斜方二十・十二面体とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 斜方二十・十二面体の意味・解説 

斜方二十・十二面体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/23 02:52 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
斜方二十・十二面体

種別 半正多面体
面数 62
面形状 正三角形: 20
正方形: 30
正五角形: 12
辺数 120
頂点数 60
頂点形状 3, 4, 5, 4(正三角形1枚と正方形2枚と正五角形1枚が3,4,5,4の順に集まる)
シュレーフリ記号 rr{5, 3}
rsr{3, 3}
ワイソフ記号 3 5 | 2
対称群 Ih
双対多面体 凧形六十面体
特性 凸集合
テンプレートを表示

斜方二十・十二面体(しゃほうにじゅうじゅうにめんたい、: rhombicosidodecahedron)、または菱形二十・十二面体[1](りょうけいにじゅうじゅうにめんたい)、小菱形二十・十二面体(しょうりょうけいにじゅうじゅうにめんたい、: small rhombicosidodecahedron)、切頂菱形三十面体[注釈 1](せっちょうりょうけいさんじゅうめんたい、: truncated rhombic triacontahedron)とは、半正多面体の一種で、正十二面体または正二十面体の辺を削ったような立体である。菱形三十面体の各頂点を辺の中心まで切り落とした形でもある。二十・十二面体の各頂点を辺の中心まで切り落としたような形にもなっているが、正確ではない。

菱形二十・十二面体という呼称の「菱形」は、菱形三十面体に由来する面を持つ事に由来する[1]

性質

斜方二十・十二面体は正十二面体(青い面)、もしくは正二十面体(赤い面)を膨張させた形をしている
赤い面は正十二面体由来、青い面は正二十面体由来、黄色い面は菱形三十面体由来
  • 6個のアルキメデスの星型五角柱による複合多面体

  • 12個のアルキメデスの星型五角柱による複合多面体

  • 不正確

    近縁な立体

    一様多面体

    ジョンソンの立体

    その他

    関連項目

    注釈

    1. ^ chamfered dodecahedronを意味することもある。

    出典

    1. ^ a b ダウド・サットン(2005/11/16)『プラトンとアルキメデスの立体 - 三次元に浮かびあがる美の世界』(青木 薫訳)ランダムハウス講談社

    外部リンク




    英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
    英語⇒日本語日本語⇒英語
      

    辞書ショートカット

    すべての辞書の索引

    「斜方二十・十二面体」の関連用語

    斜方二十・十二面体のお隣キーワード
    検索ランキング

       

    英語⇒日本語
    日本語⇒英語
       



    斜方二十・十二面体のページの著作権
    Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

       
    ウィキペディアウィキペディア
    All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
    この記事は、ウィキペディアの斜方二十・十二面体 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

    ©2025 GRAS Group, Inc.RSS