マラヤーラム文字 子音結合

マラヤーラム文字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/12 06:39 UTC 版)

子音結合

  • 現行の正書法ではヴィラーマを用いて子音結合を表現することが多いが、以下のように例外を多く含む。
    • 子音+(l)はを変形させ、下側に配置する。(例:ക്ല(kla))。
    • 子音+(r)はを変形させ、左側に配置する。(例:ക്ര(kra))。旧表記では尾のような線を加えて表記した(例:)
    • 子音+(y)はを変形させ、右側に配置する(例:ക്യ(kya))。ただし、を連続させるときは例外的な形になる(യ്യ)。
    • 子音+(v)もを変形させ、右側に配置する(例:ക്വ(kva))。ただし、を連続させるときは例外的な形になる(വ്വ)。

数字

マラヤーラム数字
アラビア数字 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

コンピュータ

Unicode

Unicode では、以下の領域に次の文字が定義されている。

U+ 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F
0D00
0D10
0D20
0D30 ി
0D40
0D50
0D60  ൢ  ൣ
0D70 ൿ

キーボード

Windowsのマラヤーラム語キーボードの配列は以下の通り。

赤字部分は「AltGr(右Alt)」を用いて入力。[Shift]+[7]のക്ഷは、ക്‌ഷの合字。このほか、[Ctrl]+[Shift]+[1]と[Ctrl]+[Shift]+[2]でZWJZWNJ(ある種の字形の表示などに関係する制御文字)をそれぞれ入力できる。[Shift]+[AltGr]によりൠ, ൡ, ഌも入力可能。

脚注



  1. ^ Thunchathu Ezhuthachan”. Information & Public Relations Department, Government of Kerala. 2009年10月29日閲覧。
  2. ^ Malayalam Script Details” (PDF). विश्वभारत @ tdil. Department of Information Technology, Government of India (2002年4月). 2009年9月24日閲覧。
  3. ^ 世界の文字研究会 編 『世界の文字の図典』(普及版)吉川弘文館、2009年、271頁。ISBN 978-4-642-01451-9 


「マラヤーラム文字」の続きの解説一覧




マラヤーラム文字と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マラヤーラム文字」の関連用語











マラヤーラム文字のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マラヤーラム文字のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマラヤーラム文字 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS