regular tetrahedronとは? わかりやすく解説

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正四面体

(regular tetrahedron から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/18 18:03 UTC 版)

正四面体

種別 正多面体デルタ多面体四面体
面数 4
面形状 正三角形
辺数 6
頂点数 4
頂点形状 3, 3, 3
33
シュレーフリ記号 {3, 3}
ワイソフ記号 3 | 2 3
| 2 2 2
対称群 Td
双対多面体 自己双対
特性 凸集合

展開図の例
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正四面体(せいしめんたい、せいよんめんたい、: regular tetrahedron)とは、4枚の合同正三角形を面とする四面体である。

最も頂点・面の数が少ない正多面体であり、最も頂点・辺・面の数が少ないデルタ多面体であり、アルキメデスの正三角錐である。また、3次元正単体である。

なお一般に、n 面体のトポロジーは一定しないが、四面体だけは1種類のトポロジーしかない。つまり、四面体は全て、正四面体と同相であり、正四面体の辺を伸ばしたり縮めたりしたものである。

性質

正四面体のペトリー多角形
立方体の中の正四面体(アニメGIF
正四面体の対称性
  • 面の数は4、辺の数は6、頂点の数は4。これらは全て多面体で最少である。また、パスカルの三角形の第5段の2~4番目の数字でもある。
  • 頂点形状は正三角形であり、3本の辺と3枚の正三角形が集まる。これらはパスカルの三角形の第4段の2、3番目の数字である。
  • 自らと双対である(自己双対多面体)。
  • 対角線は存在しない。
  • ペトリー多角形正方形である。
  • 立方体 (±1, ±1, ±1) の4つの頂点 (1,1,1), (1,-1,-1), (-1,1,-1), (-1,-1,1) を結べば、正四面体になる。
  • 正四面体の辺の中点を結べば、正八面体になる。このとき4個の正四面体ができる。逆に正八面体の互い違いの4面を延長すると、正四面体になる。
  • 展開図は2通りあり、一方は正三角形、もう一方は平行四辺形になる。
  • 単独で空間充填は出来ないが、正八面体と組み合わせた空間充填は可能である。

対称性

対称性は、

  • 中心と頂点を通る直線について3回対称
  • 中心と辺の中点を通る直線について4回反対称、したがって線対称(2回対称)
  • 中心と辺を通る面について面対称

などである。

計量

辺の長さ

正六面体
(切稜する)
  • 切頂四面体
    (切頂する)
  • 正八面体
    (更に深く切頂する)
  • 切頂八面体
    (頂点と辺を削る)
  • 立方八面体
    (Expansionを行う)
  • 正二十面体
    (各面をねじる)
  • 星型八面体
    (2つを複合させる)
  • 5個の正四面体による複合多面体
  • 10個の正四面体による複合多面体
  • デルタ六面体
    (2つを貼り合わせる)
  • 正三角錐柱
    角柱を追加)
  • 正四角錐
    (角の数を増やす)
  • 側錐三側錐欠損二十面体
    (三側錐欠損二十面体を追加)
  • 三方四面体
    (各面の中心を持ち上げる)
  • 正六面体
    (各面の中心を更に持ち上げる)
  • 四方六面体
    (各面と各辺の中心を持ち上げる)
  • 菱形十二面体
    (各面と各辺の中心を、四角形に分かれるように持ち上げる)
  • 正十二面体
    (各頂点をねじる)
  • 正四面体リング
    (輪状に並べる)
  • 正五胞体
    (5つを4次元空間内で貼り合わせる)
  • 正十六胞体
    (16個を4次元空間内で貼り合わせる)
  • 正六百胞体
    (600個を4次元空間内で貼り合わせる)
  • 外部リンク




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