・ラ ホテル 東京」の記事における「スパ」の解説

シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツ直営オリジナルブランドCHI「氣」スパも日本初進出となった29階に位置する。トリートメントルームは6室で、全室シャワー完備トリートメントコンセプトは、中国伝統的な癒し哲学儀式に基づき開発され中国哲学5つエレメント「木、火、土、金、」に基づいている。トリートメントは約30種類フェイシャルボディワーク、ボディセラピー、ボディラップ等のほか、様々なトリートメント組み合わせたトータルパッケージCHIジャーニー」など、幅広いメニュー提供しており、東京のみで体験できるオリジナルトリートメント存在するまた、英国オーガニック スキンケア ブランドilaイラ)」を用いたフェイシャル中心とした各種トリートメントは、海外CHI「氣」スパよりいち早く東京にて導入された。

※この「スパ」の解説は、「シャングリ・ラ ホテル 東京」の解説の一部です。
「スパ」を含む「シャングリ・ラ ホテル 東京」の記事については、「シャングリ・ラ ホテル 東京」の概要を参照ください。

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「スパ」の例文・使い方・用例・文例

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