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しんぶん-きしゃ 5 6 【新聞記者】

新聞記事の、取材執筆編集従事する人。



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新聞記者

読み方シンブンキシャ

概要解説 新聞は私たちの毎日の生活にとって、なくてはならないものになっていますが、こうした新聞記事を書いているのが新聞記者です。新聞記者は、公正な立場取材をし、その結果記事にまとめます。新聞記者の取材のためには、官公庁便宜をはかっていますし、みんなの関心を持つ事柄を、みんなになり代わって取材してくれるからです。新聞公器ということで、報道評論の自由を享受していますが、こうした言論の自由は、民主主義の国にとっては基本的人権一つとして尊重されています。新聞記者は、新聞社組織の中では編集局に所属しています。編集局は政治社会外信地方文化、運動、写真、などの各部分かれていますが、それぞれ専門記者がいて、取材をし、記事を書いています。全国紙東京大阪などに本社を置く地、各府県支局中心にした通信網をつくり、地方記者配置して、健や市町村の他、県民の生活を取材して県版をつくっています。海外の主要国にも支局があり、特派員駐在してその国のあらゆるニュース取材しています。この他、特定産業など専門分野ニュースを扱う専門紙(業界紙)の記者もいます。 必要な能力資格など 新聞記者になるには、特別な専門教育を受ける必要はありません。しかし、多領域にわたっての幅広い知識と、ニュース報道評論するに当たって思考力言語能力文章力が要求され、さらにはコンピュータワープロなどデータデジタル化に向けての機器類への対応も要求されます。ほとんどの新聞社では、大学卒を条件として入社試験を行っています。採用時の年齢上限25歳から30歳までのところがほとんどです。記者の生活はかなり不規則で、事件のときは徹夜が続くこともあります。原稿締め切りに追われて、食事もとらずに記事ワープロコンピュータで打つこともあるので、それに耐えられるだけの強い精神力と体力が求められます。また何事にも興味を示す好奇心が強いことも大切です。 関連する職業


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記者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/07/19 15:48 UTC 版)

(新聞記者 から転送)

記者(きしゃ)とは

  1. 広義の「取材者」。英語のジャーナリストJournalist)と同義。オーマイニュースなどの市民記者も含む。組織人かフリーランサーかを問わない。
  2. マスメディアの「企業内記者」。テレビラジオや、新聞雑誌などで、取材・記事を編集、レポーターとして、メディアを通して自分の声で取材内容を視聴者・聴衆者に報告などを行う職業につく人物のことを指す。本稿で記載する。新聞記者の場合、特にブン屋と呼ばれる。

目次

勤務形態

俗にいう「夜討ち朝駆け」で、事件があればいつでも出向くのが原則。用事がなくても外へ出て記事の題材を探す好奇心が求められると同時に、体力や精神的な強さも求められていく。

したがって、勤務時間はあってないようなものである。そのかわり、ある程度自由が利くというメリットもある。休暇中も連絡が取れるように義務付けられている記者も数多い。

求められる能力・資質と問題

ラジオ・テレビニュースや新聞は、その形式上、限られた文字数で記事を書かなければならないため、「短くまとめる」「専門用語は分かりやすく書く」「要点を先に書き、詳細な説明を後に持ってくる」という文章構成能力が記者には要求される。それらを実現するための多種多様な分野の知識に通じている必要もある。また、記事を短く分かりやすくまとめるために、文章には「紋切り型」の表現が多用され、文章表現には執筆者の個性はなるべく出さないことが求められる。

新聞記者に小説を書かせると、あまり読みやすい文章を書けず駄文となってしまう人も多い。長文を書き、説得力のある表現が求められる作家とは要求される能力は異なるのである。

問題点

企業内ジャーナリストとしての「記者」の特有の問題点で一般的に指摘されるのは次の通りである。

学閥が形成されやすい。ほとんどのマスコミ企業は大学の新卒者からしか記者を採用せず[1]、大手マスコミ企業には早稲田大学卒業者が多い。このため、特権意識を持ちやすく、弱者の視点に立った報道がなされにくい一因に挙げられている。フリージャーナリストの上杉隆は、知り合いの政治部記者には、東京大学・早稲田大学・慶應義塾大学の3校出身者が半数を占めていて、政治家の出身校も似た傾向のため、政治部報道はごく一部のそうしたエリート層の論理で作られ、報じられているのではないかと指摘している[1]。アメリカも学歴偏重社会だが、さまざまな経歴を持った者を記者に採用する[1]

人材の流動性のなさも問題である。マスコミ各社が終身雇用を前提としており、中途採用などもめったに行わないことから、社を超えての「記者」が育たず、記者が特権意識を持ったまま成長しないことがある。これはテレビ局にも当てはまる。

記者のサラリーマン化の問題がある。記者は報道機関に就職し活動する。当然ではあるが、彼らは広義で考えれば、サラリーマンと変わらない「会社員」となるわけである。すると、そこには一般企業と変わらない「業績至上主義」や「出世争い」といった現象が起きても不思議ではなく、そこから、記者たちは報道の本来の目的・使命を忘れ、個人と企業の業績向上だけを目的として行動するようになる。つまり、記者倫理を大きく逸脱する取材行為を行うことがある危険性をはらんでおり、実際、そういった指摘があてはまる不祥事がある。

記者の養成システムに問題がある。日本のマスメディアの人権意識の低さ、ジャーナリズム意識の低さの原因ではないかという指摘もある[要出典]記者クラブに入ることのできる特権的なマスコミの新人記者は、少なからず警察担当、いわゆる「サツ回り」になる。警察官と親しくなって警察側からの情報を得ることが仕事になり、権力チェックの意識が薄れていくのである。警察発表をそのまま正しいことであるかのように流し、一般の市民の人権を無視して報道する反面、警察内部の犯罪や不祥事を知りながら報道しない傾向がある。記者クラブのマスコミが知りながら報道しないことは警察以外の公的権力者(政治家、官僚など)の犯罪や不祥事に対しても同様の傾向がある。NHKの報道部に在籍し、『ニュースセンター9時』のディレクターをつとめたこともある経済学者の池田信夫によると、警察記者クラブに多数の記者を常駐させることが日本の報道が犯罪中心になっているのではないかという[2]

毎日放送記者の鎌田正明は、テレビ局の記者は専門職ではなく、昨日まで営業や経理といったまったく畑違いの仕事をしていた局員が記者にされることがあり(その逆もある)、生涯報道畑で修練をかさねる職人肌の新聞記者などにくらべると、経験の蓄積や対人能力の鍛錬、モチベーションにどうしても差がでてくるので、取材のプロではないにわか記者が取材にいくと、大事故の現場での大騒ぎや、悲惨な事件の被害者家族への無神経なインタビューといった問題をおこすことがおおいと指摘している[3]

日本のジャーナリストの教育体制は整備されていないという指摘がある[要出典]ジャーナリストとしての素質に欠ける原因ではないかという指摘もある[要出典]。大学には新聞学部、情報学部などがある。東京大学大学院情報学環教育部が有名である。


  1. ^ a b c 上杉隆 『ジャーナリズム崩壊』 幻冬舎幻冬舎新書〉(原著2008年12月7日)、初版、pp. 164-167。ISBN 9784344980884。2008年12月7日閲覧。
  2. ^ 池田信夫 (2008年11月23日). "警察ネタの過剰". 池田信夫 blog. 2008年12月7日閲覧。
  3. ^ 鎌田正明「忘れられた「公共」の電波 テレビよ、誇りはあるか(第1回)「番組宣伝」ばかり見せられる視聴者」、『週刊現代』第51巻第35号、講談社、2009年9月、p. 153、2009年12月16日閲覧。


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