主觀とは? わかりやすく解説

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主観

主観(しゅかん)とは、個々の人が持つ独自の視点感情思考を指す言葉である。個々経験価値観基づいて形成されそれぞれの人が世界理解し解釈するための基盤となる。主観は、人間物事認識し理解する過程不可欠な要素である。 主観は、客観対比されることが多い。客観は、個々の人の視点感情排除した普遍的な視点からの認識理解を指す。主観と客観は、それぞれ物事理解するための異な視点提供し、これらを適切に組み合わせることで、より深い理解を得ることが可能となる。 また、主観は、個々の人が自己理解し自己表現するための手段でもある。自己の感情思考価値観通じて自己他者伝えることができる。このように、主観は、人間認識理解自己表現重要な要素である。

しゅ‐かん〔‐クワン〕【主観】

読み方:しゅかん

subject

ラテン語のsubjectum(下に置かれたもの)に由来しスコラ哲学以来18世紀ごろまでは性質・状態・作用を担う基体意味した近世以後認識し行為する人間存在中心である自我をいう。特にカントでは、先験的意識としての主観が設定された。⇔客観。→主体

その人ひとりのものの見方。「できるだけ—を排して評価する」⇔客観

「主観」に似た言葉

主体と客体

(主觀 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/08 13:21 UTC 版)

ここでは主体と客体(しゅたいときゃくたい)および主観と客観: subject and object)について説明する[注釈 1]


注釈

  1. ^ 『岩波 哲学・思想事典』では、「主体」や「客体」という記事は立てられておらず、【主観】という記事で解説されている。平凡社『哲学事典』でも同様に、【主観】という項目で解説されている。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 『岩波 哲学・思想事典』pp.734-735【主観】


「主体と客体」の続きの解説一覧

主観

出典:『Wiktionary』 (2021/11/24 13:57 UTC 版)

この単語漢字
しゅ
第三学年
かん
第四学年
漢音 音読み

発音

名詞

(しゅかん)

  1. 物事認識し、判断行為行う意識働き
  2. 自分ひとり考え

対義語

関連語


「 主観」の例文・使い方・用例・文例

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