イゾルデ
イゾルデ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/17 16:23 UTC 版)
「ネームレス (KOF)」の記事における「イゾルデ」の解説
ネームレスが右手(公式イラストでは左手)に装着している白いカスタムグローブ。 炎を制御する役割を持つほか、形状変化が可能な擬似生命体である。このグローブを鞘に見立て、抜刀術の要領で外して炎を操ったり、グローブを武器に変形させて攻撃を繰り出すのが、ネームレスの戦闘スタイルとなっている。 「イゾルデ」という名称は、ネームレスが実験を受けていた頃に出会った少女の名前に由来する。ネームレスは過酷な実験で負傷していた時に救護班だったイゾルデと出会い、接していく中で次第に恋心を抱くようになる。イゾルデ自身もネームレスのことを少なからず想っており、互いに惹かれ合っていった。 別れを惜しみつつ退院した後に再び実験へ戻ったネームレスは、自分専用のカスタムグローブが開発中であることを告げられる。「成功すれば下級幹部に迎えてやる。それなら彼女を手元に置く事もできる」と約束され、イゾルデに会うことだけを目的に、より過酷となる実験に必死で耐え抜いた。そして遂にグローブが完成する。こうして炎を制御できるようになったネームレスは幹部となり、グローブと共に数々の任務をこなす日々を送る。 だがその最中、ネスツを離反した科学者の抹殺任務に就いていたネームレスは、ターゲットである科学者から、イゾルデとの出会いも、彼女に会うためだけにネームレスが過酷な実験に耐え抜いたことも、全てがネスツによって仕組まれた計画であったことを知らされる。 さらにイゾルデは、「アンチK'」が持つ「氷を操る力」の因子を持って生まれた実験体(もっとも本人にその自覚はなく、戦闘力も皆無だったという)で、最初からネームレスのカスタムグローブを造るためだけの存在だった。そしてカスタムグローブ開発の際、材料となる氷の因子を体内から取り出されて死亡したのである。 ネームレスはその事実を信じたわけではなく、多くの疑問を抱きながらネスツへの不信感を募らせる。そんな中、「KOFに出場して裏切り者を殺せ」という命令が下される。ダメ元で「成功した暁にはあの時の約束を守ってもらう」と頼むが、上層部はあっさり承諾した。 「彼らが素直に約束を守るなら一生飼い犬でもいい、守らないなら彼女を救出して共に逃げよう、だが、もし本当に彼女の死が真実だったとしたら、その時はネスツを滅ぼすまで」とネームレスは任務失敗の可能性を微塵も考えていなかった。 イゾルデの容姿は「新雪のような白い髪を持った少女」の記述だけであまり語られていないが、設定資料やMAX2の演出でその姿が確認できる。「アンチK'のルーツ」という設定上、その顔つきはクーラ・ダイアモンドに似ており、彼女との掛け合いではネームレスが何かを感じ取る描写がある。
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イゾルデ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 18:54 UTC 版)
「トリスタンとイゾルデ (楽劇)」の記事における「イゾルデ」の解説
イゾルデは、『ニーベルングの指環』のブリュンヒルデと並ぶ、ホッホ・ドラマーティッシャー(超ドラマティック)ソプラノ役とされる。しかし、第1幕では気の強いところを見せるものの、薬を飲んで以降は、叙情的な声と表現が似つかわしい場面が多くなる。第2幕の「愛の二重唱」でも、イゾルデはトリスタンの言葉を反芻して追随する印象を与える。激しい愛の高まりを表現することはあっても、イゾルデは決して「猛女」というわけではなく、柔順な姿勢を一貫させていることではワーグナーの他の作品には見られないものである。
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イゾルデ
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「ゼノギアスの登場人物」の記事における「イゾルデ」の解説
ニサン正教第二代教母。創始暦9502年誕生。レネ・ファティマと教母補佐官ジークリンデの娘。教母となって母と共にニサン正教の再建に尽力した。アヴェ王国を建国したロニ・ファティマは亡き弟と共にその娘であるイゾルデも王族として公認、その縁によりニサン正教はアヴェの国教とされ、国家レベルで両国は相互扶助の関係で興隆していくことになった。イゾルデ以降、教母はエーテル能力を基準にしない世襲制になり、教母の役職名もやがて大教母になった。
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