斜方立方八面体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/17 09:11 UTC 版)
斜方立方八面体 | |
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種別 | 半正多面体 |
面数 | 26 |
面形状 | 正三角形: 8 正方形: 18(6+12) |
辺数 | 48 |
頂点数 | 24 |
頂点形状 | 3, 4, 4, 4 3, 43 (正三角形1枚と正方形3枚が集まる) ![]() |
シュレーフリ記号 | rr{4, 3} rrr{3, 3} |
ワイソフ記号 | 3 4 | 2 |
対称群 | Oh |
双対多面体 | 凧形二十四面体 |
特性 | 凸集合 |
斜方立方八面体(しゃほうりっぽうはちめんたい、英: rhombicuboctahedron)、または菱形立方八面体[1](りょうけいりっぽうはちめんたい)、小菱形立方八面体(しょうりょうけいりっぽうはちめんたい、英: small rhombicuboctahedron)、切頂菱形十二面体[注釈 1](せっちょうりょうけいじゅうにめんたい、英: truncated rhombic dodecahedron)、同相双四角台塔柱(どうそうそうしかくだいとうちゅう、英: elongated square orthobicupola)は、半正多面体の一種で、正六面体または正八面体の辺を削ったような立体である。アルキメデスの正八角柱の両底面に正四角台塔を貼り付けた形(正八角柱の4つの側面の2辺に正三角形が接するもの)、あるいは菱形十二面体の各頂点を辺の中心まで切り落とした形でもある。立方八面体の各頂点を辺の中心まで切り落としたような形にもなっているが、正確ではない。
この立体自体には菱形の面を含まないにもかかわらず菱形立方八面体という呼称があるが、この「菱形」は、菱形十二面体に由来する面を持つ事に由来する[1]。
性質
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- 表面積: 一辺を
近縁な立体
一様多面体
-
一様大斜方立方八面体
rr{4, 3/2}
ジョンソンの立体
-
ミラーの立体
(片側を45°回す) -
双四角台塔反柱
(22.5°ねじる) -
正四角台塔柱
(片側の台塔を取り除く) -
同相双三角台塔柱
(台塔の角の数を減らす) -
同相双五角台塔柱
(台塔の角の数を増やす)
その他
注釈
出典
- ^ a b ダウド・サットン『プラトンとアルキメデスの立体 三次元に浮かびあがる美の世界』青木薫 訳、ランダムハウス講談社〈ピュタゴラス・ブックス〉、2005年11月、[要ページ番号]頁。ISBN 4-270-00107-0。
関連項目
斜方立方八面体と同じ種類の言葉
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